Last Updated on 2020年10月8日 by wpmaster
広島は、3回表、鈴木誠也が阪神先発青柳にした投手返しの打球が青柳の左膝外側に当たり、右前に達する。糸井は、後足の拇指球にウェイトがかかり、ストライドが広い。田中広輔は、三塁ベースを蹴ってからハーフウェイを走るときも、ラインの外側に膨らませて走っている。しかし、糸井の右肘の推進が遅れた分、これが二塁打となり先制する。6回裏、阪神は、一死二塁から、近本が打った一ゴロを打つ。松山は一歩前に出るからガイドハンドでボールの軌道を捕まえられないから一歩下がる。左足スパイクの内側が一塁線方向に滑り、骨盤が浮く。松山が後逸する間に同点に追い付く。先発九里は、6回1失点(自責点0)。しかし、前足を軸に投げられていないので、リリースの瞬間、投球腕上腕部が凹んでいるのは懸案事項である。このことは、後述のケムナ誠、塹江にも当てはまる。7回裏、代打大盛が桑原から右中間に2号ソロを放ち、広島が勝ち越す。更に広島は、二死一二塁から松山の左前安打で一点を追加する。8回表、ケムナ誠は、三振を奪った投球は何れもワンバウンドさせている。二死満塁から、三好は、三塁定位置に守ってたが、原口の打球に対し、左足の拇指球で地面を蹴ってから後足の股関節を外旋。前肩ローテカフが背骨の方に入り、前肩が前に出てからガイドハンド(グラブを持っていない右手)の肘が出る。故にボールの軌道を捕まえられない。阪神は、原口の左前安打で同点に追い付く。延長戦に入り、10回表、塹江は、無死一塁から、投球をワンバウンドさせ、坂倉が後逸し、一塁走者が二塁に進塁。島田が送って熊谷が中前安打を放ち、阪神が勝ち越す。広島は、その裏、一死満塁から堂林の遊ゴロの間に同点とするが、勝ち越すことはできずに引き分けた。
プロ初安打宇草孔基のバッティング
宇草は、前足小指球で地面を蹴ってから左股関節を外旋する。インパクトの直前で左手首を背屈する間ができない。左手の親指でグリップを押し込む間ができないからヘッドが手首のラインより下がる。故にヘッドアップ(ヘッドを下から上に擦り上げる)して二ゴロと三ゴロ。これが良くない。
第三打席も前足小指球で地面を蹴ってから左股関節を外旋する。左足のズパイクの内側でエッジをかけてしまう。前肩が背骨の方に入り、左足踵が一塁側に滑る。前肩を開いてから振り下ろし始めに左足拇指球にウェイトが残り、左足にウェイトが残る。押手の前腕部でグリップからヘッドを前に運ぶ日本式のレベルスングであるが、右肘を抜かなかった分、ヘッドが残った。左翼への二塁打
大盛は、前足小指球で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋。桑原は、前足拇指球で地面を蹴ってから右股関節を外旋。右腕を骨盤の横に持ってくたとき、左腕ローテカフが背骨の方に入る分、大盛は、左股関節を外旋し、手首を間ができた。大盛は、前足の着地位置を探り、左手親指でグリップを押し込んでから前膝で地面を蹴っている。差されているが、前肘を抜かなかった分、ヘッドが残った。
大盛の方が前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋するまでの間が宇草より短い分、前肩、前肘が背骨の方に入る動作が宇草よりも小さい。
現段階では、大盛の方が宇草の相当上に進んでいる。