Last Updated on 2020年8月17日 by wpmaster
広島先発大瀬良は、5回被安打8で5失点と3点ビハインドで降板。その後に登板した菊池保則がサンズに2ランを打たれ、モンティージャが連打され、阪神に突き放された。広島打線は、鈴木誠也のソロ本塁打及び犠飛による2得点のみで、毎度の如く阪神先発西を打ち崩すことができなかった。
先発大瀬良のピッチング
大瀬良は、骨盤の回転が先行して投球腕の楕円運動と骨盤の回転に誤差が生ずるダブルプレーン投球で逆球が多かった。
1回裏、西川は、三塁側に背を向けて打球を追う。前肩が背骨の方に入る。前肩を開かないとガイドハンドの肘が出ない。体位を入れ替えないと送球できないので、鈴木誠也が捕球するのが妥当。鈴木誠也は、右翼席に背を向けて打球を追うものの、前肩が背骨の方に入る。ガイドハンドでボールを捕まえることができずに後逸する。
3回裏、大瀬良、松山、會澤は、共に引手主導でボールを捕まえているので、ガイドハンドが前肩に後れて出る。3人揃って捕球できない。
菊池保則、モンティージャのピッチング
菊池保則は、右肘を逆Lにしたとき、左腕上腕部が背骨の方に入る。逆Lから右肘をつまみ上げていく過程で両肩がM字になる。右肘をつまみ上げたときに右足小指球にウェイトがかかり、Cアーチが崩れる。
サンズは、前肩を残しインサイドアウウトスイングで右翼席の本塁打を打つ。
モンティージャは、左足小指球で地面を蹴る。右足踵で地面を蹴ってから、左足踵で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。右腕上腕部が背骨の方に凹む。
左肘をつまみ上げたときに左足小指球にウェイトが移り、Cアーチが崩れる。
大山は、ヘッドをボールの外側に入れてヘッドを残し、左翼の左を破る安打を打つ。