01/08/2020床田61球3回4失点ケムナ誠59球2回7失点

Last Updated on 2020年8月28日 by wpmaster

1点差負けも大差負けも同じ1敗としてカウントされる。しかし、選手は、この事実を疎外することにしてはいけない。

床田寛樹のピッチング

床田は、47球目、左足小指球で地面を蹴り、右足拇指球で地面を蹴ってから、右足踵で地面を蹴って投球肩を前肩より下げる。投球肩を担ぐ過程でローテカフにかかる負荷が増す。左肩関節を外転したときに左足拇指球にウェイトが移る。後足にウィエイトが残る。リリースの瞬間、前膝が屈曲し、前膝下のラインがO脚になる。左腕上腕部が凹み、投球をワンバウンドさせる。
取られた点数は、ケムナより少ないが体の使い方としては床田の方が良くない。

ケムナ誠のピッチング

ケムナは、17球目、右足のスパイクの外側で地面を蹴って投球肩を前肩より下げてから、左足踵で地面を蹴る。このまま、着地位置を探らず真下に落として投球肩を担げば、ローテカフの損耗を軽減できる。しかし、右腕を骨盤の手前に持って来てから右肩関節の外転の終了まで更に投球肩を下げる。この間、右足小指球にウェイトが移っていく。左膝を押して右肩関節の外転のときに右足小指球にウェイトが移る。右足踵が右足つま先の前に来て一塁側に倒れる。すなわち、後足のウィエイトが残ってしまっている。左足は踵から着地するが、前肩、前膝が開く。リリースの瞬間、両股関節をぶつけると、左足外側のラインがo脚になる。右腕上腕部が凹み、クィックで投じた投球をワンバウンドさせる。

ケムナは、右肩関節の外転の途中で右足小指球にウェイトが移る。リリースの瞬間、左足外側のラインがO脚になる。

岡本は、左足小指球で地面を蹴って前膝を上げ始めてから後の股関節を外旋する。右足つま先を捕手方向に向ける。前肘が背骨の手前に入る。右手の親指でグリップを押し込んで前膝で地面を蹴る。しかし両腕がほぼ突っ張る。すなわち、ヘッドがしならない。バナナカーブを作って左翼ポール近くに本塁打を打つ。

総括

ケムナは、試合を壊したが、必ずモノになる投手。担ぎ投げなので、第二先発としてではなく15球で1イニングを食うリリーフ投手として起用していくのがベストだろう。