Last Updated on 2022年4月15日 by wpmaster
高校野球の予選なんて、控えの部員以外は、スタンドは、ほぼ無人
無観客で行われた試合、私は、自分が野球をやっていた頃を思い出します。
かつて、落合博満は、ヒッチとコックをしないから前肩が内に入るとyoutubeで言っていた。
しかし、最近、ファストボールの間で、素振りをしていて気付いたのだが、予備動作にコックを採り入れても、1回目のステイバックのときに、前肩が内に入る。どんな打者も必ず、ヒットを打ったとき必ずヒッチしている。コックは、横の動きも加わる。ヒッチする間が作れないのだ。
コックは余分な動作だったのだ。
しかし、ヒッチだけを採り入れると前肩が内に入らないのだ。
大瀬良大地のピッチング
大瀬良は、右足踵に体重をかけて骨盤を後傾して二段モーションを行う。「く」の字のときに右足小指球に体重がかかる。
大瀬良は、リリースの瞬間に前膝で地面を蹴って前膝を突っ張らせる。右腕前腕部の回外のときに左足のスパイクの外側の踵寄りで左足をシャッフル、右足をターン。両足をクロスさせても、フォロースルー期に前膝の壁が崩れる。
1回表、瀬良は、7球目、クイックで始動、「く」の字を作ったときに右足小指球に重心が移る。リリースの瞬間に左膝が突っ張り、右足の小指球を支点に右膝が落ちる。しかし、右腕上腕部が凹む。右腕前腕部を回外すると左足の股関節より下のラインがO脚になる。アウトローにカットボール137キロをバウンドさせる。大瀬良は、左肘と左膝を並進させる前に後ろの股関節で二塁ベース方向に全く蹴れていない。
ビシエドは、ストライドを狭めて左足を着地、ヘッドも立っている。
大瀬良は、ボールをグラブに入れたまま右足をプレートの後ろに外す。
ビシエドは、8球目、真ん中高目のツーシームに対し、右肘の推進より先に左肘を抜いてしまい、バットを放り投げる。一塁側バックネットにスライス回転がかかったファウル。
大瀬良は、12球目、クイックで始動。右股関節で二塁ベース方向に蹴り切れないまま、左膝、左肘を並進。リリースの瞬間に前膝で地面を蹴って前足を突っ張らせる。右腕前腕部の回外のときに左足のスパイクの外側の踵寄りで左足をシャッフル、右足をターン。両足をクロスさせても、フォロースルー期に前膝の壁が崩れる。
ビシエドは、12球目、アウトローのツーシーム142キロに対し、、左膝が屈曲、ヘッドアップさせて二ゴロ
4回表、大瀬良は、40球目、2回目に前膝を上げたときに右股関節を外旋し二塁ベース方向にステイバック。上体と下半身に捻転差ができている。権藤博は、これに関し間ができている、タメがあると褒めていたが、大瀬良は、2回目に前膝を下したときに右股関節の外旋が解けている。故に、右肩関節の外転のときに右足のスパイクの内側でエッジをかけてCアーチが崩れる。引手の前腕部の回内が解ける。リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。フォロースルー期に前膝が一塁側に屈曲する。アウトローにスライダー126キロが外れる。実際には、後ろの股関節にタメがない。
加えて、49球目からは、右肩関節の外転のときに、体重が右足の拇指球にかかっている。上体が一塁側に突っ込んでリリースの瞬間に右腕上腕部が凹も投球が増える。
大瀬良は、フィジカルが既に損耗させた状態からプロに入ってきたから、私は、大瀬良に完璧を求めていない。
怒りはないけど、大瀬良は、相変わらず良くないよ。
カープファンは、試合を観ていた人間の100%が大瀬良のピッチングが完璧だと口を揃えるが、一体どこからその自信はくるのだろうか。
7回、阿部は、76球目のアウトコースベルトよりやや下のカットボール137キロにヘッドアップして三ゴロ。
京田は、86球目のアウトロー(左打者のインロー)のフォーシーム146キロを打って一二塁間のゴロ。
大島は、98球目、真ん中低目のフォーク139キロを打って二中間に落ちる安打、
周平は、100球目、真ん中内寄り(左打者の外寄り)のスライダー127キロを打って一ゴロ。
何れの打者に言えることは、当たりは良くないし、阿部は、ストライドも広い。
しかし、前足を着地したとき、すなわち、スイングする直前に前肩が残っているのである。
阿部の三ゴロに関しては、サード安部も前に出て前肩を開いて打球の軌道の正面に入る拙守。
加えて、京田の場合は、左足のスパイクの外側で地面を捕手側に蹴ってストライドを狭めている。引手の肘を畳んで右手の拳で左手の人差し指の付け根を押し込んでヘッドを残している。
大島は、左足の拇指球を支点に左足のスパイクでエッジをかけて左足が前に出され、右足がインステップしている。引手主導のスイング。しかし、前膝で地面を蹴って前の股関節を引っ込める。インパクトの瞬間、前膝は突っ張り切らないが、前肩を残し手首を返していない。
更に、髙橋周平は、他の打者より明確にヒッチをしている。前膝で地面を蹴って両股関節が引っ込む。インパクトの瞬間、前膝が突っ張る。ヘッドステイバックが大きい。左足母指球で地面を捕手側に蹴って後ろ足に体重を残さない。だからヘッドアップしても安打になる。
郡司は、96球目、アウトローのフォーシーム144キロに対し、後ろの股関節で地面を蹴ってからストライドを狭めている。ヘッドも立っている。大瀬良は、郡司のストライドを広げることができていないから、ストライクを取ってもらえない。
大瀬良は、前肩の開きが投球肘の推進に先行する手投げであるから、打者は、わずかにヒッチする間ができ、後ろの股関節を外旋する間ができる。よって打者は、前肩が内に入らない。
中日の各打者は、外形上は、不細工な動きをしているが、最低限の打撃の動きをしているから連打を打つことができる。
運命なんて存在しない。不運なんかじゃないんだよ。
バカープファンは、素人だから不運を連呼しても構わないが、実況は、坂上っていうのか?
労働者を洗脳するのがアナの仕事
坂上は、不運な当たりを連呼する。
しかし、俺に言わせれば、
おまえ、それでも、プロか?
お前なんか、大下に恫喝されろよ。
9回裏、広島打線のバッティング
打つ方では、キクと崇司のチビ男コンビだけだな。良かったのは。
菊池涼介は、真ん中低目のカーブ116キロに対し、フィニッシュで上体が前の股関節より前に出されているが、インパクトの瞬間は、前膝で地面を蹴って前膝が突っ張っている。ヘッドステイバックできている。
後ろの股関節で捕手側に地面を蹴れているから波動ができる→インパクトの前まで脱力ができる。
菊池涼介は、左中間席に本塁打を打つ。
上本は、真ん中低目のフォーク132キロに対し、インパクトの瞬間、前膝が突っ張って、鈴木誠也やピレラのように弓状にしなる。ヘッドをボールの外側に入れて縦にブチ抜いている。ヘッドステイバックもバナナカーブも大きい。
一方、西川は、安打は出ているが、全打席、前肩が内に入る→前肩が押手の肘の推進より先に開くドアスイング。ヒッチする間が作れていない。
引手の拳と押手の親指で辻褄を合わせている。
最終打席、投手の岡田俊哉は、左腕を背中の方に引く。頭とボールを持つ手が離れ、左腕上腕部を外旋する間ができない。左足、右足共にインエッジで、ストライドが広がる。右膝が屈曲する。
左腕上腕部が凹んで、16球目に、アウトローにスライダー123キロをワンバウンドをさせる。
西川は、このワンバウンドを振って空振り三振。
會澤は、28球目、真ん中低目のスライダー124キロに対し、前膝で地面を蹴るが前膝が突っ張りきらない。インパクトの瞬間に差される。しかし、前肩が残っている。後ろ足の拇指球で地面を蹴って後ろ足に体重を残していないから、内野の頭を越える。
これもラッキーヒットではない。
堂林は、31球目、真ん中高目のスライダー121キロに対し、右足はインエッジの状態からストライドが広がりヘッドアップ。遊ゴロ
岡田俊哉は、16球目と同じ投げ方でワンバウンド投球。
高橋大樹は、36球目、アウトロー(右打者のインロー)のスライダー123キロに対し前肩が内に入る→前肩が押手の肘の推進より先に開く、ストライドも広がる。このワンバウンドの投球を空振り三振。
当落線上の堂林、高橋大樹もアピールできなかった。
柳裕也のピッチング
柳は、18球目、右腕前腕部を回内し右肩を下げたとき右足踵に体重がかかる。右足の股関節の外旋はできている。しかし、大腰筋が内旋し始め、上体と下半身の捻転差が解ける。左腕前腕部を回内しているが、左肩関節をわずかに左肩甲骨に格納し始める。
リリースの瞬間に左膝は突っ張るが、右膝が三塁側に外れる。右腕上腕部が凹み、スライダー124キロをアウトローにワンバウンドさせる。
鈴木誠也は、右股関節を外旋しストライドを狭める。ヘッドも立つ。スイングしない。
2回裏、柳は、右足のスパイクの外側の踵寄りに体重をかけ右股関節を外旋し2段モーション。2回目に左膝を下したときも右股関節の外旋が解けない。骨盤も緩く前傾している。右足のスパイクの外側でエッジをかけ二塁ベース方向にステイバックしている。
柳は、43球目、右肩を左肩よりも下げ右足のスパイクの外側に体重をかける。右股関節で地面を蹴る。右腕を骨盤の横まで引いたときに、左腕前腕部の回内はできている。しかし、骨盤は滑らないものの、右足踵が一塁側に滑る。右肩関節の外転のときに、左足は、スパイクの内側の踵から着地する。しかし、右足小指球に体重が移り、Cアーチが崩れる。左腕前腕部の回内が解ける。リリースの瞬間に左膝は突っ張り、右膝も真下に落ちる。
菊池涼介に本塁打を打たれる。
4回裏、柳は、49球目、両肩峰をぶつけてき、リリースの瞬間に前膝が突っ張る。右膝が真下に落ちる。右肩甲骨をリブダウン、一塁側に上体が地面と平行になるまでタンブル、右膝を一塁側にターン。両足をクロスさせても左膝の壁が崩れない。
鈴木誠也は、49球目、真ん中のフォーシーム141キロに対し、前肩は動かないが屈曲した前肘が内に入る。前肘を押手の肘より先に前肩の位置まで戻さざると得ない。右股関節を外旋し切れない。
前膝で地面を蹴るが、前膝が突っ張り切らずに差される。フォロースルー期になってから前膝が突っ張る。打球にスライス回転がかかり一二塁間の飛球
柳は、右肩関節のときに両肩甲骨がぶつかる。最大外旋位も大きい。すなわち、右腕前腕部がしなる。フォロスルーも大きい。
松山は、予備動作にコックを採用。一回目のステイバックの過程で前肩が内に入る。前肩が押手の肘の推進より先に開き、ストライドが広がる。インパクトの瞬間に前膝が突っ張り切らない。51球目、アウトロー(左打者のインロー)のフォーシーム140キロを打って右飛
柳は、58球目、前膝を内に入れたときには、右足のスパイクの外側に体重がかかり、二塁ベース方向に地面にステイバック。右肩を左肩より下げ、骨盤を前傾させて「く」の字を作ったときに、右足小指球に体重が移る。リリースの瞬間に、前膝が突っ張る。右膝が真下に落ちる。しかし、右足のスパイクの外側のラインが三塁側に傾き、右腕所腕部が凹む。アウトローにカットボール130キロをワンバウンドさせる
會澤は、、前肩が内に入る→前肩が押手の肘より先に開く、ストライドも広がる。ワンバウンドの投球を空振り三振。
5回裏、柳は、73球目、関節の外転のときに右足の拇指球を支点にし右足踵が地面を離れる。cアーチが崩れる。左腕前腕部の回内が解ける。両肩甲骨がぶつからない。
田中広輔は、、前肩が内に入る→前肩が押手の肘より先に開くで2つの空振り三振。5回裏の打席は、二塁走者の野間が三盗に失敗し、三振併殺。アウトロー(左打者のインロー)のカットボール130キロに対し、最後左膝が地面に着くが、ストライドが広がっている。後ろ足の拇指球を支点に後ろ足を軸に骨盤が回っている。フルスイングできた故に左膝が地面に着いたのではない。
鈴木誠也は、89球目、アウトローのカットボール131キロに対し、予備動作にコックとヒッチの両方を採り入れるが、前肩が少し内に入る。右足の拇指球に体重が移り、引手主導でスイング。空振り三振
中日の新外国人ルイスゴンザレスのピッチング
ゴンザレスは、左足踵に体重をかけ左股関節を外旋し右膝を上げる。骨盤は前傾している。
右膝を下し、二塁ベース方向に振ったときも左股関節で地面を二塁ベース方向に蹴っている。左股関節の外旋が解けていない。左腕前腕部を回内し左肩を右肩よりも下げる。左腕は骨盤の横までしか引かない。
左肩関節の外転のときに、左足スパイクの外側に体重をかけCアーチができる。右腕前腕部の回内も解けていない。右膝を曲げず、右足はスパイクの内側の踵から着地。右足のインステップは極端ではない。リリースの瞬間に右膝が突っ張るが、左足の小指球で地面を蹴って左足のつま先まで地面を離れてしまっている。左膝は真下に落ちている。
髙橋大樹は、3球目、ウトロー(右打者のインロー)のフォーシームに対し、ドアスイングで捕邪飛
長野も、4球目、ウトロー(右打者のインロー)のフォーシームに対しドアスイングで二飛
総括
点差は、一点差だが、中日打線と広島打線の各打者の打撃を見ると、点差以上に開きがあった。
大瀬良は、良くないながらも6回までは試合を作ったが、連打で1イニングに4点取られたところは問題にして原因を究明しなければばならないだろう。