2019広島vs中日8回戦,野村祐輔4回5失点,大野雄大に3安打完封される

Last Updated on 2019年11月24日 by wpmaster

実体には価値や性質が備わっていない。人間が肉体を稼働して商品役務、利潤を産み、傍観者が価値、性質を付する。

巷間暴走族と呼ばれる者は、遅延行為によって後続車両の進路を妨害しているのに、暴走族。

ジャイアンの声を演じていた、たてかべ和也は、クラッカクラッカクラッカ×2とメリスマ唱法で歌うソロモンバークの声に似ており、実は歌が上手い。なのにピッチの外れた奴が歌を歌うとジャイアンリサイタルと称される。

世の中実体の動きと一致していないネーミングが多いのだ。

さて試合に入る。

大野奨太のピッチングvs広島打線

試合は、3回の4失点で壊れたが、大野雄大は手投げ、腰投げの投球で制球し、内容は良くない。フィジカルが消耗し一方的に試合に負けるにしてもゼロはいかん。完封を免れるにしてもファウル連発、セーフティー、スクイズ、走り打ちは厳禁だ。

2回表

鈴木誠也は、ステイバックで右足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、右足がインエッジの状態からストライドが広がり、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのスライダー131キロを見逃し三振

走者一、二塁の場面で、田中広輔は、ステイバックのときに左足のスパイクの内側でエッジをかけ、踵が地面を離れてしまっている。ステップ幅が広くフルスイングできずに見逃し三振。メンタルは関係ないのだ。

6回表

バティスタは、76球目、インコース(右打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート143キロに対し、右足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、右足がインエッジの状態からストライドが広がり見逃し三振。

7回表

鈴木は、83球目、真ん中低目のチェンジアップ138キロに対し、右足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、右足がインエッジの状態からストライドが広がる。右足の拇指球を支点に後ろ体重になり、空振り三振

長野は、88球目、真ん中低目のチェンジアップ140キロに対し、右足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、右足がインエッジの状態からストライドが広がる。空振り三振

松山は、96球目、アウトコースベルトの高さのストレート146キロに対し、左足のスパイクの外側に体重を乗せる間がなく、左足がインエッジの状態からストライドが広がる。見逃し三振

8回表

大野雄大は、99球目、手投げの投球で、リリースの瞬間に左膝が伸び、左足の拇指球から小指球を支点に左足が立ち、左足踵が左足つま先の真上に来ている。右足の踵を支点に右膝が突っ張るが、左腕上腕部が凹み左肘が下がる。アウトローにスライダー135キロをワンバウンドさせる。
田中広輔は、99球目、踵体重になってこれを空振り三振

3回裏の守備

野村祐輔は、ステップする前の段階、上体と左足で「く」の字を作ったときには、右股関節の外旋と左足内転筋の内旋ができている。ステイバックしスパイクの外側でエッジをかけている。骨盤が前傾しており、滑っていない。

しかし、右肘をつまみ上げたとき、右足は踵が地面から離れて拇指球を支点に右膝が内に入る。左足はスパイクの内側から着地できているが、左手は親指が上で左肩が開く。

平田は、左足の着地位置の探りのときに、ヒッチアップ(グリップの位置を上げる)し、ステイバックする。スパイクの外側でエッジをかけている。右肘はヘッドの外側にあるが、右脇が空いていない。

左足の甲をオープンスタンスにして左足を着地し、左膝は閉じている。右肘はヘッドの外側にあるが右脇は空いていない。右足はインエッジ(スパイクの内側でエッジをかける)になり、右股関節の外旋がないから左足内転筋の内旋がない。両股関節をぶつけたときに左膝が曲がっており、左足の壁ができない。ヘッドをボールの外側に入れ手首の下がりを抑え左手で右肘の推進を押し戻して擦り下ろす。

平田は、野村のカーブを引き付けて左足を軸に骨盤を回すことができていないのだが、バットコントロールにより左中間塀を直撃する。

長野は、本塁側に背を向けてクッションボールを捕球、左肩の方に向きを変えてライトスタンドに背を向ける。トップを入れ直す。中継には、田中広輔と菊池涼介が入り、菊池涼介が三塁ベース方向に向かいながら長野から山なりのの送球を捕球。バティスタがセカンドベースカバーに入る。二塁ベースを回った平田は、加速して三塁に走る。
中日側は、長野の弱肩を突いてきた。

現代は、左打者が逆方向に打った打球も速くて強い。芝や地面の掘れ具合で打球の軌道は変わる。サードは深く守って長打を防ぐのが基本。ボテボテのゴロも待って捕りスローイングでカバーする。安部は守備位置が前すぎる。

安部は、打球の正面に入り右足のスパイクの内側でエッジをかけステップ幅が広がる。打球の正面に入るからボールの軌道とトップの距離が取りにくい。間が作れずに待って捕ることができない。右足に重心を戻し、右膝を地面に付けるから両膝がロックされてしまい、前に弾いてしまう。

野村は投ゴロを捕球し、一旦、左肩を右肩の方に回転させ、回転方向を変えずに左足の甲を三遊間に向ける。右足のスパイクの外側でエッジをかけ右肘をつまみ上げ、サイドアームで送球し、インハイに送球が外れる。二塁フォースドアウトの間に平田がホームイン。

打者ビシエドのところで大島がスタートを切る。會澤は、逆手で捕球したところまではいい。しかし、右肘をつまみ上げたときに、右足はスパイクの外側でエッジをかけ、左足はインステップでスパイクの外側から着地している。左肩が残るが左手は親指が上、両肩甲骨がぶつからない。右肘の推進が左肩の開きに遅れる。送球をワンバウンドさせてボールは外野へ抜け、大島は三塁に進塁。

ビシエドのところでも、野村は、右肘をつまみ上げたときに、右膝が内に入り、左肩が開いている。メンタルは関係ない。

ビシエドは泳いで右足に重心が残るが、ヘッドがボールの内→外と入り、手首を返さずに右前安打を打つ。

山口翔のピッチング

一方的なビハインドになったことで、僅差の試合に投げる投手を起用せずに済んだ。2番手は一軍に昇格したばかりの高卒2年目の山口翔。

山口は手投げの投球でリリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。阿部にはスウェイしながらもヘッドをボールの外側に入れボールを引っ掛けて打たれる。

髙橋周平に対しても、手投げの投球でリリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。髙橋周平はヘッドをボールの内→外に入れ手首の下がりを抑えて左前安打。

山口は、ステップ前の段階、上体と左足で「く」の字を作ったときにスパイクの外側でエッジをかけていて骨盤も前傾しており滑っていない。しかし、腱が伸びずに踵が地面から離れている。右股関節の外旋が足りないから左足内転筋の内旋がない。

右肘をつまみ上げたときに、右足はスパイクの内側でエッジをかけ拇指球を支点に右膝が内に入り、体軸が少し三塁側に傾いてしまう。左足はスパイクの内側から着地しているが左手は親指が上で左肩左膝が開いている。
リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、遠藤の右膝上に死球を与えてしまう。

投手の大野雄大に対しては、13球目はオーバーハンドに近い角度で投球でき、15球目はスリークォーターだが、両足をシャッフルさせてターンとタンブルを行って投げていた。

回跨ぎした6回裏に再び対戦した阿部を三振に取るが、この投球も手投げでリリースの瞬間に右腕上腕部が凹んでいる。

結果は、2回無失点だが、現段階では一軍では通用しないだろう。

試合経過

1回表

野間は、3球目、インハイのストレート142キロを打って二ゴロ

菊池涼介は、7球目、アウトハイ(右打者のインハイ)のストレート146キロを打って二飛

バティスタは、12球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のチェンジアップ139キロを打って三ゴロ

1回裏

平田は、2球目、アウトハイのスライダー131キロを打って左前安打

京田は、7球目、インロー(左打者のアウトロー)のチェンジアップ128キロを空振り三振

大島は、11球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのカットボール135キロを打って一ゴロ

ビシエドは、18球目、アウトハイのカットボール139キロを打って二ゴロ

2回表

鈴木は、16球目、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのスライダー131キロを見逃し三振

長野は、22球目、真ん中高目のストレート149キロを打って右飛

安部は、23球目、インコースベルトの高さのスライダー125キロを打って右前安打

大野雄大は、29球目、アウトロー(右打者のインロー)のスライダー128キロが外れて會澤に四球を与える。

田中広輔は、34球目、アウトローのスライダー130キロを見逃し三振

2回裏

野村は、19球目、インハイにシュート138キロが外れて阿部に死球を与える。

髙橋周平は、20球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のシュート139キロを打って左中間に二塁打
広島0-1中日

遠藤一星は、21球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのスライダー129キロをバント失敗 投飛

加藤は、25球目、インハイのシュート139キロを打って遊ゴロ

大野雄大は、27球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシュート140キロを打って遊ゴロ

3回表

大野は、39球目、リリースの瞬間までに左足の拇指球を支点に左足が立ち、左膝が真下に落ちる。左足踵は、若干一塁側に傾く。リリースの瞬間、右足は、スパイクの外側の踵を支点にしており、インステップしている。左腕上腕部が凹み真ん中低目にチェンジアップ135キロをワンバウンドさせる。

野村は、ステイバックのときに投手に背中の左を向け、右足がインエッジからアウトステップでストライドが広がる。左肩の開きが右肘の推進に先行するドアスイングで空振り三振

大野雄大は、45球目、アウトコースベルトの高さのストレート147キロが外れて野間に四球を与える。

菊池涼介は、49球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のストレート145キロを打って中飛

バティスタは、50球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のチェンジアップ133キロを打って投ゴロ

3回裏

平田は、28球目、アウトコースベルトの高さのカーブを打って中堅塀直撃の三塁打

京田は、31球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのスライダー130キロを打って三ゴロ
サードがこれをファンブル

大島は、34球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のシュート138キロを打って投ゴロ
広島0-2中日

ビシエドは、36球目、アウトローのカットボール136キロを打って右中間に二塁打
広島0-3中日

阿部は、39球目、アウトローのチェンジアップ129キロを打って右中間に二塁打
広島0-4中日

髙橋周平は、45球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのチェンジアップ128キロを打って中前安打
広島0-5中日

遠藤一星は、46球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のカットボール135キロを打って三邪飛

加藤は、48球目、アウトコースベルトの高さのカットボール135キロを打って二ゴロ

4回表

鈴木は、51球目、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップ133キロを打って左飛

長野は、54球目、インハイ(右打者のアウトハイ)のチェンジアップ134キロを打って二ゴロ

安部は、56球目、インハイのストレート144キロを打って二ゴロ

4回裏

大野雄大は、54球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのシュート139キロを見逃し三振

平田は、59球目、真ん中低目のシュート40キロを打って左前安打

京田は、62球目、インロー(左打者のアウトロー)のシュート138キロを打って二ゴロ

野村は、66球目、アウトロー(左打者のインロー)のチェンジアップが外れて大島に四球を与える。

ビシエドは、74球目、インハイのシュートを打って投ゴロ

5回表

會澤は、60球目、真ん中のスライダー128キロを打って左飛

田中広輔は、61球目、アウトコースベルトの高さのスライダー126キロを打って二ゴロ

磯村は、67球目、真ん中高目のストレート146キロを見逃し三振

5回裏

阿部は、6球目、アウトハイのスライダー126キロを打って左飛

髙橋周平は、10球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のストレート146キロを打って左前安打

山口翔は、11球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダー132キロが外れ遠藤一星に死球を与える。

加藤は、12球目、アウトローのストレート145キロを打って一ゴロ

大野雄大は、16球目、アウトロー(左打者のインロー)のスライダー127キロを見逃し三振

6回裏

平田は、19球目、真ん中低目のストレート143キロを打って二ゴロ

京田は、22球目、真ん中のストレート144キロを打って一ゴロ

山口翔は、26球目、手投げでリリースの瞬間に右肘が下がる。アウトロー(左打者のインロー)にスライダー134キロをワンバウンドさせる。

大島は、27球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のストレート146キロを打って二塁内野安打

ビシエドは、28球目、真ん中高目のストレート146キロを打って中前安打

阿部は、32球目、アウトハイのストレート149キロを見逃し三振

7回表

鈴木誠也は、83球目、真ん中低目のチェンジアップ138キロを空振り三振

長野は、88球目、真ん中低目のチェンジアップ140キロを空振り三振

安部は、91球目、インハイのストレート145キロを打って右翼線に二塁打

松山は、96球目、アウトコースベルトの高さのストレート146キロを見逃し三振

7回裏

髙橋周平は、3球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのストレート143キロを打って右飛

藤井皓哉は、8球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さにストレート144キロが外れて遠藤一星に四球を与える。

加藤は、12球目、インローのフォーク129キロを見逃し三振

藤井皓哉は、17球目、アウトハイにストレート141キロが外れて大野雄大に四球を与える。

平田は、19球目、アウトハイのストレート144キロを打って右翼線に二塁打
広島0-6中日

京田は、25球目、真ん中低目のストレート143キロを見逃し三振

8回表

田中広輔は、99球目、アウトローのスライダー135キロを見逃し三振

磯村は、104球目、アウトコース(右打者のインコース)ベルトの高さのストレート146キロを見逃し三振

大野雄大は、106球目、手投げでリリースの瞬間に左肘が下がる。アウトローにスライダー106キロをワンバウンドさせる。

野間は、107球目、真ん中高目のスライダー131キロを打って左中間に二塁打

菊池涼介は、108球目、アウトハイ(右打者のインハイ)のストレート141キロを打って中飛

8回裏

大島は、31球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのフォーク128キロを見逃し三振

ビシエドは、35球目、インハイのフォーク128キロを打って中前安打

阿部は、39球目、インコースベルトの高さのストレート139キロを打って中飛

髙橋周平は、44球目、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレート142キロを打って左前安打

遠藤一星は、47球目、アウトコース(左打者のインコース)ベルトの高さのストレート141キロを打って右飛

9回表

バティスタは、113球目、インロー(右打者のアウトロー)のチェンジップ133キロを空振り三振

大野雄大は、115球目、手投げの投球でリリースの瞬間に手首が寝る。インロー(右打者のアウトロー)にストレート144キロをワンバウンドさせる。

鈴木誠也は、120球目、アウトロー(右打者のインロー)のストレート145キロを見逃し三振

長野は、125球目、アウトロー(右打者のインロー)のチェンジアップ140キロを空振り三振