Last Updated on 2024年3月30日 by wpmaster
昨季、先発ローテーション入りした小野は、2019年2月17日の日本ハムとの練習試合で右肘を故障。
4回から2番手で登板し、5回無死一、二塁で森山への4球目を投げ終えたところで降板。
開幕に間に合うか微妙になっている。
昨季の通算成績
2018年は、春季キャンプ中の紅白戦(2月7日)からオープン戦にかけて29イニング連続無失点を記録。
開幕ローテーションに抜擢されると、全ての登板試合で先発を任された。
4月4日の対DeNA戦(横浜スタジアム)でシーズン初登板・初先発し初勝利を挙げる。シーズン5試合目の登板であった5月6日の対中日ドラゴンズ戦(甲子園)では、シーズン初登板からの3連勝を達成する。
ストレートの平均球速は、147キロで、菅野(148キロ)に次いでセリーグの先発投手では2位。
8月18日の対ヤクルト戦(神宮)では、シーズン2度目の3連勝を自身初の3登板試合連続勝利で達成する。この試合の終了した段階でで7勝3敗という成績を残していたが、以降の試合においては、4連敗でシーズンを終えた。
動作解析
小野は、右股関節を外旋してレッグアップとレッグダウンを2セット(二段モーション)行い、右足踵から右足の拇指球に重心を移してステップする。
テイクバックのときに右腕前腕部が回内するが、右腕を背中の方に引き、テイクバックが横に大きい。
テイクバックがアーム式に近いことがある。
右肘をつまみ上げたときにボールを持つ手と頭の位置が離れている。
左肩、左膝が開く。
左足は踵から着地する。
トップの角度が浅い(ボールを持つ手と頭の距離が離れている)。
トップを作ったとき、右膝が内に入り、右膝が沈む。
左肩、左膝が割れる。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外する。
トップを作った直後、右腕上腕部の外旋が大きい。
右肘が左肩、左膝の割れに遅れて出ることがある。
クイックで投げるときもクイックで投げないときも、左足の着地から右肘が出て行くまでの間が長い。
リリースの瞬間に左足が突っ張ることができているときと、左足が突っ張ることができていないことがある。
リリースの直後に右腕上腕部が凹むことがある。
リリースの瞬間に右肘が沈むことがある。
フォロースルーで左膝の壁が崩れることがある。
左足は踵から着地するので、球数を投げる毎に下半身が損耗し、マウンドが硬い東京ドーム、札幌ドームでの成績が良くない。
左足の位置を固定するのが難しい、黒土でマウンドの柔らかい甲子園、マウンドは硬いが粘土で掘れ易いマツダでの成績が良くない。
右股関節のタメが作りにくい、傾斜の緩やかな神宮での成績が良くない。
左足は踵から着地するので、左足の踵の位置を固定しにくい、粘土の神宮、マウンドが柔らかい横浜で1回、マウンドが黒土で柔らかい甲子園で2回暴投している。
傾斜が緩く右股関節のタメが作りにくいメットライフドームで1回暴投している。
上体が突っ込みやすい、マウンドの傾斜が急な京セラで2度、札幌ドーム、東京ドーム、ナゴヤドームで1度暴投している。
左足の着地から右肘が出てくるまでの間があるので、打者は、間を取ることができるので、いわゆる懐の深い打撃が可能であるが、ステップ幅を狭めて踏み出す足の着地が遅れないことが重要。
左肩が内に入って上体がホーブベースに被さるとフォークにヘッドが止まらなくなるので、両脇を空けてステイバックすることが重要。
各種指標
コース別成績
右打者
左打者
球種配分
球種別成績
対戦成績