Last Updated on 2019年3月8日 by wpmaster
本日は、オープン戦はなし。
社会人広島選抜との練習試合。
既に一軍が確定しているのが、投では野村、島内、野手では、曽根。
ボーダーラインが坂倉。
それ以外は、カープの将来を担う一員となり得るか否かの二軍メムバー
実績組は、実戦登板できるだけのフィジカルができて試運転できればいい。
一軍として計算できるメンバーは、勝敗よりもプロセス、二軍は成長度が重要。
気が付いたことを列挙する。
投手編
野村祐輔は、左足の着地から右肘が出るまでに間がある。
体軸は一塁側に倒れていたから、回転数の多いボールを投げられていた分、社会人の打者たちは、ヘッドが内に入ってスライス回転の当たりを打っていた。
ステップ幅が広いから、リリースのときに左膝が曲がってつま先より前に出ている。
すなわち、前のめりになって打者が泳いだような恰好になっている。
野村は、左足のステップ幅が広いのも、右肘の出が遅れる原因の一つだから、ステップ幅の修正が必要。
アドゥワは、フォーシーム、人差し指と中指で包み込むようにボールを引っ掛けて投げるカットボール、ムーヴィンファーストボール(握りの浅いチェンジアップ)、チェンジアップ、カーブと球種は豊富。
一番の課題は、フォーシームのレベルを上げること。
アドゥワは、ステップ幅が広く、トップが浅い。
右肘前腕部が回外してショルダーフォーストになっている。
左足の着地から右肘が出てくるまでの間が長い。
社会人は差されていたが、プロの一軍は懐の深い打撃ができる。
リリースの瞬間に右足が突っ張るまでもう僅かなので、1/3~1/4足分ぐらいステップ幅を狭くした方がいい。
それとテイクバックも横に大きいので、もっとコンパクトにした方がいい。
先発の残りに枠の内、もう一枠は、九里で確定と見ていいが、アドゥワもフォーシームに磨きをかければ、開幕ローテにギリギリ間に合うかもしれないし、シーズン中に必ず呼ばれるだろう。
打撃編
打者では、小園が内転筋を絞って腰でも波動を作って脱力した上体で打席に入れている。
小園が手首の下がりを抑え、ヘッドアップを抑えて右前安打。
社会人とは格の違いを見せつけた。
林もレフトに二塁打を打ったが、予備動作が足りず、ヘッドが内に入り、打球がスライス回転しており、現段階では、小園が大きくリードしている。
堂林は、右肘が突っ張ってロックし、ヘッドが遅れてファウル、レッグアップが遅れて空振り、ボールの上を叩いて沈んだゴロ。
坂倉は、ヘッドが内に入って沈んだゴロ。
僅かに泳いで差されたゴロ
正随 スウェイしてヘッドがボールの内にヘッドが止まってゴロ。
ステップ幅が広いからフルスイングできない。
スウェイしてヘッドが遅れて空振り三振
桒原 予備動作はコック。頭が前に出されて、ステップ幅が広いからフルスイングできない。
唯一の得点のメヒアは、ヘッドが遅れたフライ
トップを入れ直してヘッドが遅れたフライ
振り下ろす直前にヘッドが寝ずに本塁打。
ここまで相手投手のレベルが下がるときちんとした打撃ができる。