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生年月日 1988年4月3日
右投げ右打ち
- 佐野日大ー中央大ー巨人(ドラフト1位、2011-2020)
- ロッテ(2020)
- ボストンレッドソックス(2021-2022)
- ロッテ(2023-)
公称サイズ 184cm 105kg
2011年、5完投を含む11勝11敗、防御率2.03、174奪三振、WHIP0.97の成績を収め、新人王に選ばれた。
2015年クローザーに転向、2016年に37セーブを挙げて、最多セーブ王になる。
2018年は肩の故障から復帰して中継ぎで登板を重ねたが、夏場以降は安定せずに防御率は4点台後半と完全復活とはならなかった。
動作解析
かつてはオーバーハンド、現在はスリークォーター
澤村は、右足踵に重心を残して、拇指球に重心移動。右踵が浮く。
右肘が逆L字になったとき、右踵が浮く。
右肘をつまみ上げたときに、左肩が開く。
左膝と左肘は並進しない。
故に、フォークを投げるときにボールを引っ掛けたり、右肘がロックされて高目に外れる。
胸の張りは大きいが、フォークを投げるときに打者の正面に胸を向けることがある。
左足は、スパイクの内側の踵から着地に入るので、右肘、トップの位置も高く再現できる。
そこから、右肩を地面にぶつけるようにして投げる。
左足はインステップするので左膝の開きの幅が大きくなる。
フィニッシュで三塁側に重心を残す。
股間から下が台形になっている。
逆L、M字になるので、右肩、右肘は、損耗しており、今後も再発し得る。
各種指標(2018)
球種配分
球場別成績
追補(投球動作)
レッドソックス
右足のスパイクの外側を一塁側に沿わせる。
左足踵が右足踵からはみ出す。
首は、左打席の中心線に向ける。
グラブは、背骨の右側で丹田の高さにセットする。
左股関節を外旋する。
左足踵で地面を荷重する。
左足拇指球で地面を蹴る。
左膝は右膝の上の高さまで上げ、アウトサイド120°の角度で屈曲する。左足首は背屈している。
右足の外踝から踵にウェイトがかかる。
右腕前腕部を回外してセットを解く。
右腕前腕部を回内する。
右手首が背中から出て背骨の方に入る。
左足前脛骨筋が回内(外反)する。
右足踵が地面から浮き始める。
左肩関節が右打席の内側のラインの捕手寄りのコーナーに向く。
右腕前腕部を再度回内し、右肘の屈曲の角度がアウトサイド135°になる。
右足拇指球にウェイトが移る。
右肘のコックアップ前は、インバートWである。
右肘がコックアップ後、左腕前腕部が回外する。
左足首を底屈後、左足内側の踵から入射する。
右肘のアクセレーション前に左股関節が外旋している。頸反射していない。
リリース直前の左手小指基節骨の入射角は、55°、左膝の屈曲の角度は、145°である。
右肘の高さ、右腕と背骨の交わる角度、レイトコッキングの角度は、オーバーハンドである。
右股間関節が屈曲し、右膝が100°に屈曲する。
右腕前腕部を回外後、右手親指基節骨でボールを叩いてフィニッシュする。