Last Updated on 2018年12月25日 by wpmaster
先日、丸の巨人入団会見が行われました。
ヨシくん、とっても巨人のユニフォームが似合ってましたよ。
丸が「巨人が憧れのチーム」だったという発言を受けて、SNS上で「死ね」とか「丸の家族を含め、事故に遭え」「3月5,6日にマツダでブーイングを浴びせてやる」というコメントは、彼女、妻、片思いの女に「実は、背の高い男が好きだったの」と聞かされて発狂するチビ男並みの器の小ささだ。
確かに顔出ししないSNSで前述のようなコメントを発するときの顔はブサイクだが、球場で新井や江藤に「死ね」「生きて帰れると思うな」とかのブーイングを発していた時代が古き良き時代とするのは、何と自分に甘いことか。
顔出しでブーイングするチビ、デブ、ハゲ、ブスの面だって、余裕で汚物レベルの醜悪さだ。
これが他球団のファン、野球に興味のない者から嫌われているということがわかっていない。
丸のFA移籍に伴う人的補償のリストが広島東洋カープに届いた。
岩隈とはシーズン中から交渉し、プロテクトリストが既に出来、既に、誰が出されるかは広島ー巨人間で決まっており、本人にも通知されているだろう。
プロテクトされているか否かにかかわらず、個人的に人的補償で誰が来て欲しいかという面では、巨人のベテラン、森福、野上、大竹、山口俊は、論外。
既に述べてきたように、戸根、田原、中川、谷岡、大江、池田、髙田は魅力を感じない。
いずれも第二の一岡にはなれない。
重信は、上体がホームベースに被さるクラウチングスタイル、山本泰寛は、髙橋大樹大樹と同系統のレベルスイングで、どちらもカープにとっては必要ない。
和田恋は、構えたときに、両肘が突っ張っているので、トップを作るのが遅れる。
よって、ヘッドがボールの内側に入り、一軍ではセンターから右の打球やスライス回転のゴロが増える。
巨人の若手野手は、曽根、上本、下水流を上回る人材はおらず、総じて魅力がない。
人的補償で獲るなら、実績のある中堅のオーバースロー、オーバースロー寄りのスリークウォーターで、先発で5勝できる投手が第一候補。
岩隈がプロテクトリストに入れることで、吉川光夫、宮國、桜井の内、2人はプロテクトリストから漏れているだろう。
少なくとも、3人ともプロテクトリストに入っているとは考えにくい。
吉川光夫、宮國、桜井のいずれもプロテクトされているなら、金銭で、他球団を自由契約になったモレノ、ガルシア、巨人の若手では群を抜いていた篠原のいずれかを獲ればいい。
丸の穴をいかにして埋めるかが引き続き、論点になっているのだが、丸の穴を埋めれば、丸の穴を埋めた選手の分に穴が空くということだ。
丸の穴を埋める方法を論じるにあたっては、穴を埋める選手の2018の成績プラス丸の2018年の実績をプラスしてそれが実現できるかどうかを考えなければならない。
今のカープに、そのような控え選手はいない。
しかし、丸の穴が埋められなくともカープは、4連覇できる。
ヒッチ打法の丸を含め、前の肩若しくは肘又は両方が内に入り、踵体重になり、前の肩が後ろの股関節の外旋よりも早く開く又は探りが大きいドアスイングの打者が並ぶ巨人打線は、瞬発力の乗った縦回転のストレート、変化球が投げられるオーバースロー又はオーバースロー寄りのスリークウォーターの同じ投手に何度もやられるからである。
4連覇する上で、最も重要なのは、オーバースロー又はオーバースロー寄りのスリークウォーターのパワー系投手の補強なのだ。
鈴木清明が編成面で、しゃやっているので、今のところ投手陣の強化はできていない。
投手陣の補強が最重要だが、打てなければ、又、2015年のシーズンのように低迷する。
打順の編成についても個々人の打撃のレベルを参酌し、改めて検討しなければならない。
二軍の投手は、右投手に例えて言うと、「体軸の使い方が横回転が混在している」、「ステップ幅が広くて左足が突っ張らない」、「重心が三塁側に残る」のどれか又は複数に該当する。
第一次始動(足上げ)が投手のレッグアップより遅く、打者は前の肩が内に入ってステイバックのときの頭の位置が後ろで、更に上体が後ろに反っていても二軍の投手は打てる。
否、その方が二軍の投手は打てる。
ところが、一軍の縦回転で、瞬発力の乗ったボールを投げる投手は、レッグアップ、探りを小さくし、骨盤の中心線に頭を乗せ、振り下ろしのポイントを後ろ、ミートポイントを前にしてトップハンドの肘を後ろの股関節より先に出さないと打てない。
一方、二軍の投手は、上の二軍の投手の三条件に該当していても、二軍選手は、始動が遅いから無双できる。
よって、私は、投打とも二軍の成績は考慮しない。
現実に、一軍昇格に際しては、野球の動きができるフィジカルの状態であれば、二軍の成績が悪くても、一軍での実績が優先される。
また、投においては、敗戦処理の投手が必要というチームの状況も考慮されることがある。
プロ野球選手にとって、初めて一軍に合流してテストの結果、一軍昇格を勝ち取ったときに、一軍と二軍を行き来している投手から稼いだ結果としての成績ではなく、例え、打たれても、打てなくても一軍のレベルに対応ができたということががアピールできなければ、二軍の帝王の道を突き進み得るのだ。
してみると、一軍投手に対応できるか否かのメルクマールとなるのは、肉体の稼働の源となるフィジカル(腱、股関節。内転筋、膝、ハムストリングス、腸腰筋、肩甲骨及びその周辺の筋肉、三角筋、大腿骨周辺の筋肉)と投球動作、打撃動作である。
さて、よく誤解されていることであるが、レベルスイングとは地面とバットの軌道が水平になることはない。
バットの軌道とと打者の骨盤と水平になることではない。
レベルスイングというのは、ボールの軌道とバットの軌道が水平になるスイングのことである。
軟球は、ボールの中心から20ミリ下を打つと最も飛距離が出る。
硬球は、ボールの中心から28ミリ下を打つと最も飛距離が出る。
軟球の場合、ダウンスイング、レベルスイングをすればボールを遠くに飛ばせるが硬球の場合は違うのだ。
オーバースローでボールの右側を上から擦ってバックスピンのかかったボールを投げる投手のストレートでも打者の近くではトップスピンがかかって失速する。
ボールの軌道とバットの軌道が水平になれば、ヘッドがボールの内側に入り、グリップを握る位置、ヘッドの位置が下がる。
振り下ろす直前にヘッドが寝れば、テイクバックのときに、投げる方の腕が背中に着くぐらい横にテイクバックが大きい投手同様に体軸の使い方が横回転になる。
右肘の出が右股関節の外旋に遅れヘッドがボールの内側に入り、ダウンスイングの場合に比べるとトップハンドの肘が伸びてドアスイングになる。
すなわち、レベルスイングの軌道は、サイドアームの投手の腕の振りと同じになって、瞬発力がボールに伝わらないのだ。
髙橋大樹は、2012年の堂林と同じく、振り下ろす直前でヘッドが寝る。
丸も、振り下ろす直前でヘッドが寝ることがある。
軟球は、ボールの上っ面を叩くダウンスイングであると、スライス回転のかかった打球になる。
硬球は、ボールの上っ面を叩くダウンスイングであるとトップスピンがかかって地を這うゴロとなる。
これは前述の8ミリの差に起因する。
レベルスイングは、体軸が横回転になるからヘッドがボールの内側に入り、コンタクトの直前にヘッドがボールの下に入る。
手首を返すとヘッドがボールの上に被さり、スライス回転のかかった打球になる。
体軸が横回転になるから、ホームベース方向に重心が傾き、体軸がホームベースに傾き、上体がホームベース上に覆い被さる。
よって、アウトローの落ちる球とバットの距離が取れずにヘッドが止まらない、空振りする。
硬球の場合、トップ(グリップの位置)と水平面にしてヘッドの角度を45度にして耳と肩の間から振り下ろすと、右股関節の外旋よりも右肘の出が先行する。
ヘッドの軌道が、ボールの軌道を水平面にして45度に交わってヘッドがボールの外側に入る。
ヘッドがボールを縦に擦ると、バットをボールの下に潜らせてスライス回転をかけたり、カチ上げてバックスピンをかけることができる。
硬式野球のダウンスイングは、バットでボールの後ろを面で捕らえて擦るところが、ボールを点で捕らえる軟式野球のダウンスイングの違い。
硬式野球の場合、ボールを擦るまでがダウンスイングで、バットをボールの下に潜らせてからフォロースルーの過程がアッパースイングとなる。
この打ち方でないと、プロの一軍で数字を残せない。
鈴木誠也は、左肩を右肩よりも下げ、トップの位置が右肩の高さにあり、振り下ろす直前のヘッドの角度が45度。
岩本も、右肩を左肩よりも下げ、トップの位置が左肩の高さにあり、振り下ろす直前のヘッドの角度が45度。
鈴木誠也は、右投げ右打ちの元投手、岩本も左投げ左打ちの元投手で、トップハンドが利き腕で元投手だから、後ろの股関節の外旋よりもトップハンドの肘を前に出す動作を先行させることができる。
西川も、振り下ろす直前のヘッドの角度は、45度より小さいが、トップの位置が左肩の高さにある。
トップを作ってから振り下ろす直前まで、ヘッドの角度がほとんど動かない。
只、右腕主導だから変化球を前でさばけるが、右肘を抜くのがトップを作るのよりも早いとドアスイングになる。
左肘を、左股関節の外旋よりも先に、前に出すことができるから、ミートの瞬間に手首の下がりが抑えられ、ヘッドの下がりも抑えられる。
丸も、振り下ろす直前のヘッドの角度が45度のときには、打撃が安定している。
堂林、髙橋大樹、メヒアは、トップの位置が右肩よりも上にあり、振り下ろす直前にヘッドが寝る。
堂林が低迷する原因は、ファンが絶賛する右方向への長打が原因なのである。
髙橋大樹も緩い変化球であればヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打てるが、速い球に、ヘッドをボールの外側に入れることが難しい。
個人的に、新たな三番レフトは、西川を定着させることでいいと思う。
ヘッドが寝ることが、レフトの控え、ライトの控えとしての起用の優先順位について、私が、髙橋大樹、堂林を岩本よりも下にしている理由である。
ヘッドが寝ることが、ファーストの控えとしての起用の優先順位を、バティスタ、岩本よりも、堂林、メヒアを下にしている理由である。