Last Updated on 2018年11月22日 by wpmaster
既にリーグ優勝を決めているから、この試合も勝たなくてもいい試合。
しかし、勝ちたかった試合。
天谷の引退試合と言うのも関係ない。
CSなんか負けてもいい。
CSで菅野に完封されても悔しくない。
ペナントレースで負けたから悔しい。
CSに菅野と当たるかもしれないというのは関係ない。
大瀬良と最多勝を争っているからというのも関係ない。
今季の大瀬良と菅野の勝負は、大瀬良が勝利数で1つ上回ったとしても今シーズンは、菅野の完勝だ。
そこらへんのピッチャーに完封されても三歩も歩かぬ内に忘れられるが、
相手が難敵であればあるほど勝ちたいんよ。
菅野が難敵だからこそ勝ちたかった試合。
プロのフィジカル対フィジカル。
プロの瞬発力対瞬発力
プロの技対技のぶつかり合いとして勝ちたかった試合。
それで、プロのフィジカル対フィジカル。
プロの瞬発力対瞬発力
プロの技対技の勝負負けた。
この試合の負けは、癪に障る負けだ。
菅野が良かったから仕方がないとか、相手を褒めるしかないということでは済まされる負けではない。
只、それでも、CSに勝てとは思わん。
リベンジは、来シーズンのペナントレースでやれ。
カープファンの多くは、丸に一発狙いの打撃で打撃を崩したとか、コンパクトに打てとか言うけど、野球のことわかって言ってる?。
それに、持って生まれた身体能力なんてねえんだよ。
ありえへん負荷をかけて厳しいトレーニングを課して作り上げた肉体と技だ。
プロ選手同士のパフォーマンスのぶつかり合いに敗れたら引退は止むを得ないというのならわかる。
だが、プロ野球選手に年俸相応の仕事ができなきゃ辞めろって、何だよそれ。
搾取を肯定すんのかよ。
最後に菅野に一言。
皮肉ではなく、天谷に”えげつないボール”を投げてくれて有難う。
野村祐輔のピッチング
1回表
坂本は、2球目、アウトローのカットボールをヘッドを残して打って中飛。
田中俊太は、7球目、インコースベルトの高さのツーシーム141キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑える。
田中俊太はスライス回転の打球を打つが、中前安打となる。
マギーは、9球目、インコースベルトの高さのシュートをヘッドが遅れ、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、右飛。
野村は、15球目、アウトローにスライダー130キロをワンバウンドさせる。
岡本は、16球目、アウトコースベルトの高さのストレート133キロに、ヘッドがボールの下に入る。
岡本は、スライス回転のかかったハーフバウンドの三ゴロを打つ。
三塁からの送球が逸れて走者一、二塁。
阿部は、19球目、インコースベルトの高さのストレート143キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、トップスピンがかかり、遊ゴロ。
2回表
長野は、インコースベルトの高さのシュート138キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、差されてトップスピンがかかり、ポトリと落ちる。
長野は、遊ゴロに終わる。
亀井は、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレート141キロを、ヘッドをボールの外側に入れて右肘を抜きながらスイングするが、ヘッドがボールの下にも入り、スライス回転のかかった二ゴロを打つ。
小林は、インコースベルトの高さのストレートに、レッグアップが遅れ、空振り三振。
3回表
菅野は、32球目、インローのシュート137キロを、ヘッドを縦に振り、ヘッドをボールの外側に入れて擦るが、ヘッドがボールの下にも入り、スライス回転がかかったファウルを打つ。
菅野は、34球目、インコースベルトの高さのシュート139キロに、動けず見逃し三振。
坂本は、インハイのシュート140キロを、ヘッドを残し、ヘッドをボールの外側に入れて左肘を肋骨に沿わせながら抜いていきスイング、バックスピンをかける。
坂本は、センター前ヒットを打つ。
田中俊太は、インローのチェンジアップ130キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて壁を作って打つ。
ヘッドがボールの下にも入り、スライス回転のかかった二ゴロを打つ。
野村は、46球目、左肩、左膝の割れよりも右肘が遅れて出て、アウトローにカーブ114キロが外れる。
野村は、マギーに四球を与える。
岡本は、インハイのシュート142キロに、左肩が内に入り、着地が遅れ、ステップ幅も広い。
ヘッドが遅れて出る。
ヘッドをボールの外側に入れて、左肘を肋骨に沿わせて抜いていくが、捕邪飛を打つ。
5回表
菅野は、真ん中低目のチェンジアップ128キロを、ヘッドを残して壁を作って打つが、二飛。
坂本は、インローのシュート141キロを、ヘッドを残してヘッドをボールの外側に入れて打ち、センター前ヒット。
田中俊太は、真ん中低目のチェンジアップ131キロを、ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つ。
ヘッドがボールの下にも入り、打球にスライス回転がかかったが、ライト前ヒット。
打球の軌道が一塁走者の坂本の前だったので、坂本は、二塁で止まる。
マギーは、アウトローのカットボール140キロに動けず、見逃し三振。
野村は、77球目、右腕前腕部を回内し、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
トップを作る過程で右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。
右肘が背中の方に入り、右腕前腕部が回外しかかり、右肘が沈む。
トップが作り切らない内に、右肘を推進させる。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、左の股関節が引っ込み、重心が右足に残る。
右腕上腕部が凹み、右肘の位置が下がる。
上体を一塁側に倒して右足を一塁側に倒してフォロースルー。
岡本は、インローのシュート141キロを、トップハンドの親指でグリップを押してヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えて、センター前ヒットを打つ。
広島0-1巨人。
阿部は、インローのシュート143キロを、ヘッドを残して打つが、三直。
6回表
長野は、インローのシュート140キロに、ヘッドがボールの下に入り、打球にスライス回転がかかった後、トップスピンがかかる。
これが三塁内野安打となる。
亀井は、インハイ(左打者のアウトハイ)のシュート141キロを、ヘッドを残して打ち、セカンドフォースドアウト。
小林は、インローのシュート140キロを、ヘッドを残して右肘を畳んで、ヘッドをボールの下に潜らせ、壁を作って打つ。
打球にバックスピンがかかり、センター前に落ちるヒットとなる。
菅野は、アウトローのカットボール129キロを、左足のスパイクの外側から左足の拇指球に重心を移し、一塁側にバントする。
三塁走者の亀井がホームインして広島0-2巨人。
ここで、野村が降板し、岡田が登板する。
坂本は、インコースベルトの高さのストレート150キロに、ヘッドが遅れて出てライトフライ。
菅野智之のピッチング
1回裏
菅野は、初球、上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせてフォロースルーをするが、両足はクロスしない。
縦のカットボール131キロが、アウトコースベルトの高さに外れる。
天谷は、3球目、アウトハイ(左打者のインハイ)134キロに、右肩が殆ど動かさずに、ヘッドをボールの外側に入れ、左肘、右肘の順に肋骨に沿わせて振り下ろし、トップスピンがかかり、ボールは真下に落ちる。
天谷の現役最終打席は、捕ゴロ。
田中広輔は、アウトハイ(左打者のインハイ)のストレートを、ヘッドをボールの外側に入れ、ライト前ヒットを打つ。
丸は、アウトハイのストレート144キロを見逃し三振。
田中が二盗。
鈴木は、インハイのスライダー136キロに、レッグアップをすることができずに、空振り三振。
2回裏
メヒアは、16球目、アウトローのスライダー134キロをヘッドを残して打つが、中飛。
安部は、17球目、アウトハイのカットボールを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、トップスピンがかかって投ゴロ。
菊池は、21球目、アウトハイのストレート148キロに、ヘッドがボールの下に入ってスライス回転のかかった遊ゴロを打つ。
3回裏
會澤は、アウトローのストレート149キロに動けず、見逃し三振。
野村は、アウトローのカットボール136キロに、踵体重になって空振り三振。
野間は、36球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのストレート150キロを、ヘッドを残して打ちファウル。
38球目、インローのフォーク144キロに、ヘッドがボールの下に入り、ファウル。
39球目、インハイのスライダー134キロに、ヘッドがボールの下に入り、ファウル。
40球目、真ん中高目のシュート回転したボール149キロをファウルチップ。
41球目、アウトハイのストレート150キロを、ヘッドを残して打ち、ファウル。
42球目、インローのフォーク141キロを、ヘッドを残して壁を作って遊ゴロを打つ。
野間は、踵体重で右足の着地が遅れ、菅野のボールにヘッドが遅れて出ている。
4回裏
田中広輔は、アウトコースベルトの高さのスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れてライト前に落ちるヒットを打つ。
丸は、46球目、インコース(左打者のアウトコース)ベルトの高さのスライダー131キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、ボールを擦ってバックスピンをかける。
打球は、レッグアップが遅れた分、スライス回転の方が勝り、フェンス手前で失速するセンターフライ。
菅野は、50球目、真ん中低目のフォーク138キロをワンバウンドさせる。
菅野は、51球目、左肩、左膝の割れよりも右肘が遅れて出て、リリースの瞬間に右肘が下がる。
鈴木は、アウトローのスライダー134キロに、ステイバックの過程で左肩が内に入り、空振り三振。
菅野は、52球目、上体を一塁側に倒して両足をシャッフルさせてフォロースルー。
メヒアは、アウトローのスライダー135キロを空振り。
菅野は、53球目、リリースの瞬間右肘が下がる。
メヒアは、インローのワンシーム149キロをファウル。
メヒアは、真ん中高目のストレート149キロを、レッグアップできずに空振り三振。
5回裏
安部は、62球目、インローのスライダー132キロを、壁を作って打つが、二直。
菊池は、65球目、インコースベルトの高さのワンシーム149キロを、ヘッドを残して左肘を抜いて打ってセカンド内野安打。
會澤は、68球目、アウトコースベルトの高さのスライダー133キロにヘッドが遅れて出て遊飛を打つ。
野村は、71球目、真ん中高目のストレート149キロにレッグアップができず、空振り三振。
6回裏
野間は、75球目、踵体重になってスウェイし、菅野がワンバウンドさせた真ん中低目のフォーク140キロを空振り三振。
菅野は、77球目、アウトローにカーブ127キロをワンバウンドさせる。
田中広輔は、80球目、アウトコースベルトの高さのストレート150キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、右肘を使ってバットでボールを掃って打つが二ゴロ。
丸は、81球目、アウトコースベルトの高さのカットボールにヘッドが遅れて出て右飛を打つ。
7回裏
鈴木は、アウトコースベルトの高さのスライダー137キロに、ヘッドが遅れて出て三飛を打つ。
菅野は、85球目、トップを作ったとき右肘が下がり、右肘の出が遅れ、インローにフォーク139キロをワンバウンドさせる。
メヒアは、アウトハイのストレート150キロを、ヘッドを残して打つが、右飛。
安部は、94球目、アウトローのスライダー134キロを、ヘッドをボールの外側に入れ、壁を作って一塁線を破る二塁打を打つ。
菅野は、97球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘の位置が下がり、真ん中低目にフォーク138キロをワンバウンドさせる。
菊池は、これを空振り。
菅野は、98球目、上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせる。
菊池は、98球目、真ん中高目のストレート150キロに、レッグアップができないが、ヘッドが返らない。
菊池は、99球目、アウトハイのストレート144キロに、ヘッドがボールの下に入り、スライス回転の二ゴロを打つ。
8回裏
菅野は、103球目、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右手首が寝てボールを叩きつける。
アウトローにフォーク138キロをワンバウンドさせる。
松山は、106球目、インハイ(左打者のアウトハイ)のスライダー134キロに、レッグアップが遅れ空振り三振。
西川は、真ん中低目のフォーク138キロを、ヘッドを残して壁を作って打つが、遊飛。
野間は、112球目、菅野がワンバウンドさせたインロー(左打者のアウトロー)のフォークに、踵体重になって空振り三振。
9回裏
田中広輔は、114球目、真ん中低目のスライダー136キロにヘッドが遅れて出てレフトフライを打つ。
丸は、118球目、真ん中高目のストレート149キロに、レッグアップが遅れ、空振り三振。
丸は、下半身が消耗しているから、懐の深い打撃ができなくなっている。
鈴木は、119球目、アウトハイのスライダー134キロに、左肩が内に入り、ヘッドが遅れて出てセンターフライ。
中継ぎ投手のピッチング
7回表
永川は、2球目、アウトローにフォーク130キロをワンバウンドさせる。
田中俊太は、7球目、アウトコースベルトの高さのストレート144キロに動けず、見逃し三振。
マギーは、アウトコースベルトの高さのカットボールに、左肩が内に入り、ヘッドを残して打つが、右飛。
岡本は、アウトコースベルトの高さのカットボールを、ヘッドを残して打つが、二ゴロ。
8回表
今村猛は、初球、右腕前腕部を回内し、右腕を背中の側に引く動作が従来よりも大きい。
トップを作る過程で右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。
右肘が背中の方に入り、右腕上腕部が外旋し、右腕前腕部が回外しかかり、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、右腕上腕部の付け根が凹む。
上体を一塁側に倒して右足を一塁側に倒してフォロースルー。
阿部は、アウトコースベルトの高さのストレート139キロを、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作ってライトスタンドに本塁打を打つ。
広島0-3巨人。
今村猛は、2球目、右腕前腕部を回内し、右腕を背中の側に引く動作が従来よりも大きい。
トップを作る過程で右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。
右肘が背中の方に入り、右腕上腕部が外旋し、右腕前腕部が回外しかかり、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、右腕上腕部の付け根が凹む。
上体を一塁側に倒して右足を一塁側に倒してフォロースルーを行うが、両足をクロスさせる前に止める。
長野は、真ん中高目のスライダー127キロを、ヘッドをボールの外側に入れて壁を作ってレフトスタンドに本塁打を打つ。
広島0-4巨人。
陽は、3球目、真ん中のストレート139キロを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが、中飛。
今村猛は、7球目、右肘の出が遅れ、リリースの春化に右肘の位置が下がる。
小林は、7球目、アウトローのストレート138キロに、踵体重になって空振り三振。
菅野は、打席の後ろの方に立ち、10球目、インコースベルトの高さのストレート148キロを見逃し三振。
9回表
坂本は、真ん中のスライダーをヘッドを残して打つが、右飛。
田中俊太は、インハイ(左打者のアウトハイ)のシュート回転のかかったボール147キロに、レッグアップが遅れ、空振り三振。
マギーは、アウトローのスライダーを、ヘッドをボールの外側に入れて打つが二飛。
試合データ
勝利投手 菅野 15勝8敗
敗戦投手 野村 7勝6敗