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2018ドラフト会議は、10月25日17;00から行われる。
ドラフト会議まで残り10日を切ったところで、今回のドラフトの注目選手をまとめてみた。
時間に追われて執筆しているので、順次加筆していきたい。
高校投手
①吉田輝星(金足農)
右投げ右打ち
公称 176cm 81kg
右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
右肘の出よりも、左股関節の外旋の方が早いので、アッチ向いてホイの投げ方になりシュート回転する。
リリースの瞬間に左足が突っ張るときと突っ張らないときがある。
リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。
②渡邉勇太朗(浦和学院)
右投げ右打ち
公称サイズ 190cm 90kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が小さい。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈むので、左足を着地させてから右肘が出てくるまでのスパンが長いので、打者はスイングの結果としてボールが長く見れる。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、フォロースルーの過程で左膝の壁が崩れる。
③引地秀一郎(倉敷商)
右投げ右打ち
公称サイズ 188cm 84kg
テイクバックのときに、右肩を左肩よりも下げる。
トップを作ったときに右股関節のタメがある。
左肩が割れるが、左膝はスクエアになっている。
右腕前腕部が回外し、右肘が沈むので、右肘の出が遅れてアッチ向いてホイの投げ方になることがある。
リリースの瞬間に左足が突っ張り、右足の一塁側へのターンができている。
④勝又温史(日大鶴ケ丘)
右投げ左打ち
公称サイズ 180cm 79kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
左足を着地させたときに左足がインステップする。
リリースの瞬間に、右腕上腕部が凹む。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑤柿木蓮(大阪桐蔭)
右投げ右打ち
公称サイズ 181cm 85kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が小さい。
左足は踵から着地し、ややインステップする。
トップを作ったときに右股関節にタメがある。
右腕前腕部を回内できている。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
上体を一塁側に倒すが前方にも倒れるので横回転も加わる。
右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。
⑥戸郷翔征(聖ウルスラ学園)
右投げ右打ち
公称サイズ 185cm 74kg
テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
左足の着地が速く且つ早い。
トップを作ったときに右腕前腕部が回内できているが、頭とボールを持つ手の距離が離れている。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方からスリークウォーター。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
⑦米倉貫太(埼玉栄)
右投げ右打ち
公称サイズ 184cm 83kg
ステップ幅が広すぎで重心が低い。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
⑧田中法彦(菰野)
右投げ右打ち
公称サイズ 173cm 81kg
テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、重心が右足に残る。
フォロースルーのとき、右膝をレッグアップして一塁側にターンさせるが両足がクロスしない。
⑨鶴田克樹(下関国際)
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 93kg
テイクバックは、ほとんどない。
トップを作ったときに、右膝が内に入る。
右腕前腕部が回外するが、右肘は沈まない。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の使い方から言うと、スリークウォーター。
右肘が遅れて出てアッチ向いてホイの投げ方になる。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
➉横川凱(大阪桐蔭)
左投げ左打ち
公称サイズ 190cm 85kg
テイクバックのときに、左肩が右肩よりも下がる。
右足がインステップする。
右肩、右膝もクローズドする。
トップを作ったときに左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。
リリースの瞬間に右足が突っ張るが、右肘が下がり、コッキングの角度、体軸の使い方は、オーバースローだが、0ポジションが作れていない。
上体を三塁側に倒し、右足を三塁側にターンさせてフォロースルー。
⑪土居豪人(松山聖稜)
右投げ右打ち
公称サイズ 191cm 80kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く。
股関節のタメがなく、トップを作り切らない内に右肘を出す。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
右足を三類側に着地させてフォロースルーを止める。
⑫川原陸(創成館)
左投げ左打ち
公称サイズ 185cm 84kg
テイクバックのときに、左腕を背中の方に引く動作が大きい。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の使い方はオーバースロー。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
⑬矢澤宏太(藤嶺藤沢)
左投げ左打ち
公称サイズ 173cm 65kg
テイクバックが縦にも横にも大きい。
右足がインステップする。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
三塁側への倒れ方よりも前傾が勝る。
コッキングの角度、左肘の位置、体軸の使い方から言うとスリークォーター。
左足を三塁側にターンさせるが両足がクロスしない。
⑭直江大輔(松商学園)
右投げ右打ち
公称サイズ 184cm 77kg
テイクバックのとき、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の使い方から言うとオーバースローに近いスリークウォーターで、0ポジションができている。
右足を一塁側にターンさせてフォロースルーをするが、両足がクロスしない。
⑮垣越建伸(山梨学院)
左投げ左打ち
公称サイズ 183cm 93kg
テイクバックが縦にも横にも大きい。
インステップは殆どしない。
リリースの瞬間に右足が突っ張る。
体軸の倒れ方は三塁側よりも、やや前傾の方が勝る。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の使い方から言うとオーバースローに近いスリークウォーター。
右足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。
高校野手
①小園海斗(報徳学園)
右投げ左打ち
公称サイズ 178cm 73kg
予備動作(コック)が大きく取れている。
ステイバックの過程で、トップハンド、ボトムハンド共に脱力できている。
ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑えることができている。
インパクトからフォロースルーにかけて両肘が伸びるので長距離打者ではない。
右投げ左打ちだけあって高校生レベルの投手に対し、左肘が遅れて逆方向の当たりも多い。
プロの投手の投じるインコースに対応するには相応のスパンを要する。
間違っても、巷間言われるような即戦力の選手ではない。
守備面では、左足はインステップしないが、トップを作り切らない内に右肘を前に出して送球することがある。
打球に対し、正面に入り、両肘を畳んだときに、両脇が閉まるのでトップを作るのが遅れることがある。
②根尾 昂(大阪桐蔭)
右投げ左打ち
公称 178cm 75kg
予備動作(コック)が大きく取れている。
トップが緩まず、トップの位置が動かない。
守備面では、フォアハンド、逆手を臨機応変に使う。
左足はインステップしない。
送球は、ケースバイケースでオーバーハンド、サイドアーム、下からのトスを使い分ける。
投手としては、右足をヒールアップして投げる。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足は突っ張り、フォーシームがカットボールの回転をする。
リリースの瞬間に右腕上腕部の付け根が凹む。
③藤原恭大(大阪桐蔭)
外野手
岩本と同じ、左投げ左打ち
公称 182cm 76kg
ステイバックのときに、右肩が内に入らない。
ステイバックのときに頭が骨盤の中心に乗り、左肘が遅れて出ないので、ヘッドが遅れて出ない。
インコースベルトの高さの球を、右肘を抜いて打てる。
打撃に関しては、根尾、小園よりも現段階では上。
肩もいい。
④野村佑希(花咲徳栄)
三塁手/外野手
右投げ右打ち
公称 185cm 90kg
始動に入る前、両肘が突っ張らず、脱力できている。
予備動作でコックを用いている。
ステイバックの過程で左肩が内に入らず、振り下ろし始め(右手小指の内旋)で左肩が開かないので、ヘッドの出が遅れない。
⑤野村大樹(早実)
予備動作がない。
左足のステップ幅が大きいので、ヘッドが遅れて出る。
⑥石橋康太(関東一)
捕手
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 88kg
トップが浅い。
ヘッドをボールの外側に入れて打ち、ヘッドの下がりを抑えて打つ。
⑦万波中正(横浜)
外野手
右投げ右打ち
公称サイズ 190cm 92kg
ステイバックのときに、頭が骨盤よりも前に出されてヘッドが遅れて出る。
⑧太田椋(天理)
右投げ右打ち
公称サイズ 181cm 76kg
遊撃手
構えたときに左肘が突っ張る。
予備動作がほとんどない。
故にヘッドが遅れて出る。
⑨林晃汰(智弁和歌山)
三塁手/外野手
右投げ左打ち
公称サイズ 181cm 87kg
投手側にヘッドを倒して構えるのでヘッドが遅れる。
トップの位置が左肩より上だが、両脇が空くので、左肘の出が通りやすい。
インパクトの直後に両肘が伸びるので中距離打者。
➉中神拓都(市岐阜商)
遊撃手
右投げ右打ち
公称サイズ 175cm 85kg
両肩甲骨、両脇が空いて、予備動作は、コックとヒッチ。
ステップ幅が狭い。
投手
テイクバックのときに、右肘を背中の方に引く動作は、それほど大きくはない。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外する。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の使い方から言うとサイドアームに近いスリークウォーター。
右足を一塁側にターンさせるが、両足がクロスしない。
絶対、打者一本(内野手又は外野手)で行った方がいい。
⑪増田陸(明秀日立)
遊撃手
右投げ右打ち
公称サイズ 178cm 80kg
構えたときに両肘がタイトに曲がるので、ヒッチがない。
体がスウェイする。
大学投手
①甲斐野 央(東洋大)
右投げ右打ち
公称サイズ 186cm 83kg
Max 159キロ
変化球 : カーブ、スライダー、フォーク、ツーシーム。
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
但し、セットポジションのときは、テイクバックが小さく脱力できている。
トップを作る前に左足を着地させ、左足がインステップする。
左足は、スパイクの内側の踵から着地する。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足は突っ張らない。
体の使い方に横回転加わる。
球速表示の割に、対戦した打者は、スイングした結果として速くは感じないのではないか。
②梅津晃大(東洋大)
右投げ右打ち
公称サイズ 187cm 92kg
Max 153キロ
変化球 : スライダー、カットボール、フォーク、カーブ
右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
リリースの瞬間に左足は突っ張る。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。
フォロースルーの段階で左膝の壁が崩れる。
右足を三塁側に着地させフォロースルーを止める。
③上茶谷 大河(東洋大)
右投げ右打ち
公称サイズ 181cm 85kg
Max 152キロ
変化球 : スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップ
右足のスパイクの内側でエッジをかけて右足踵にも重心をかけてレッグアップ。
右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
左足は、スパイクの外側から着地する。
リリースの瞬間に左足は突っ張る。
右股関節にタメがあってタスキ掛けのラインを俊敏に内旋してリリースの瞬間に0ポジションを作れているときは、頭の近くで右腕をスイングできている。
しかし、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がることがある。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。
右足を一塁側にターンさせてフォロースルーできているときと、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めているときがある。
④松本 航(日体大)
右投げ右打ち
公称サイズ 176cm 8tkg
Max 155キロ
変化球 : カーブ、スライダー、スプリット、ツーシーム
ワインドアップで投げる。
テイクバックは小さい。
左足は拇指球から着地する。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の使い方から言うとスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑤菅野秀哉(法大)
右投げ右打ち
公称サイズ 183cm 73kg
テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
トップをつくる前に左足を着地させ、左足がインステップする。
トップを作ったとき、右腕前腕部を回内できているときと、回外して右肘が沈むときがある。
右肘が出てくるまでの間が短いときは、0ポジションができている。
リリースの瞬間に左足は突っ張らない。
リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がることがある。
フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れる。
右足を一塁側にターンさせてフォロースルーできているときと、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めているときがある。
⑥東妻勇輔(日体大)
右投げ右打ち
公称サイズ 170cm 83kg
トップを作る前に左足を着地させるが、左足はインステップする。
リリースの瞬間に、左足が、ほぼ突っ張る。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方を総合すると、スリークウォーター。
フォロースルーのとき、右膝をレッグアップして一塁側にターンさせるが、両足がクロスしない。
⑦山本隆広(関西大)
右投げ左打ち
公称サイズ 172cm 77kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
フォロースルーのときに、左膝の壁が崩れる。
⑧栗林良吏(名城大)
右投げ右打ち
公称サイズ 179cm 80kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回内できている。
リリースの瞬間に右肘が沈んで突っ張る。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑨鈴木翔天(富士大)
左投げ左打ち
公称サイズ 184cm 78kg
テイクバックのときに、左腕を背中の側に引く動作が小さい。
右足を着地させたときに、インステップする。
トップを作ったときに左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
リリースの瞬間に左足に重心が残り、フォロースルーの過程で右足の位置が動く。
リリースからフォロースルーにかけて体軸が三塁側だけでなく前方に倒れるので横回転も加わる。
コッキング、肘の位置、体軸の使い方を総合すると、オーバースロー寄りのスリークウォーター。
➉石井聖太(中央学院大)
右投げ右打ち
公称サイズ 179cm 76cm
テイクバックのときに右肩が左肩よりも下がる。
テイクバックのときに、右腕を背中の方に殆ど引かない。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の倒れ方は、オーバースロー、ほぼ0ポジションで投げられる。
右脚を一塁側にターンさせてフォロースルー。
トミージョン手術歴有りだが、既に実戦復帰。
⑪清水 昇(国学院大)
右投げ左打ち
公称サイズ 180cm 81kg
Max 151キロ
変化球 : スライダー、ツーシーム、フォーク、カーブ
左足は、スパイクの外側から着地する。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
コッキングの角度は、オーバースローに近いスリークウォーター。
リリースの瞬間に右肘が下がる。
フォロースルーの終わりに右腕を頭の高さまで持ってくるが、右足を三塁側に着地させているので、手投げ。
⑫中村稔弥(亜大)
左投げ左打ち
公称サイズ 178キロ 84kg
テイクバックのとき、左腕を背中の方に引くが、背中に付くほどではない。
右足が着地したとき、インステップしている。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の傾きからするとオーバースローに近いスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
リリースの瞬間に右膝がクローズドしている。
左足を三塁側にターンさせるときに、右膝の壁が崩れる。
⑬小島和哉(早大)
左投げ左打ち
公称サイズ 175cm 76kg
Max 147キロ
変化球 : スライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブ、ツーシーム
テイクバックが小さく脱力できている。
右足は着地したとき、インステップする。
リリースの瞬間に上方に関しては、ほぼ0ポジションになる。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の傾きを総合するとオーバースロー。
リリースの瞬間に右足が突っ張る。
リリースの瞬間に右膝がクローズドしていない。
体軸を三塁側に倒し、左足を三塁側にターンさせたときに右膝の壁が崩れない。
打者がスイングした結果として球速表示以上に感じられる投げ方をしている。
⑭河端優馬(青学大)
右投げ左打ち
公称サイズ 186cm 89kg
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。
コッキングの角度、右肘の高さ、体軸の傾きを総合するとオーバースローに近いスリークウォーター。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑮伊藤将司(国武大)
左投げ左打ち
公称サイズ 177cm 82kg
Max 144キロ
変化球 : スライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム
テイクバックのときに、左腕を背中の側に引かない。
左肩が右肩の位置よりも下がる。
左肘をつまみ上げたときにCアーチができる。
右足はインステップしないが右膝がクローズドする。
トップを作ったときに左腕前腕部が回外することがある。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の倒し方を総合するとオーバースロー。
リリースの瞬間、右足が突っ張るときと突っ張らないときがある。
体軸が前にも倒れる。
左足を三塁側にターンさせたとき、両足がクロスするときとしないときがある。
⑯髙橋優貴(八戸学院大)
左投げ左打ち
公称サイズ 178cm 82kg
Max 152キロ
変化球 : スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ
左足スパイクの内側でエッジをかけて左足踵にも重心をかけてレッグアップ。
テイクバックが小さい。
右足は、スパイクの内側の拇指球から着地する。
右足はインステップしない。
左肘をつまみ上げたときにCアーチができるが、両肩がM字になる。
トップを作ったときに、右膝がクローズドも割れもしない。
リリースの瞬間に右足が突っ張るときと突っ張らないときがある。
リリースの瞬間に左肘の位置が下がる。
右膝の壁が崩れ一塁側に左足を着地させてフォロースルーを止める。
⑰島内颯太郎(九州共立大)
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 80kg
Max 152キロ
変化球 : スライダー、フォーク、チェンジアップ
テイクバックが小さい。
テイクバックのときに右肩が左肩よりも下がる。
Cアーチができる。
右股関節にタメがある(ユニフォームの右足の付け根に襞が入る)。
トップを作ったときに右肘が沈むが、右腕前腕部は回内している。
リリースの瞬間に、左足が突っ張る。
ほぼ0ポジションで投げられているオーバースロー。
上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせてフォロースルー。
⑱重田倫明(国士館大)
右投げ右打ち
公称サイズ 185cm 77kg
テイクバックのときに右腕を背中の側に引くが、背中に付くほどではない。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑲森田駿哉(法大)
左投げ左打ち
公称サイズ 183cm 79kg
テイクバックのときに、左腕は、それほど背中の方に入らないが、左股関節が引っ込む。
右足がインステップする。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の使い方は、オーバースローに近いスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左膝をレッグアップして三塁側に左足をターンさせるが両足がクロスしない。
⑳漆原大晟(新潟医療福祉大学)
右投げ左打ち
公称サイズ 182cm 83kg
テイクバックは小さい。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
着地させてフォロースルーを止める。
㉑泉圭輔(金沢星稜大学)
右投げ右打ち
公称サイズ 187cm 82kg
Max 146キロ
変化球 : スライダー
テイクバックが縦にも横にも大きい。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
0ポジションができているオーバースロー。
右足を一塁側にターンさせてフォロースルーをするが、両足がクロスしない。
㉒福田俊(星槎道都大)
左投げ左打ち
公称サイズ 170cm 75kg
Max 148キロ
変化球 : スライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップ
テイクバックが縦にも横にも大きい。
ほぼインステップしない。
トップを作ったときに左腕前腕部が回外する。
コッキングの角度、左肘の高さ、体軸の使い方から言うとスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左足を一塁側にターンさせてフォロースルーを止める。
大学野手
外野手
①辰己涼介(立命館大)
右投げ左打ち
公称サイズ 180cm 70kg
予備動作(コック)は、しっかり取れている。
しかし、センターから逆方向に打つとき、ヘッドがボールの内側に入り、ボールの内側を打っているので、現段階では、プロの一軍の投手のスピードについていくのは難しいかな。
②正随優弥(亜大)
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 94kg
トップを作ったときに左肘が突っ張る。
体軸がスウェイする。
プロの投手のスピードに対応するのが難しいのではないか。
③頓宮裕真(亜大)
右投げ右打ち
公称サイズ 182cm 100kg
捕手/一塁手
予備動作は、コックとヒッチを使う。
トップを作ってからヘッドが寝るので、ヘッドが遅れて出る。
④米満 凪(奈良学園大)
右投げ左打ち
遊撃、二塁、外野手
公称サイズ 171cm 67kg
構えたときに左肘が張るので、予備動作がほとんどない。
プロのスピードには対応するのが難しいだろう。
⑤松本凌太(拓大)
遊撃手
右投げ左打ち
公称サイズ 176cm 78kg
左股関節にタメがある。
右肩、右肘がステイバックの過程で内に入る。
トップの位置が左肩よりも上に上がるが、両脇が空いているので、ヘッドが遅れて出ない。
ステップ幅が狭い。
⑥中川圭太(東洋大)
二塁手
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 75kg
ステップ幅が広く、ステイバックのときに、頭が骨盤の中心よりも前に出される。
よって、ヘッドが遅れて出てヘッドがボールの内側に入る。
プロの投手のスピードに対応するのは難しいだろう。
⑦小郷裕哉(立正大)
二塁手/外野手
右投げ左打ち
公称サイズ 176cm 74kg
トップを作ってからヘッドが寝る。
ヘッドがボールの内側に入る。
⑧中山翔太(法大)
一塁手/外野手
右投げ右打ち
公称サイズ 186cm 90kg
ステイバックの過程で左肩、左肘が内に入るので、ヘッドが遅れて出る。
⑨逢沢崚介(明大)
外野手
左投げ左打ち
公称サイズ 175cm 78kg
予備動作は両膝を前後に移動。
すり足又は骨盤より下の高さまでレッグアップをしてからトップを作る。
右足のステップ幅が大きいのでヘッドが遅れて出る。
➉長沢吉貴(日大)
外野手
右投左打ち
公称サイズ 172cm 62kg
予備動作は、コックとヒッチを使う。
右肩の開きが早くヘッドが遅れて出る。
社会人投手
①斎藤友貴哉(Honda)
右投げ左打ち
公称サイズ 184cm 92kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きいので、体の使い方が横回転。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
リリースの瞬間に重心が右足に残る。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
②阪本大樹(大阪ガス)
右投げ右打ち
公称サイズ 169cm 74kg
テイクバックのときに、右腕を背中の側に引く動作が大きい。
左足を着地させたときに、左足がインステップする。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外して右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足は突っ張る。
③有吉弘毅(石川ミリオンスターズ)
左投げ左打ち
公称サイズ 180cm 82kg
左投手だが、インステップしない。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
コッキングの角度はスリークウォーターだが、リリースの瞬間に左肘の位置が下がる。
④岩本喜照(日本新薬)
右投げ右打ち
公称サイズ 187cm 84kg
テイクバックのときに、右肩を左肩よりも下げる。
テイクバックのとき、右腕を背中の方に引く動作が小さい。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが体軸が一塁側だけでなく前方にも倒れるので横回転も加わる。
コッキングの角度は、スリークウォーターだが、リリースの瞬間に右肘が下がる。
⑤勝野昌慶(三菱重工名古屋)
右投げ右打ち
公称サイズ 183cm 82kg
テイクバックのときに、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
トップを作ったときに、右膝が内に入る。
右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
右腕上腕部が凹む。
左股関節が引っ込み右足に重心が残る。
右脚を一塁側にターンさせるときに左膝の壁が崩れる。
⑥高橋拓巳(日本生命)
左投げ左打ち
公称サイズ 176cm 73kg
テイクバックのときに、左腕を背中の方に引く動作がやや大きい。
右足を踏み出したとき、インステップする。
トップを作ったときに、左腕前腕部が回外し、左肘が沈む。
右肩はスクエアになっている。
左股関節にタメがある。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左足に重心が残る。
左腕上腕部が凹む。
体軸が三塁側だけでなく前方にも倒れる。
左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑦富山凌雅(トヨタ自動車)
左投げ左打ち
公称サイズ 178cm 82kg
右足は、スパイクの外側から着地する。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左腕上腕部が凹む。
左足に重心が残る。
⑧杉山一樹(三菱重工広島)
右投げ右打ち
公称サイズ 193cm 95キロ
Max 153キロ
変化球 : カーブ、スライダー、スプリット
テイクバックが横に大きすぎる。
リリースの瞬間に左足を突っ張らせることができている。
両肩甲骨、右肘を結ぶラインは、上方に関し、0ポジションに近い。
上記のラインが体軸と垂直に交わるので、回転数の多い球が投げられる。
しかし、リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。
体軸を一塁側に倒して右足をレッグアップしてターンさせるが、両足がクロスしない。
左膝の壁が崩れることがある。
⑨岡野祐一郎(東芝)
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 85kg
テイクバックのときに右腕を背中の方に引く動作が大きい。
トップを作ったときに右膝が内に入る。
右腕前腕部が回外して右肘が背中の方に倒れて沈む。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、右腕上腕部が凹む。
上体を一塁側に倒して右足を一塁側にターンさせてフォロースルーするときと、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止めるときがある。
➉生田目翼(日本通運)
右投げ右打ち
公称サイズ 174cm 76kg
Max 155キロ
変化球 : スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、フォーク、
トップを作ったときに、右腕前腕部が回内できているが、ボールを持つ手と頭の距離が離れている。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方から言うとスリークウォーター。
⑪平尾奎太(Honda鈴鹿)
左投げ左打ち
公称サイズ 188cm 82kg
左肘をつまみ上げたときに両肩がM字になる。
右足がインステップする。
コッキングの角度、左肘の位置、体軸の使い方から言うとスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
右膝の壁が崩れる。
⑫堀誠(JR東日本)
右投げ右打ち
公称サイズ 186cm 75kg
テイクバックは小さい。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方から言うとオーバースロー。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑬橋詰循(栃木ゴールデンブレーブス)
右投げ右打ち
公称サイズ 190cm 90kg
テイクバックのとき、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外する。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方から言うとオーバースロー。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
右足を一塁側に倒してフォロースルー。
⑭坂東湧梧(JR東日本)
右投げ右打ち
公称サイズ 182cm 76kg
Max 148キロ
変化球 : カットボール、フォーク、チェンジアップ、カーブ、スライダー
テイクバックが大きい。
トップを作ったときに、右腕前腕部が回外、左肩、左膝が割れる。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方から言うとオーバースロー。
リリースの瞬間に左足が突っ張るが、左膝の壁が崩れる。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑮鎌田光津希(徳島インディゴソックス)
23歳
右投げ右打ち
公称サイズ 180cm 87kg
スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシーム
テイクバックのとき、右腕を背中の方に引く動作が大きい。
トップを作ったときに右腕前腕部が回外し、右膝が内に入る。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
コッキングの角度、右肘の位置、体軸の使い方から言うとオーバースローとスリークォーターの中間。
左膝の壁が崩れ、右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑯坂本光士郎(新日鉄広畑)
左投げ左打ち
Max 148キロ
公称サイズ 180cm 73kg
変化球 : スライダー、カットボール、チェンジアップ、ツーシーム、カーブ
テイクバックのときに、左腕を背中の側に引くが、背中に付くほどではない。
インステップは殆どしない。
トップを作ったときに左腕前腕部が回外する。
コッキングの角度、左肘の位置、体軸の使い方から言うとスリークウォーター。
リリースの瞬間に右足が突っ張らない。
左足を一塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑰湯浅京己(富山GRNサンダーバーズ)
19歳
右投げ右打ち
公称サイズ 183cm 80kg
Max 151キロ
変化球 : スライダー、カーブ、スプリット
テイクバックのときに、右腕を背中の方に引かない。
リリースの瞬間に左足が突っ張らない。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
⑱大貫晋一(新日鉄住金鹿島)
右投げ右打ち
公称サイズ 179cm 68kg
Max 148キロ
変化球 : スライダー、ツーシーム、スプリット、カーブ
テイクバックが横に大きい。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
リリースの瞬間、両股関節、右肘を結ぶラインは0ポジションだが、右腕上腕部が凹む。
右足を三塁側に着地させてフォロースルーを止める。
社会人野手
①松本桃太郎(Honda鈴鹿)
三塁手
右投げ左打ち
公称サイズ 175cm 85kg
右膝をレッグアップして内に入れる。
ヒッチしながらトップを作る。
右肩は内に入らないが、右肘が内に入るのでヘッドが遅れて出る。
トップは浅いがヘッドが立つ。
広角に打てる。
丸というよりは渡米前の青木。
②笹川晃平(東京ガス)
右投げ右打ち
公称サイズ 182cm 85kg
ステップ幅が狭いのはいいところ。
肩甲骨を広げているので、左肩が内に入らない。
左足の着地位置の探りがフットファーストなので、ヘッドがボールの内側に入る。
故に、スライス回転のゴロが多い。
③近本先司(大阪ガス)
左投げ左打ち
公称サイズ 170cm 70kg
トップを作ったときにヘッドが立つ。
ヘッドも深く入る。
頭も骨盤の上に乗る。
しかし、右肩が内に入り、フットファーストで、真ん中低目の落ちる球にヘッドが止まらない。
④松田進(Honda)
右投げ右打ち
公称サイズ 187cm 91kg
遊撃手
打撃は、ステップ幅が広く、ヘッドが遅れて出るので、プロのスピードに対応するのは難しいだろう。
⑤木浪聖也(Honda)
右投げ左打ち
公称サイズ 178cm 78kg
遊撃、二塁、三塁、内野はどこでも守れる。
構えたときに、両肘が離れ、共に張っていないので、円滑にヒッチができる。
右肘を抜くタイミングはいいが、左肘が出るのが遅い。
⑥石川裕也(東京ガス)
遊撃手
右投げ左打ち
公称サイズ 178cm 75kg
ヘッドをボールの外側に入れて打つ。
骨盤を横にずらす「うねり上げ打法」。
まとめ
大学、社会人の投手は、ほぼ総じて、テイクバックが大きい、ステップ幅の広い重心の低い昭和の投げ方を踏襲しており、東洋大の3投手を含め、他球団に獲られても悔いは残らない。
現段階までのところ、大学社会人の投手は不作だね。
推奨できる一人として石井聖太。
しかし、同投手は、プロ志望届を提出しませんでした。
カープに、推奨できる投手は、小島和哉、島内颯太郎、伊藤将司。
高校生も、これまでのところ、高校の野球部退部の段階での比較で言うと、北條クラスの選手はいるが、鈴木誠也に匹敵するようなゾクゾクさせられるような選手はいない。
個人的に推すのは、藤原恭大、野村佑希。
個人的に欲しい順位を付けるとすれば、下記のようになるだろう。
1位 藤原恭大(外野)
2位 島内颯太郎(投手)
3位 野村佑希(三塁/外野)
4位 伊藤将司(投手)
5位 小島和哉(投手)
6位 松本凌太(遊撃)
7位 石川裕也(遊撃)