2018年広島vs中日5回戦。Johnsonは、QS達成するが、追加点が取れずに、連敗。

Last Updated on 2019年5月19日 by wpmaster

試合のポイント

この試合の先発Johnsonは、トップを作るまでの過程で、右肩がわずかに開く。

しかし、グラブを持つ手の肩の開きは、大瀬良や野村に比べるとずっと小さい。

右では、菅野、昨年の藪田がグラブを持つ方の肩の開きが最も小さいが、左では、Johnsonが最も小さいのではないか。

中日の打者は昨年に比べ、始動(ヒッチしてトップの角度を作る)が早くなった。

後ろの骨盤に頭が乗る。

前の肩が前に出されない。

左では、モヤ、右では、平田と福田。

キャンプで相当練習したんじゃないかな。

昨年までとは、ここまでのところ、完成度が全く違う。

Johnsonは、7回3失点と試合を作ったので責められない。

Jacksonは、抑えるときも、打たれるときも、左肩、左膝が割れるんだけど、あの本塁打は、モヤも巧かったよ。

アウトローは、リリースポイントが顔から最も遠いから、対応しやすい。スイングすれば、始動してから、ボールを長く見れる。

距離が遠くなれば速度が遅いと錯覚する。

あそこは顔から近いインハイに投げて正解だよ。

鈴木博志は、トップの位置が低くなったり、隙はあるんだけど、田島からクローザーの座を奪うんじゃないかな。

野間は、1本目のヒットの打ち方は、相変わらず始動が遅くて良くないんだけど、ギリギリ踏みとどまって打ったってところだな。

でも、2本目と3本目のヒットは、内容が良かったよ。

打線は、中押しがバティスタのソロ本塁打だけだからな。

ジーもK.Jよりも肩、膝の割れが大きいし、良くはないのよ。

それと両肩がM字になることがあって、故障しやすい投げ方。

点を取ってくれた後に点を取られたK.JとJ.Jを責められないな。

シーズントータルで見れば、中﨑、今村を2試合続けて試合での投球を休ませることができた。

この試合に負けたことで、前の試合は勝てる試合だったのに、今村、Jackson,中﨑を出して勝ちを取らなかったんだという批判もあるが、俺は、そうは思わない。

2連敗なんて全く大したことがない。

むしろ、ここらで、ペースダウンする必要があるとすら言える。

前の試合の継投は、その場でできることとして間違ってはいなかったと今でも言える。

只、ブルペンの増員は、少し検討して実行してみてはどうだろう。

試合の詳細

1回~6回

1回表、田中は、インコースベルトの高さの139キロのシュートを、壁を作って打つが、左飛。

ジーは、右肘をつまみ上げてからトップを作る過程で、左肩が内旋でき、左肩が開かず、右股関節、腸腰筋が外旋していなかった。

ジーは、10球目、トップを作る過程で、左肩、左膝が開き、菊池は、真ん中高目138キロのシュートを、ヘッドを残し、ライト前に落ちる安打。

ジーは、カウント1-2から、ボール球のスライダー131キロをアウトハイに投げたとき、トップを作る過程で、右股関節、腸腰筋は外旋しないが、左肩が開く。

菊池が二盗に成功。

ジーは、17球目、トップを作る過程で、右股関節が外旋し、左肩、左膝が開く。

丸は、右膝を上げたときに、ヒッチして、グリップを上げる打法だが、ボールの下から手首を返して遊ゴロ。

京田は、ボールを握り直して、一塁に投げられない。

松山は、頭が後ろの骨盤よりも前に出され、バットの振り下ろしと左膝の下ろしが一緒。

始動が遅れているということ。

松山は、真ん中116キロのカーブを打って一飛。

ジーは、20球目、トップを作る過程で、左肩、左膝が開く。

バティスタは、左足を着地したときに、振り下ろし始め、左肩が下がり、左膝が開いていたが、真ん中のスライダー131キロを左前安打。

広島1-0中日。

安部は、インロー128キロのチェンジアップを打って、遊飛。

1回表、大島は、アウトコースベルトの高さのスライダーを打って、遊ゴロ。

Johnson は、6球目、左肘をつまみ上げてトップを作るまでに、やや左肩が開く。

京田は、真ん中ストレート143キロを打って、中前に落とす安打。

京田は、後ろの骨盤の上に頭を乗せてステイバックできているが、振り下ろしてから、左膝が前に伸びてしまっちいる。

アルモンテ(右打席)は、左肩が内に入り、頭が後ろの骨盤よりも前に出され、アウトコースベルトの高さのスライダー135キロを打って、ニ飛。

平田は、左膝の上げ下ろしは、足踏み程度、左膝を上げたときに、ヒッチして、足踏みのときにグリップを上げ、ステイバックのときに、ヘッドが立ち、後ろの骨盤の上に頭が乗り、トップの角度がキープできている。

よって、左肩が前に出ないし、振り下ろし始めで、右足の位置がズレない。

平田は、アウトコースベルトの高さのストレート144キロを打って、レフトに二塁打。

広島1-1中日。

髙橋周平は、真ん中高目120キロののカーブを打って、遊ゴロ。

2回表

ジーは、31球目、右足踵に重心をかけ、左膝を上げたとき、上体が反る。

右股関節を内旋して「く」の字を作ったとき、左膝がルーズに曲がる。

トップを作る過程で、右股関節は外旋しないが、腸腰筋は外旋する。

左肩、左膝が割れる。

右腕のトップの位置が下がる。

野間は、始動前に、手首をコックするときに、両肘が伸びてロックされる。

ステイバックのとき、後ろの骨盤よりも頭が前に出され、臀部が沈み、エッジをかけた左足を運んでいる。

右足の着地位置の探りのとき、少し弧を描く。

トップが浅く、右膝の運びと振り下ろし始めが一緒で、始動が遅れているということ。

野間は、真ん中128キロのチェンジアップを肩を作って右肘でバットをはらって、右中間を破る三塁打。

石原は、ステイバックのときに頭が後ろの骨盤よりも前に出されながらも、アウトハイのカーブ118キロを打って左飛。

アルモンテがダイブして捕球し、犠飛となる。

Johnsonは、インコースベルトの高さの117キロのカーブを見逃し三振。

田中は、アウトコースのベルトの高さのスライダー134キロを、左前安打。

菊池は、インハイのシュート140キロを打って、三邪飛。

広島2-1中日。

2回裏

福田は、インハイ126キロのチェンジアップを打って、三ゴロ。

大野は、真ん中低目の115キロのカーブを打って、三ゴロ。

Johnsonは、27球目、118キロのカーブを、真ん中低目でワンバウンドさせる。

ジーは、インロー142キロのシュートを打って投ゴロ。

3回表

ジーは、50球目、126キロのチェンジアップを、インローでワンバウンドさせる。

丸は、真ん中127キロのチェンジアップを空振り三振。

松山は、インコースベルトの高さの136キロのシュートを打って、三直。

バティスタは、真ん中高目の136キロのシュートを打って、二飛。

3回裏

大島は、アウトロー141キロのストレートを打って、遊ゴロ。

京田は、真ん中チェンジアップ129キロを打って、投ゴロ。

アルモンテは、アウトロー128キロのスライダーを空振り三振。

4回表

ジーは、60球目、122キロのチェンジアップをアウトローで、ワンバウンドさせる。

安部には、114キロのカーブが、アウトハイに外れて四球を与える。

野間は、真ん中129キロのスライダーを右中間を破る二塁打。

頭を後ろの骨盤に乗せてステイバックし、トップの角度をキープしてから振り下ろし、両腕で逆三角形を作る。

無死二、三塁。

石原には、インハイにシュートが外れて、死球を与える。

Johnsonは、119キロの真ん中のカーブを打って、二併打。

ジーは、75球目、123キロのカーブをアウトローでワンバウンドさせる。

田中は、アウトハイ141キロのストレートを打って、左飛。

4回裏

Johnsonは、39球目、114キロのカーブを、アウトローにワンバウンドさせる。

モヤは、アウトロー133キロのスライダー133キロを打って、三ゴロ。

平田は、アウトハイ135キロのスライダーを打って、三ゴロ。

髙橋周平は、インハイ140キロのシュートを打って、一ゴロ。

5回表

菊池は、アウトコースベルトの高さのスライダー129キロを打って、捕邪飛。

丸は、インロー142キロのシュートを打って、二ゴロ。

松山は、真ん中133キロのスライダーをヘッドを残して打つが、左飛。

5回裏

Johnsonは、トップを作ったときに、右肩、右膝が開き、左左肘が伸びて、トップの位置が下がる。

アウトハイのスライダーが外れて、福田に四球を与える。

大野は、インコースベルトの高さのチェンジアップ127キロをヘッドを残して壁を作って打って、右前安打。

ジーは、左足の拇指球に重心がかかって、インハイのストレートを3バント失敗。

Johnsonは、左足の踵に重心を残しつつ、拇指球に重心をかけ、右膝を内入れする。

トップを作る過程で、左股関節、腸腰筋は外旋しないが、左肩、左膝が開く。

大島は、真ん中低目118キロのカーブに、振り下ろし始めと右膝を下ろすのが一緒で、ボールの下から手首を返すが、一、二塁間を破るコース安打。

広島2-2中日。

京田は、アウトローの129キロのスライダーを、ボールの上っ面を叩き、地を這うゴロを打ち、遊併打。

6回表

バティスタは、真ん中低目の122キロのチェンジアップに、ステイバックのとき、頭が後ろの骨盤よりも前に出されるが、左足を着地したときに、トップの角度をキープ。

しかし、左膝が開いている。

左足のスパイクの外側に重心を移動し、バットでボールをこすり、ボールの下にバットをくぐらせてバックスピンをかける。

レフトスタンドにソロ本塁打。

広島3-2中日。

ジーは、安部には、インコースベルトの高さに、136キロのシュートが外れて四球を与える。

野間は、真ん中高目の134キロのシュートを、左肘先行のインサイドアウトで、肋骨付近でヘッドを通過させて打ち、中前安打。

ここで、祖父江に投手交代。

石原は、左足踵に重心がかかり、アウトコースのベルトの高さの129キロのスライダーをバントして、大野は、三塁に送球し、三塁forced out

Johnsonは、インコースベルトの高さのスライダーを、右足の拇指球に重心をかけてバントして、3バント失敗。

田中は、アウトロー143キロのストレートに空振り三振。

ジーは、5回0/3 100球 打者25人 8安打 1被本塁打 2奪三振 2四球 1死球 失点3(自責同じ)。

7回表、回跨ぎで祖父江が登板

菊池は、アウトローのスライダー131キロを打って二ゴロ

丸は、インコースベルトの高さのスライダー132キロを打って空振り三振

松山のは、インハイに133キロのスライダーが外れて四球。

バティスタは、インハイ143キロのシュートを打って投ゴロ。

祖父江は、2回 33球 打者7人 無安打 3奪三振 1四球  無失点。

7回~9回

7回裏

髙橋周平は、アウトローのスライダー127キロを打って、二ゴロ。

Johnsonは、トップを作る過程で、左股関節、腸腰筋は外旋しないが、左肩が開く。

右足は、踵から着地。

135キロのスライダーがアウトハイに外れて、福田に四球を与える。

Johnsonは、114キロのカーブをインローに、ワンバウンドさせる。

松井佑介は、インコースのベルトの高さのチェンジアップを打って、三ゴロ。

Johnsonは、トップを作ったときに、胸の張りが大きいが、コックした左肘が三塁側に倒れる。

左股関節、腸腰筋は内旋しないが、左肩が開く。

フィニッシュで一塁側に重心が残る。

阿部は、トップを深く入れるが、ヘッドが寝ている。

前の膝を投手方向に運ぶ。

着地したときに、トップの角度をキープ。

振り下ろし始めのポイントは後ろだが、ミートポイントは前にして打つ。

阿部は、左中間を破る二塁打。

堂林は、センターの方向を向いて打球を追っている。

これだと、捕ってから送球するときに向きを変えなくてはならない。

大島は、真ん中スライダー134キロを空振り三振。

Johnsonは、7回 108球 打者28人 6安打 4奪三振 2四球 3失点(自責同じ)。

8回表

岩瀬は、左足踵に重心をかけ、左股関節の外旋なしで右膝を内入れしてステップ。

トップを作ったときに、コックした左肘を頭の位置が離れている。

右股関節、腸腰筋は内旋していないが、左膝がやや内に入り、前に折れて倒れ、臀部が沈む。

右肩が開くが、右足はインステップになっている。

リリース直後、左肩が凹み、トップの位置が下がる。

岩瀬は、6球目、安部には、131キロのスライダーがワンバウンドしてアウトローに外れて、四球を与える。

野間は、アウトロー133キロのスライダーをバントしてファウル。

アウトコースベルトの高さのストレート135キロをバントしてファウルの後、アウトハイのスライダーをヒッティングに切り替えて空振り三振。

空振りの間、一走の安部が二盗成功。

石原は、アウトコースベルトの高さの129キロのスライダーを打って、遊飛。

鈴木博志は、右肘が逆L字になり、右肘をつまみ上げたときに、両肩がM字になる。

トップを作る過程で、右股関節は外旋しないが、腸腰筋が外旋し、右膝が沈み、左肩、左膝が開く。

リリースのときのトップの位置が低い。

鈴木誠也は、ステイバックのときに、頭が後ろの骨盤よりも前に出されて、右肘の出が、左肩が前に出されるよりも遅れる。

鈴木誠也は、アウトローのカットボール138キロを空振り三振。

岩瀬は、2/3 14球 打者3人 無安打 1奪三振 1四球 無失点

8回裏、Jacksonが登板。

京田は、インロー140キロのストレートチェンジを打って二ゴロ。

アルモンテ(左打席)は、アウトコースベルトの高さのストレート149キロを空振り三振。

Jacksonは、右足踵に重心をかけ、右股関節を外旋して左膝を上げて内入れし、「く」の字を作るが、フットファーストでステップ。

左膝、左足つま先を本塁方向に向けるのが早い。

トップを作ったときに、左肩、左膝が開く。

頭とリリースポイントの距離が遠い。

モヤは、トップが深く入り、頭を後ろの骨盤の上に乗せてステイバックし、ステイバックが大きい。

エッジをかけた左足を前に運び、右膝を投手方向に運ぶ。

左肘先行のインサイドアウトで振り下ろし、コックした左肘を肋骨に沿わせて右肘でバットをはらう。

モヤは、アウトコースベルトの高さのスライダー137キロを、ライトスタンドに本塁打。

平田は、インコースベルトの高さのストレート152キロを打って、捕邪飛。

Jacksonは、1回 18球 打者4人 1安打 1被本塁打 1奪三振 1失点(自責1)。

9回表、鈴木博志が回跨ぎで登板

田中は、インハイ150キロのストレートを打って遊ゴロ。

菊池は、ストコースベルトの高さのカットボール140キロをを打って三ゴロ。

丸は、インハイ(丸から見ればアウトハイ)の151キロのストレートを空振り三振。

鈴木博志は、1回1/3 15球 打者4人 無安打 2奪三振 無四球 無失点。

試合は、広島3-4中日で試合終了。

勝利投手 鈴木博志 1勝0敗0S

敗戦投手 Jackson 0勝1敗0S

ホールド 岩瀬

対戦成績 広島3勝2敗。