中村祐太5勝目、バティスタ中押し、ダメ押し。

Last Updated on 2017年12月11日 by wpmaster

優勝が決まってから2試合目、対巨人24回戦。

先発は、中村祐太とマイコラス。

試合経過

中村祐太は、初回から、大部分の球は、リリース前に瞬発力による体重の負荷を解いてルーズに投げられている。

三角筋を使って胸の張りも作れており、しなりがあるので、打者の目線近くでリリースできている。

1,3,11,12,15,18~21・・34・・76・・106球目とフィニッシュで右足を一塁側に送って重心移動できている。

中村は、9球目で、トップを作ったときに右肩が下がる。

更に、26~27,30,48,49,72,75球目でトップを作ったときに右肩が下がる。

17,54,106球目は、左膝にタメがなく、トップを作るのと同時に着地して高めに外れる。

今日も肩の状態は良くない。

序盤から左足でやや弧を描くところ、左足で弧を描かなくても左肩、左膝や左つま先が開くことがあった。

村田には、2回に、そのような球を二塁打を打たれた。

スライドステップのときに、左足が硬直し、瞬発力を消耗した球があり、

4回に、阿部にセンター前、7回に村田にセンター前に打たれた。

中村が良くないながらも抑えたことは事実だが、巨人打線が見逃してくれて助かった球も多かった。

中村祐太は、7回 114球 3安打 4四球 無失点

2番手Jacksonは、58試合目の登板

フィニッシュで右足を左足の前で通過させて重心移動をさせて投げる。

しかし、3,5,6,9,11,14球目でトップを作ったときに右肩が下がる。

12球目では、左膝にタメがなく、高めに外れる。

この試合は、肩の状態が良くなかった。

1回 15球 無失点

3番手一岡は、59試合目の登板

初球は、左膝にタメがなく高めに外れる。

5,7球目でトップを作ったときに右肩が下がる。

しかし、7球目は、フィニッシュで右足を左足の前で通過させて重心移動して投げたので、

村田を空振りの三振。

一岡は、1回 7球 1奪三振 無失点

一方の巨人の先発は、マイコラス。

マイコラスは、5,15球目でトップを作ったときに右肩が下がる。

15球目は暴投になる。

マイコラスは、フィニッシュで右足を左足の前で通過させて投げられているが、

右肩の状態は良くない。

田中は、グリップを落として、重心を残してレフト前。

菊池の4球目で田中は盗塁。

菊池は、一ゴロで進塁打となり、田中は三塁へ。

丸のところで、前述の暴投で先制。

4回丸は、真ん中高めのカーブをポイントを前にして右肘で掃ってセンター前

松山がアウトローのシュートをグリップが下がった状態から打ちに行き、

ボールの上っ面に当たった打球が、ベースに当たり、投ー一間の内野安打。

バティスタは、オープンスタンスに近いスクエアで立つ。

アウトハイ真っすぐ152キロをライト前に打つ。

広島2-0巨人

開きながらも後ろ膝がルーズにボールを見る間ができていた。

野間は、真ん中低めのストレートをレフト前で今季初打点で3-0

野間は、トップを作ったときにややバットが寝ているが、トップは浅くはない。

膝の開きを抑えてレフト前に打った。

マイコラスは、トップを作ったときに右肩が下がっていた。

5回、丸は、トップを作り切れずに追いかけながらも重心を後ろに残しライト前に安打。

松山は、真ん中低めのシュート149キロをセンターへ二塁打。

広島4-0巨人

トップが深く入り、トップを作ったときにヘッドも立つ。

手首の返しをこらえて右手主導で打った。

バティスタは、オープンスタンスで立つ。

マイコラスは、左肩が開いていた。

アウトローのカーブを左膝の開きを抑え、ヘッドを残してライト前に打つ。

広島5-0巨人

試合は、このまま広島がリードを守り、5-0で勝利。

中村は5勝目(3敗)

敗戦投手は、マイコラスで、13勝8敗

まとめ

中村は、当確ではないが、ポストシーズンの先発ローテーション3番手以下の争いに1歩リードしたのではないか。

中村のストロングポイントは、腕を振り切れるところ。

今季、一軍で実績をある程度作り、飛躍の足掛かりはできた。

故障歴が有り、故障明けなので、きちんとリハビリをして来季は一軍の先発ローテーションに定着できるかどうかだ。