広島3-5ソフトバンク。ソフトバンクは強い。力負けだ。

Last Updated on 2017年12月3日 by wpmaster

対ソフトバンク1回戦

先発は、Kris Johnsonとバンデンハーグ。

Johnsonは、初回、トップを作ったときに、左肩が下がり、手首が寝てボールを引っ掛ける。

ワイルドピッチで1点を許す。

フィニッシュのときに重心が一塁側に残っているので、球速が出ていても球にキレがない。

柳田にレフト前安打でもう一点

3回には、川島がポイントが前ながら肋骨付近の筋肉をスライドさせて2ラン本塁打を打たれる。

Johnsonは、5回 82球 5安打 1被本塁打 2奪三振 3四球 5自責

実際には、しないだろうけど、交流戦明けにもう一度ファームで調整させた方がいいくらいの出来だった。

バンデンハークは、左足を下した後、左膝を伸ばし、本塁側にノンストップで着地。

コンスタントにフィニッシュのときに右足を左足の上に通過させて、一塁側に重心を移していた。

丸に3発浴びたが、いずれもコースは甘いが球そのものは、ボールに体重、瞬発力が伝わり、

バックスピンのかかった球。

それ以外の真っすぐ系も球速以上にキレがあった。

広島でいうと真っすぐ系は、藪田、ブレイシアレベルの投手だ。

丸は、下半身で速度を評価し、テイクバックしたときに膝がルーズに曲がって静止、壁を作って上手く打った。

鈴木は上体が前に出されて4-0

エルドレッドの安打は、ハードカーブを打ったもの。

西川の二塁内野安打も打ち損じ。

対応できたのは、丸、松山、第一打席の田中、代打の天谷と左打者である。

ソフトバンクの甲斐の送球は素晴らしかった。

バンデンハーグは、モーションが大きく、投げたのもハードカーブ。

田中のスタートも遅くはないが完璧な送球だった。

リードも高めを上手く使っていたし、何故、正捕手として定着させないのだろうか。

誠也と内川と一緒に自主トレをした3割打者の上林も出場なし。

ソフトバンクは層が厚い。

これまで対戦したパリーグのチームの中で一番強い。

広島の中継ぎでは、一岡がフィニッシュのときに左膝が真上に伸びて重心移動し、

内容が良かった。

最終回の今井は、以前よりトップを作ったときの肘の高さが下がり、スリークウォーターに近くなった。

トップを作ったときに右肩が下がるのを連発し、よく0で収まったという内容。

三塁側に重心が残り、抜けないスプリットが高めに外れ、目線の近くに行って松田が空振りしてくれて助かった。

広島にとって、2点ビハインドで岩嵜、サファテはキツい。

この試合は勝ち目がないに等しいかったはいえ、僅差のビハインドで投げさす投手ではない。

僅差で投げさせる投手の層が薄い。

だからといって二軍から上げて登板させればいいというものではない。

今日、一軍登録された加藤も球数を放れる先発投手で中継ぎでは勿体ない投手。

現実には、登録の経緯からして中継ぎ補充なのだろうが、この三連戦限定に留めなければならない。

大瀬良も藪田も投げたばかりなので、交流戦は投げさせられない。

交流戦の優勝にこだわるあまり、リーグ優勝を逃したら本末転倒だ。

交流戦後は、一軍で通用するレベルのトータルの投手の層は、厚いのだから、

今現在の先発ローテーションの中から僅差の中継ぎに回せばいいのだ。

次の試合は、野村と松本。

相手投手は、初めて見る投手なので何とも言えない。

[追記]

ソフトバンクは、内川、デスパイネがいなくて、今宮が先発を外れ、上林が欠場してあのオーダーです。

リリーフも、スアレスがいなくても、昨日投げた2人以外にも森、五十嵐とタフな投手がいます。

今井が昨日松田に投げた球も左打者から見ればアウトコースなので振ってくれません。
大差負けの敗戦処理でしか起用できないかと思います。

[追記]

ペナントレースの勝敗を決定するのは、リリーフ投手のレベルと層の厚さです。
プロ同士の対戦では6回までは拮抗し、逆転が難しい差がつくことは、多くて30試合前後、場合によっては10試合あるかないかしかありません。
先発投手のレベルは、セリーグ6球団のローテーションの平均ぐらいあれば十分であると考えます。
現在の先発ローテーション投手以外に、ファームでは、戸田、ヘーゲンズ、福井、一軍にも加藤、九里と先発で試合を作れ、現在のローテーション投手と圧倒的な差がない投手がいます。