Last Updated on 2017年12月7日 by wpmaster
昨日は、岡田が投手能見に四球を出して満塁と劇場ぶりを見せたが試合を作り中継ぎからも点を取って7-1で快勝。
今日は、戸田が8、9回は、球数を要し140球を投げさせる結果となったが、プロ初完投初完封。
大量点差なので、球数上代えた方がいいとも思ったが、オールスター休み中は、きっちりとリハビリさせてやって欲しい。
次のステップとして、一つのアウトを少ない球数で簡単に取るということを覚えて欲しい。
序盤、大量点を取ると味方の攻撃が長くなり、肩が冷えて、キャッチボールをしながら肩を温めても回復が難しく、自らも大量失点して点差が縮まり、荒れる試合になりやすい。
先制、中押し、駄目押しと点が入った試合だと、緩急やインサイドが使え、攻め方の幅が広がり、投球がし易くなるが、
序盤大量点を取ってくれた試合を完封するのは難しい。
序盤1回、2回を、よく0で抑えてくれた。
試合の方はだが、岩貞は、動きが重く球が高く、肩でも悪いのか?。
戸田は、130キロ台の速いカットボールのようなスライダー?も加えていました。
8点目のとき、戸田の安打で本塁送球間に、野手は、2塁進塁が基本ですが、戸田は、1塁でストップし、次の回に備えていました。
広島の攻撃は、打者の個人技の向上で作戦も何もないと言われることがあるが、一部は当たっているが、攻撃の方は、2点目も丸の二ゴロ(普通に捕れる二ゴロ)で取ったものである。
阪神は、二塁打で出た江越をライト前の安打でホームに行かせないなど攻めは消極的だった。
次打者が三塁ランナーの走るコース、足からか、手でタッチかをジェスチャーで示し、全員が試合に参加しています。
これで、藤浪、能見、岩貞から勝ちを上げ3連勝。
前田が抜けて、大瀬良、福井が離脱したが、若手がここまで早く成長するとは思ってもみなかった。
これで、51勝32敗。貯金19。2位巨人も勝ったので、ゲーム差は10のまま。
巨人は、39勝40敗と借金1。
俺は、事前に当選者が決まっている、票数なんか数えちゃいない選挙なんか興味ない。目の前の試合と火曜からの巨人戦で頭がいっぱいだ。
1996年、広島は、45勝24敗、貯金21、残り61試合を残して、4位巨人と11.5差。巨人は34勝36敗、残り60試合。
この段階では、巨人OB評論家も他球団OBの評論家も優勝は広島が最後まで行くんじゃないかと言っていた。
広島が優勝を逃したのは、チェコが代理人に唆されてチームを離れたこともあるが、投手人の層の薄さである。
しかし、巨人打線が札幌で9連打で紀藤をKOし、巨人が勝ち進むと
経済の指導者達(政治家ではない)は、全ての電波を使って巨人の逆転優勝を煽り、普段野球を見ない層をも洗脳し、
広島は、巨人の引き立て役に徹しなければならないという空気を作り出した。
まるで、広島が優勝してはいけないかのような空気を作り出した。
温厚な私も、このときは、メディアを操っている奴等に殺意が沸いた。
このシーズンは、最後の最後で11.5ゲーム差をひっくり返されたのではない。
実は、100試合目で、巨人に首位に立たれているのだ。
その間、巨人は、23勝7敗 .766。
たった、30試合で11.5差をひっくり返されている。
その後、広島も持ち直し、残り12試合のところでは、巨人に2ゲーム差を付けて首位に立っている。
それから、2勝10敗で最終的には、ペナントを制した巨人に6ゲーム差を付けられて中日にも抜かれ3位。
11.5差を付けられた段階から、巨人は、60試合で43勝17敗 .716。
60試合で17.5ゲーム差を巨人に付けられたのだ。
このときのメンバーは、確かに誰もいない。
しかし、2008年にも、巨人は、阪神に最大13.0ゲーム差を付けられていたが、そこから、残り64試合で44勝20敗.687と勝ち進み、
残り1試合を残して逆転優勝をしているのだ。
このときのメンバーであった阿部、坂本、投手では山口は、現在でも現役である。
巨人は、ローテーションも整備されつつある。その中から誰か一人、例えば、肩痛から復帰したマイコラスを回跨ぎのない中継ぎに組み入れ、リリーフの層が厚くなったらどうするのか。
メジャーで実績のあるギャレットが日本の投手に適応してきたらどうなるか。
坂本は、ここ数年の伸び悩みから脱却しつつある。阿部も打撃三部門の数字は落ちたが、得点圏では、勝負強い。
村田が下位打線にいる巨人は、手強い。
この先巨人が、残り61試合を44勝17敗 .721と勝ち進んだ場合、83勝57敗となる。
広島は、残り58試合を33勝25敗、.568で勝ち進み84勝57敗としなければ優勝できない。
追いかけるよりは、追いかけられる方が、戦いを進める上で、作戦を立てる上で、有利なのは確かだ。
残り58試合を全部勝つ必要はない。
火曜からの巨人2連戦は、2つ負けても痛くも痒くもないという意見もあるようだが、
日程上は、オールスター休みがある。
ここは、先発が悪ければ3点目を取られる前に早めに交代をさせ、石橋を叩いて小刻みに継投して、代走守備固めを忘れず、
巨人の先発が疲れ始めてきたところやリリーフ陣の中に状態の悪い投手がいたら畳かけて欲しい。いなければ、ケース打撃で1点を取る野球をしなければならない。
菅野は、中5日で投げされてこないと言われるが、わからない。菅野が出てきたら1勝1敗已む無し(勝ちには行って欲しい)、出て来なければ2つとも勝って欲しい。
先ずは、容赦なく反撃体制を整えつつある巨人の出鼻を叩きのめして反撃の芽を摘み取っておいて欲しい。
[追記]
広島の順位の原因については、次のような意見があります。
広島はチーム単位で作戦を立て、二つ先の塁を目指す野球をして点を取っています。個の力の向上もありますが、チーム単位での意識改革が今の順位の理由です。
これに対し、私は、次のように考えます。
カープが個人技のみではなく、戦い方という手段によるものもあるでしょう。
目的や意識、意識改革で順位が上げれば苦労はしません。
チームの構成員が総じて走塁技術が向上したことが手段を用いることができる土台となったのです。
[追記]
菅野がDeNA相手に完投したのは、昨日9日でした。
先ず、100%次の2連戦には来ないですね。
内海に田口、広島にとっては嫌な相手です。
一二軍を合わせた選手層は、今年に限って言えば、いいとこ勝負だと思います。
優勝争いをする中での勝ち方を知っている内海、大竹がローテーションに入ってきたことは厄介です。田口は無双していませんが、防御率3.09は、能見や岩貞よりも上で、楽な相手ではないと思います。マイコラスも短いイニングで全力で投げてきたら、苦戦すると思います。
私が言いたいのは、現状維持で守りに入って逃げ切るのではなく、もっと差を広げろということです。
注意しなければならないのは、巨人がペナント前半と後半では別のチームになるということ、シーズントータルでみたとき、ポイントとなる試合でギアを上げてくるところです。
簡単な相手ではないですが、直接対決で勝ち越すぐらいでないと優勝は見えてこないと思います。
[追記]
山口もmathiesonも、スロースターターで、例年、春先は防御率が悪く、後半になるにしたがって、コンディションを整えギアを上げてきます。
宮國についても、回跨ぎが出来ますし、長いイニングを投げて試合を作れます。広島は、過去炎上させたこともありますが、広島にとって重要な試合では抑えられています。
10ゲーム差程度では、優勝できると思うまでところまではいきません。