Last Updated on 2017年12月9日 by wpmaster
5月19日のヤクルト戦で63球投げた九里が、5月21日の阪神戦で、中1日で28球を投げた。
1980年代、1990年代は、広島に限ったことではないが、北別府、川口、佐々岡、山内、澤﨑らが1イニング~3イニングでKOされてから中1日で先発又は中継ぎで投げてくることはあった。
また、広島に限らず、前日中継ぎで1/3~1回20球弱を投げた投手が先発してくることがこれまでもあった。
山内、澤﨑などは、6~7回100球以上投げて中1日か2日でストッパーやクローザーで登板してくることがあった。ダイエーでは、下柳や木村が中継ぎで5イニング80球以上投げた後、連投してくることがあった。
この2人は、故障で選手生活は短かった。北別府は、20代の頃は141キロ前後投げていたのが晩年は134~137、佐々岡も150キロを超えるストレートを投げていたのが134~136キロに落ちた(尤も、先発一本でやっていても勤続疲労で落ちたと思うが)。下柳も142~146キロが132キロ程度に落ちた。
稲尾や板東の頃を見ていたファンは、何を過保護なことを言っているんだと思うかもしれない。
当時とは打撃の水準も違う。115キロ~128キロのストレートで抑えられるわけがない。精神論では抑えられないのだ。
練習で50球投げるのと試合で50球投げるのは、労力、疲労とも違う。
雨で先発登板が1回流れて中継ぎで調整させるというのではない。
上記のような例は踏襲して欲しくない。
先発、中継ぎで50球~65球投げた投手は、移動日を入れて中3日は開けて起用して欲しい。
それと、前日阪神に勝って阪神戦3連敗はない。岡田は6回で119球投げているからこれ以上投げさせることはできない。
同点に追いついたが、中﨑の3連投も必要はあったのだろうか。
一軍登録メンバーに敗戦処理の投手を何故、残しておかなかったのか、又は、当日登録しなかったのか。
三塁のレギュラーは現状では安部であり、三塁を守れる選手は、堂林、西川、小窪といる。
九里は、中継ぎに回るのかローテーション投手として次も投げるのかはわからない(個人的にはローテーションに入れて、3試合続けて5イニング未満でKOであれば二軍で先発調整がいいと思う)。
三塁手が4人も必要だろうか。何故、堂林か小窪を抹消して敗戦処理の投手を入れておかなかったのか。
戸田は、先発で109球投げた後、中5日開けて中継ぎに回している。
九里に限らず、前述のような起用をしていたら投手は潰れる。
シーズンは長い、各投手の選手生命にも関わる。
常時、敗戦処理の投手の一軍登録は必要なのである。
[追記]
本日は、巨人内海と2年ぶりの対戦。2011~2014年は、3勝10敗(防御率は、1.35→1.62→2.15→3.23)に抑えられています。
エルドレッドは、内海に通算25ー8 .320 2本6打点と強く、菊池も27-10 .370と打っています。
左打者でも丸は、2014年14-5 .357と打っています。
[追記]
巨人も、広島の中継ぎ、抑えが登板過多、層が薄いことはわかっているので、長野が10球と、初回から球数を投げさせ、粘ってきています。