Last Updated on 2017年12月22日 by wpmaster
支配下登録選手の枠は70名。現在、2015年閉幕の段階での総数69人-引退及び自由契約10人+新入団7人+育成から昇格3名=69人となっている。
ここから、前田、黒田、木村昇吾が抜けると66人。残り4枠。
外国人枠4名。現在、K.Johnson、ヒース、エルドレッド、ロサリオと4名いる。
FA選手は、三番打者レフトの候補として考えていた退団濃厚であった藤井が中日残留、元オリックスの坂口はヤクルト入団が濃厚。
以上を踏まえて、現行の各ポジションを見ていくと、
先発ローテーションは、前田と黒田が抜けた場合、K.Johnson、福井、大瀬良(※)、野村の4人。
岡田を先発に回すと、故障歴のある選手の多い中継、抑えの層の薄さを解消できず、同時期に4~5人故障離脱して崩壊することは十分あり得る。
九里、小野、薮田、中村恭は、現状では、シーズン通してローテーションが務まるとは思えない。
中継ぎは、
A 1~3点リードした展開では、戸田-ヒース(岡田)-中﨑(※)or 横山-薮田(※)-ヒース(岡田)
ランナーが溜まった7回に久本(回跨ぎさせない)
B 4点以上リードした最終回では、今村(※)、一岡(※)。
C 同点または1~3点のビハインドでは、横山、仲尾次、飯田、中田(※)、西原、薮田、佐藤祥万
D-4点以上のビハインドに永川
E-それ以上のビハインドに今井。
※ー故障歴有り。故障歴のある投手は、回跨ぎする先発よりもリハビリ面からリリーフの方が向いている。
外野の控えは、天谷、赤松、松山、ロサリオ、中東といる。廣瀬も代打で起用することができる。新井、小窪、梵、岩本、廣瀬と代打の層も厚い。
守備の良くないマートンを入団させるなら、丸、野間を育成して三割打者にした方が良いからマートンは不要。
一塁は、エルドレッド、新井、岩本がいる。松山の一塁は無し。一塁新井、レフトエルドレッドの同時起用も無し。
三塁は、堂林、堂林は、谷繁、新庄又は大引くらい打ってくれればいいと思う。守備のスペシャリストになって欲しい。
バックアップには安部がいる。バルディリス、ルナ、今江は不要。
ショートは、田中。バックアップには、安部、小窪。
木村昇吾の守備は、守備固めと言える程、堅実ではないから、三塁、ショートは、安部と小窪で埋める。
小窪は、髙橋慶彦コーチのいた頃のロッテの打者がショート小窪に向かって集中して打ってきたが、その頃とは別人のように向上している。
二塁は、菊池。バックアップに上本。菊池が故障離脱すると攻撃力が落ちる。
捕手は會澤(盗塁阻止率、守備率、規定試合数に到達した中でリーグトップ、捕逸はワースト)。バックアップに石原。
會澤は、捕逸6くらいまでは許容範囲で、.280 17~19本くらい打って返してくれればいいと思う。
以上の点から見ると、残り4枠に優先順位をつけると、投手>内野>外野となる。
投手3:野手1を補強するとすると、誰をどこに当てはめるか。案として一例を挙げると、
1.江村(前ヤクルト、左投手)
リードした展開での7回。
活きのいいクロスファイヤー(141~144)、インコースの縦スライダー、シュート、スプリットがある。カープには前田健太に横に小さく滑るスライダーを伝授した佐々岡コーチもいる。
先日のトライアウトでも、真っ直ぐも故障前のレベルに戻りつつある。トライアウト前からどこかの球団がそのことを把握して水面下で入団交渉しているかもしれない。
前田智徳に死球を与えた場面だけでなく、次の広島との三連戦でも満塁の場面を0で抑えている。
前田、倉への死球は技術面による投げミスであるが、普段の試合はぶつけるような制球の悪さはない。
防御率5点台も、10試合に一度、炎上又はランナーを貯めて降板で、且つ、ビハインド、敗戦処理での登板であるが故の結果であれば、もう少し評価しても良い。
2010のリーグ優勝に貢献したが、その後左肩故障、復帰したが、ピークを越えた高橋聡文と左肘クリーニング手術をした江村を比較衡量すると、
江村>高橋。
2.外国人(右投手)
先発投手。巨人(マイコラス、ポレダ)や2013までの阪神の(メッセンジャー、スタンリッジ)ように外国人2枚をローテーションに入れる。
3.江柄子(巨人、右投手)
金銭トレード。木村昇吾がFAで入団した場合、フロテクトから外れることも考えられる。
右の中継ぎ。同点又は僅差ビハインド又は1~3点リードの8回で起用。
ソフトバンクで二軍で無双しているのは外国人か、シーズン終盤一軍に定着した投手ばかり。そこで巨人から補強を考えると、
中継、抑えの固定された巨人にあって2015年は出番がなく、笠原、福田、松本が解雇(何れも永久追放が濃厚)が抜けた来季も出番がない現状は変わらない。
入団が難しければ、外国人先発投手をもう一人入団させて二軍で待機。
4.藤村(巨人)
菊池は、手首、膝の故障を押して試合に出続けたことが、成績を下げる原因の一つとなった。長期離脱も全く考えれられない話ではない。
レギュラーとして出場してリーグ優勝したことがある。カープの選手の知らない強いチームの野球を知っている。カープの中堅~ベテランのできない、隙をつく野球、相手の嫌がる野球ができる。機動力(≠盗塁数を誇ること)野球にはまる。長打力もある。
センターを守ることができる(センターのバックアップにもなる)。
片岡のバックアップとして脇谷がFAで加入し、吉川、寺内、立岡もいる。出番がなくなる。
金銭トレードで入団させることも可能。
松田(ソフトバンク)は海外移籍が濃厚で、松田を入団をさせて、村田修一を自由契約にするプランは流れた。巨人の中では今江の評価は村田と同じか下がる。村田と取り替えるとは考えられない。年俸からして代打として眠らせておくとは考えにくい。
今季は坂本も故障した。巨人は、ショート、三塁のバックアップで、かつての木村拓也(自由契約)のように、木村昇吾を入団させるかもしれない。
木村昇吾はBランクで、藤村はプロテクトから外れる。カープ入団は全くありえない話ではない。
同一リーグの投手を入団させることにより、カープ投打の弱点を、同一リーグの野手を入団させることにより、カープ投手の弱点を補強できる。
一軍登録される外国人選手は、投手3(K.Johnson、ヒース、新外国人)野手1(エルドレッド)ということになる。
[訂正]
今のところ確定してる退団選手は
戦力外・引退
篠田・河内・岩見・武内・池ノ内・中村・鈴木(将)・東出・栗原
以上の9名
契約打ち切りの外国人が
ザガースキー・グスマン・シアーホルツの3名
合計12名でした。
後2名、合計6枠あるということになります。後2名について誰を入れるかについては、後程述べたいと思います。