対阪神10回戦、代打新井が均衡を破り勝ちました。

対阪神10回戦、先発は、K.Johnsonと藤浪。

対藤浪は、広島が4勝9敗 藤浪の対広島の防御率が3.17(102回1/3 36)。

松山が昨年は、藤浪を12打数7安打.583 1本塁打と打っています。

鈴木誠也対藤浪晋太郎。

同学年というのは抜きにして、セリーグの右投手で2番目にいい投手とセリーグで4番目にいい打者の対決が見ものです。

両者は、昨年、対戦なし、通算2打数0安打、1三振。

藤浪の広島戦登板数の割に対戦が少なすぎです。

因みに、広島戦に大谷翔平は、過去2試合投げていて1勝0敗、防御率4.00だが、大谷と鈴木の対戦は、プロ未対戦。

近い将来、大谷がメジャーに行くことを考えれば、鈴木対大谷は、”国内”では見られないかもしれません。

K.J.は、4回北條にスライダーを打たれて1点を取られ、1打席目にタイムリーを打たれた中谷が2球目の真ん中低めボール球のハードカーブを空振りしているのを見て、徹底してボールになるハードカーブ、カットボールで攻め、インローのカットボールで三振。梅野を歩かせて二死満塁。打席藤浪、三塁ランナーの動きを見ていなければならないケースで、ランナーを釘付けにしつつ藤浪を力のある真っ直ぐで三振に取った。

二回の中谷への攻めは、石原が初球ボール球から入ったのはいいのですが、2球目に速いシンカーで簡単にストライクを要求してしまいました(以前、よく阿部に2球目を本塁打されていました。)

鈴木は、二打席目、藤浪の外低目の149キロのボール球を、ヘッドからグリップまでを広く使って、ヘッドからグリップまでを、芯じゃないけど、ヒットできるポイントにして、ボールの下にバットをくぐらせてバックスピンをかけてライト方向へ三塁打。

藤浪からは、初安打で、福留の守備を見て三塁まで走りました。

一打席目は、一死一、二塁から150キロの真っ直ぐで三ゴロで藤浪の力が勝り、第三打席は、136キロ真ん中カットボールを三ゴロ。対藤浪は、この日3打数1安打。

4打席目は、藤川のインロー147キロ、鈴木にとっては得意のコースですが、真っ直ぐをレフトライナー。ポジショニングは、相手の研究の成果とはいえ、始動が早いが、バットのヒットポイントの範囲の長さを長くすることができずに力がこもってしまい振り切れていなかった。バットを最短距離にボールを捕らえるはできていたが、奥行の大きいゆったりとした打撃ができなかった。

安部の犠飛で2点目。

藤浪は、逆球も多かったが、逆球に力があり、7回2失点、自責1。1点は、パスボールによるもので、広島打線は、打ち崩すことはできなかった。

最後は、代打新井が藤川の真ん中高目ゾーンより上の145キロ真っ直ぐを後ろをできるだけ取って前で小さく(軽く)振り切り前進守備を越える三塁打で4-2。

スタメンを外れるときは、代打の切り札ですな。

裏が攻撃の広島は、7回からヘーゲンズ、J.Jacksonが左打者に苦労しながらも0で凌ぎ、中﨑と継投し、阪神を詰みの状況に追い込みます。

9回途中で降雨試合終了。

藤浪にもK.Jにも勝敗は付きませんでした。

広島の夏は、暑さと湿度が尋常でないですが、中﨑も今村も長袖のアンダーシャツを着た方がいいですね。

今日の中﨑は、雨は強かったので、帽子のつばを触っていなくても制球を整えるのは難しかったですが、長袖を着ることで雨や汗が流れるのを幾分抑えられたかもしれません。

半袖だと筋肉の動きで配球がわかるし、長野の死球の件もありますので。

実は、半袖よりも長袖の方が涼しいのです。今は昔と違って暑くないアンダーシャツも開発されていますので。

[追記]

血行障害歴のある人に対応したタイトでない長袖アンダーシャツはないのでしょうか。