昨日は、4-3と辛くも凌ぎ、M4になりました。ヘーゲンズの続投、交代の仕方は、球数的にもあれで良かったと思います。
広島の貯金は、31、巨人は、2。残り20試合で14.5差。
皆さん、そんなに焦るなや。
審判の判定に右往左往することなく、実力で審判の主観の入る余地のない試合運びをして、1つ1つ勝っていくだけでしょう。
アウェイであろうが、ホームであろうが、広島が負けて巨人も負けて、又は広島の試合がないときに巨人が負けることにより優勝が決まろうが、
143試合トータルでの首位には変わらないのだから、つべこべ言わずに祝福しろや。
ということで、143試合全て終了したわけではありませんが、残り20試合前後で数字も変わってきますが、暫定的にセリーグのベストナインを予想してみました。
(投手)
防御率は、首位菅野が1.89、ジョンスンが2.26。勝利数は、K.J.と野村が13でトップに対し、菅野は、8。序盤に広島戦で1勝していますが、優勝争いをしているところで、広島戦で2敗。
野村は、13勝しているが、防御率は、2.87
K.J.は、巨人戦の1試合以外は、全てQ.S、菅野は、DeNA戦で2回9試合など、防御率はトップながら炎上した試合が何試合かある。
菅野が残り3試合全勝して11勝してもk.J.がベストナインに選ばれるのではないか。
(捕手)
石原のリード面での貢献という点から広島ファンの多くは石原としたいところでしょうが、出場試合数、打席数、打率など総合的に見れば難しいのではないか。
ここは、今季は該当者なしとしたいところですが、野球は9人揃わないとできないので誰かしらが選ばれるでしょう。
もし、自分が監督だったら盗塁阻止率の最も高い選手を起用します。盗塁は投手との連係で、クイックが下手な投手やモーションの大きい投手と組めば阻止率は下がることはあります。ランナー1塁では、基本的に、二塁打以上の長打を防げば本塁には還れず、二塁に盗塁されれば、シングルヒットで本塁に還られます。走者一、三塁の場面では、一塁走者、三塁走者の動きを見ていなければなりません。
盗塁阻止率を見ると、小林が.328でトップ、石原が.290、會澤が.244と阻止率に関しては、セリーグのレベルは高くない。
打撃面では、石原と小林は同じような数字であるが、小林は規定打席にセリーグで唯一到達している。
捕手は、小林が僅差で選ばれるのではないか。
来季は、菅野から2年連続本塁打を打ち、打撃の良い、又、昨年.404と阻止率リーグトップで、キャッチング(捕逸3、低くミットを構え、低目でも臨機応変に上からミットを出せるようになった)、ブロッキング、ブロックの向上した會澤に獲ってもらいたい。
(一塁)
ビシエド.272 21本 66打点、ロペス .257 24本 72なので、.302 17本 96打点の新井が当確だろう。
消化試合に新井が全試合フルイニング出場するとは考えられず、打点王は、優勝争いから既に脱落し、ケース打撃などの制約のなく、1試合で5打点以上稼げる山田88、筒香91、シーズン終了待たずに帰国も考えられるバレンティン88に抜かれるだろう。
しかし、リーグ優勝への貢献は、揺ぎないものである。
(二塁)
菊池も.325で最多安打と文句のない数字なのだが、打率.323と変わらず、トリプル3、100打点超えが間違いない山田が選ばれるだろう。
(三塁)
昨年首位打者の川端は、.307だが規定打席を割り、村田.296 18本 59打点が僅差で獲るものと思われる。
(遊撃)
昨年のベストナインの鳥谷の成績が不振、倉本も.304と数字を伸ばし、全試合フルイニング出場の田中もいるが、打率首位の坂本が大差で獲るものと思われる。
(外野)
.316 38本塁打 91打点の筒香、打率.336(打率.050、49打数無安打でも3割を割らないので3割超えは確定) 24本塁打 85打点の鈴木誠也の両選手が投票数1、2位を占めるのは間違いない。
3位は、バレンティン、丸、福留の争いになると思われる。
バレンティン .273 25本 88打点 得点圏.288
丸 127試合 .292 17本 83打点 得点圏 .305
福留 115試合 .313 9本 49打点 得点圏 .300
3人の中で得点圏打率トップ、本塁打、打点が2位で最下位のものがないこと、フルイニングは出場していないものの全試合出ていることを踏まえれば、僅差で丸だろうか。残り試合で打率3割に乗せ、バレンティンと打点の差を大きく広げられないかが鍵だろう。
MVPは、投手では、130試合のときには、桑田のように14勝で選ばれた選手もいるが、143試合となった現在では16勝ぐらいしないと難しいだろう。
新井は、打つ方では、広島の野手の中では、最も貢献したと思う。チームの戦略としては、ベテランを休ませ、苦手投手との対戦を避けるというのは有りだと思うのだが、10試合欠場し、代打出場も多く、優勝が決まるまでの間に菅野や藤浪と対戦していない事実を記者がどう見るかだろう。
鈴木も故障などで序盤14試合欠場しているので、MVPはないだろう。
三冠王を取れば山田や筒香も有り得る。
欠場2試合で、最多安打、捕殺数520ペースで安打をもぎ取り投手を助けた菊池が、記者からすれば、「MVPには投票するから、ベストナインは許してくれ」と首尾一貫しない結果になるが、選ばれるのだろうか。
最後にベストナインに選ばれた選手で打線を組んでみると、
(遊)坂本 .347 17本 64打点 出塁率 .439 得点圏.333
(中)丸 .292 17本 83打点 出塁率.388 得点圏.305
(二)山田 .323 33本 88打点 出塁率 .446 得点圏.324
(左)筒香 .316 38本 91打点 出塁率 .431 得点圏.378
(右)鈴木 .336 24本 85打点 出塁率 .400 得点圏.360
(一)新井 .302 17本 96打点 出塁率 .378 得点圏.353
(三)村田 .296 18本 59打点 出塁率.348 得点圏.306
(捕)小林 .199 3本 29打点
(投)K. Johnson
※数字は、何れも2016年9月4日現在。
先発ローテに菅野、田口、野村、石田、山口を加え、中継ぎにJacoson,Mathieson、ヘーゲンズ、抑えに澤村、中﨑、田島を加え、
DHに新井、一塁山田(守備は菊池の次に上手いが)、二塁菊池で(九番丸、二番菊池)
パリーグで143試合戦ったら何勝できるだろうか。
機動力が使える選手が山田と丸ぐらいで、ケース打撃に長けた選手も菊池ぐらいなので、
防御率の悪い投手からは大量得点できるが、防御率の良い投手には抑え込まれて
多分71~72勝ぐらいだろう。
野球は総合力、野球は難しいという結果になるだろう。
>コメント有難うございます。
オバQ様
打に関して言えば、新井が最も貢献していると思いますが、野球は打つだけではないので、新井も一塁手としては球際に強いですが、トータルで言えば、私も菊池を推したいと思います。
筒香にしても、山田にしても3冠は難しく、坂本(首位打者)、筒香(本塁打、打点)、山田(あるとすれば、打点)でタイトルを分け合うことになると思います。
コメント失礼します
ベイファンですみません
ベストナインは主様が選んだ選手で結構納得してます。それでいきましょう(笑)
やっぱりMVPは優勝したチームからが妥当だと思いますからね。
新井、鈴木、菊池誰がMVでも文句ないですね。自分的には菊池を推薦したいですね。やっぱりあの守備力は凄いです!今年は打撃も好調ですし。あとオールスターで筒香と菊池がふざけあってるが印象的でした(笑)