日本ハム対西武22回戦
先発は、加藤貴之と隅田知一郎
試合は、2-7で日本ハムの敗戦
先発加藤貴之は、5失点して追い付き追い越すのを簡単でなくさせたが、3回表終了の段階で5点ビハインドであれば、7イニングスを使って点差を詰めていけば逆転するのは不可能ではない。
但し、四球乞食と安打を待つ野球で「つなぐ野球」をしたら、追い付き追い越すのは不可能である。
各イニング、走者を一人でも出塁させることに成功すれば、その走者が二盗、三盗、本盗すれば、後続の打者に安打が生じなくても得点はできる。
すなわち、出塁させた走者の数と同じ数だけ得点できなければ攻撃にロスが生じているのである。
打線は、計13人出塁させたが、2得点
加藤貴之、石川直也のピッチング
加藤貴之は、先頭古賀に対しては、二段モーションでセットを解き、中村剛也に対しては、スモールステップ後にセットを解く。
ニーアップした後に右足前脛骨筋が回外(内反)する。オールドファンにわかりやすく説明すると、ヒップファーストになる。
左肘を上げた後、左足拇指球で地面を蹴ってしまう(バックを踏む)。
左肘のアクセレーションを完結する間が作れない。
左腕前腕部を回内(スロー)後、右膝の壁が崩れる。
バックスピンが減じる。
加藤貴之は、古賀にソロ、中村剛也に3ランを打たれ、3回表計5失点
7回表二死二塁、スコアは、1-5と日本ハムが4点ビハインド
石川直也は、右腕前腕部を回内して右腕前腕部を骨盤の位置で止めた後、右腕前腕部を回外せずに、右腕前腕部を回内して右腕前腕部、右肘を右肩の高さに上げている。
右肩の腱板が弛緩せずにすり減り、投球をワンバウンドさせる。
二塁走者が三塁に進塁する。
源田の中前安打で1点を追加される。
二死一塁、左翼棒際の塀に当たるゴロ[走塁]
二死を取られた後は、打球に関係なく、送球の有無に関係なく、打者走者を含め、帰塁することなく本塁に走る。
3回裏一死一三塁、投手隅田(左投手)、打者松本剛(右投げ右打ち)、一塁走者五十幡、三塁走者奈良間
スコアは、0-5と日本ハムが5点ビハインド
五十幡は、松本剛が右腕前腕部を回内(スイング)後にスタートを切る。
松本剛が三遊間に地を這うゴロを打つ。
奈良間はゴロゴーのスタートを切る。
佐藤龍世は、三塁ベースを踏まずに二塁に送球する。
五十幡は、右膝を伸展、左膝を屈曲して二塁に滑り込むが、ドリルスライディングではない。オーバーランしていない。
松本剛が一塁ベースを駆け抜けるが5-4-3の併殺が成立。
2アウトで三塁走者にゴロゴーをさせた指揮官も誤りであるが、五十幡も三塁走者の本塁生還をアシストできなかった。
3回裏は、無得点に終わる。
6回裏二死一塁、投手隅田(左投手)、打者山田遥楓(右投げ右打ち)、一塁走者マルティネス
スコアは、1-5と日本ハムが4点ビハインド
マルティネスは、隅田が左腕前腕部を回内して左肘、左腕前腕部を左肩の高さに達した後、シャッフルして二次リードをハーフウェイ手前まで進める。
山田遥楓が右腕前腕部を回内(スイング)した後、スタートを切る。
左翼手ペイトンは、右腕前腕部を回外してフォアハンドシングルでグラブを出すが、打球に抜かれ、打球は、ポール際の壁に当たって跳ねり転がる。ペイトンは、左翼席に腹側を向け、ベアハンド(左手)でボールを拾う。
遊撃手源田は、打球を追い、外野芝で、三塁ベースの外野寄りのラインと三塁線が交わるポイントと左翼手ペイトンが左肘を上げたポイントを結ぶラインの外側に入る。三塁手の佐藤龍世は、三塁ベースの左翼寄りのラインの後ろに左翼に腹側を向けて立つ。
源田がペイトンからの送球をカットする。
マルティネスは、三塁ベースを蹴り、ファウルゾーンの芝とアンツーカーの境目、アンツーカー内のライン半分相当までオーバーランして帰塁してしまう。
二死二三塁に留まる。
打者野村のところでは、重盗、フォースボークは、仕掛けない。スクイズのサインも出さずにヒッティングさせる。野村は、三ゴロ、全員本塁に向かって走るが、本塁に一人も到達しない内に佐藤龍世が一塁に送球して打者走者野村にアウトが宣告される。
6回裏は、無得点に終わる。
2回二死から山田遥楓、8回一死からマルティネス、9回二死から松本剛が出塁するが、盗塁を仕掛けない。
脚注
用語の意味に関しては、下記記事参照