日本ハム対ロッテ15回戦(エスコンフィールド)
先発は、上原健太と西野勇士
試合は、1-3で日本ハムの敗戦
日本ハムは借金1となったが、巨人が広島に付けられた1996年のシーズンは、130試制
11.5ゲーム差を付けられた段階では、巨人は借金2、残り試合は、61試合
更に、日本ハムは、前回リーグ優勝したときは、ソフトバンクに最大11.5ゲーム差を付けられていた。
ソフトバンクの走塁は、減速停止を基本とし、オーバーランはしない。
ソフトバンクは、シングルヒット3本で満塁のケースを創る。すなわち、シングルヒット3本で1点が取れない。
走者一塁、二塁打で一塁走者が三塁で止まる。
ソフトバンクは、先発投手が不足し、中継ぎ投手を先発に回している。その結果、リリーフの層が薄くなった。
ソフトバンクの野球は、1996年の広島の野球と酷似している。
1996年の広島は円山球場で紀藤が巨人打線にボコられた。そこから巨人が勝ち始めた。
ソフトバンクは、日本ハムと同じく、一二塁のケースで遊ゴロ、二ゴロが生じた場合、打球に触れた野手が一塁に送球し、二塁走者に三塁に進塁されている。
※ソフトバンクの選手ができていないから日本ハムの選手もできなくてよいということではない。
12球団の遊撃手の中で最もバックスピンの量を産み出せる送球動作をする水野の離脱も大きいが、上川畑も源田よりは肩が強い。
水野も上川畑も両足の親指のIP関節を底屈して走者をタッグできる。
上川畑は、フットワークとハンドリングが水野より落ちる。
ソフトバンクが日本ハムに大差を付けている主たる原因は、山川、近藤、栗原がマルティネス、万波、レイエスより本塁打を打っているからである。
しかし、山川、近藤、栗原、柳田は、川瀬、三森らがカット打ちで相手投手に球数を投げさせ、側副靭帯、腱板が再生産できなくなったところをボコっているにすぎない。
ギアを上げた投手を打っているのではない。
メジャーでは通用しない井の中の蛙である。
新庄は、交流戦前まで万波、レイエス、水谷をスタメンで使い続けることをしなかった。
新庄は、辛抱が足りな過ぎる。
結果論ではない。私の開幕前構想でこの3人は、スタメンで使い続けろと書いている。
日本ハムが8回零封された広島森下をソフトバンクはボコっている。
それが答えである。
ここまでソフトバンクに引き離された最大の原因は、新庄が交流戦前にレイエスを登録抹消したことである。
よって、他球団の投手は、スタメン9人中7人に対して手抜きして投げることができた。
しかし、近藤、栗原は、投球腕と異なる腕でスイングする右投げ左打ち
右投げ右打ちに比べるとファストボールを引っ張ることができない。
ファストボールを投げられるリリーフ投手の層を厚くすること
神主打法の山川にレイエスがオスーナのインハイを左翼席に打った打撃は真似できない。
レイエスもワンバウンドの投球を振った数は、0ではないが、山川より圧倒的に少なく、チームfr最も少ない。
リリーフの層を厚くして先発の球数を減らすことによって、先発投手は、ギアを上げた投球の割合を増すことができる。
日本ハムの投手は、カット打ちをする打者に対し、初球、背中にぶつけて出塁させる。
カット打ちを繰り返せば、労働力商品を再生産できなくなるからカット打ちしてこなくなる。
ワンバウンドを投じない。
日本ハムの打者は、カット打ち、走り打ちをしない。
ギアを上げた投手が投じた投球を引っ張って本塁打できるスイングをできるようにする。
細野(現在登録抹消中)は、広島のフランスア同様、左腕前腕部を回外後、左肘が大きく沈む担ぎ投げをする。
左腕前腕部を回外後は、左肘の側副靭帯の前束が突っ張る。
左腕前腕部を回外後、左肘が大きく沈む投手は、側副靭帯の前束が再生産されなくなるのが他の投手より早い。
1試合に球数を多く投げられないから先発よりもリリーフで活きる。
先発で151キロ投げられるので15球限定でリリーフで登板させれば156~160km/hは投げられる。
河野の仕事を細野にやらせる。
河野は、6イニングス目を投げさせる。
田中正義が一軍に復帰するまでのクローザーは、ザバラ
細野を一軍登録後、一軍登録を抹消するのは宮西
マーフィー、田中正義は、二軍戦で登板させずに一軍に復帰させる。
栗山時代の主力であったベテランは、オーバーランをしない。手抜きをするから使わない。
ソフトバンクができていない最前位の走者を内野ゴロ、外野フライで進塁させない守備をする。
ソフトバンクができていない犠牲の走塁を実行する。
ポテンヒットで一塁走者が本塁に還れるようにする。
今季の日本ハムは、14.0ゲーム差をひっくり返すのは不可能ではない。
一死一二塁における遊撃守備
一塁走者を二塁ベース前でフォースドアウトにした後、一塁送球に触れた野手が打者走者(実務上は、打者走者又は一塁ベース)に触れる前に二塁走者が三塁ベースを蹴り、且つ、打者走者が三塁を蹴った場合には、三塁進塁が確定する。
一塁送球に触れた野手は、二塁走者が三塁ベースを蹴る前に打者走者にタッグしなければならない。
すなわち、二塁走者が三塁を蹴る前に二塁送球と一塁送球の双方を行い、打者走者にタッグしなければ二塁走者の三塁進塁が成立してしまう。
遊撃手は、外野の芝のエリアに入って守る。
打球に触れた後、三塁に投げる。
三塁走者は、三塁ベースを蹴る。
併殺を取るのであれば、6-5-4を行う。
3回表
一死一二塁
投手上原(左投げ)、打者荻野(右投げ右打ち)
一塁走者小川、二塁走者髙部
スコアは、1-0で日本ハムが1点リード
遊撃上川畑は、二塁に送球し、6-4-3をしてしまう。
一三塁における二塁守備
一塁走者を二塁ベース前でフォースドアウトにした後、一塁送球に触れた野手が打者走者(実務上は、打者走者又は一塁ベース)に触れる前に三塁走者が本塁を蹴り、且つ、打者走者が一塁を蹴った場合には、得点が確定する。
一塁送球に触れた野手は、三塁走者が本塁を蹴る前に打者走者にタッグしなければならない。
すなわち、三塁走者が本塁を蹴る前に二塁送球と一塁送球の双方を行い、打者走者にタッグしなけば、得点が成立してしまう。
無死一三塁では、ゴロゴーするのが多数説であるが、三塁走者には進塁義務は生じない。
二塁手は、外野芝のエリアに入って守る。
打球に触れた後、本塁に投げる。
併殺を取るのであれば一死の場合は、4-2-5-3-4-6-8、4-2-3、無死の場合は、4-4-2
[解説]
一死三塁
投手佐々木朗希(右投げ)、打者佐藤輝明(右投げ左打ち)
三塁走者中野
二塁手中村奨吾が本塁に送球する。
捕手松川が中野を三塁に追い詰める。
松川が三塁手安田に送球する。
安田が中野を本塁に追い詰める。
安田は、本塁ベースカヴァーに入った一塁手佐藤都志也に送球する。
佐藤都志也が中野を三塁に追い詰め、中野にタッグする。
佐藤都志也は、二塁ベースカヴァーに入った中村奨吾に送球する。
中村奨吾は、遊撃エチェバリアに送球する。
エチェバリアが打者走者佐藤輝明を二塁に追い詰める。
エチェバリアが二塁ベースカヴァーに入った中堅髙部に送球する。
髙部が佐藤輝明にタッグする。
遊撃手は、外野の芝のエリアに入って守る。打球に触れた後は、本塁に投げる。併殺を取る場合、
一死の場合は、6-2-5、6-2-5-3-4-6-8、無死の場合は、6-4-2を行う。
[無死満塁からの6-4-2]
解説:
二塁走者の走路の後ろ、外野芝の切れ目の前に守っていた遊撃濱田は、ハーフライナーにワンバウンドで触れる。
二塁ベース寄り外野芝の切れ目の前で守っていた二塁手明瀬が二塁に入る。
濱田が二塁にトスする。
明瀬は、二塁ベースの一塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを右足外踝で蹴った後、本塁に送球する。
一塁走者をフォースドアウトにして2個目のアウトを取った後は、三塁走者は、本塁上、タッグプレーとなる。
捕手古川裕大が三塁走者にタッグする。
[一死一塁8-6-2-5のダブルプレー]
[無死一三塁からの6-4-2]
6回表
一死一三塁
投手生田目(右投げ)、打者友杉(右投げ右打ち)
一塁走者田村、三塁走者安田
スコアは、1-3で日本ハムが2点ビハインド
二塁手石井一成は、打球に触れた後、4-6-3をしてしまう。
一死一塁からの攻撃
1回裏
一死一塁
投手西野(右投げ)、打者レイエス(右投げ右打ち)
一塁走者水谷
スコアは、0-0
左翼荻野は、中堅寄りに守る。
レイエスが左翼線寄りにライナーを打つ。
一塁走者水谷は、打球がリリースされた後、スタートを切る。
荻野がゴロに追い付く。
レイエスは、両股関節を伸展、右足親指IP関節を底屈してシャッフルする。両股関節を伸展、左足親指IP関節を底屈してシャッフルして二塁ベースをオーバーランする。
遊撃友杉が送球をカットする。
友杉が一塁線方向に腹側を向け、首を二塁に捩じり二塁に偽投動作をする。右肘をコックアップしたところで偽投を止める。
友杉は、ボールを持ったまま三塁に走る。5回裏一死三塁の場面でも内野芝の切れ目の直後まで前進守備を敷いている。
ボールを持ったまま三塁に走る外野手、内野手は、送球の加速距離が短い。すなわち、肩が弱いという評価を付けることができる。
しかし、水谷は、三塁に留まってしまう。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照