日本ハム対ロッテ11回戦
先発は、鈴木健矢と西野勇士
試合は、5-6で日本ハムの敗戦
私は、誰でも書ける結果論や結果やマスゴミのライターが書いたものをなぞるだけのコンテンツは作りません。
今回も誰にも作れないものを書いてやります。
one-wayリードは、Everything’s Alright
無死又は一塁からそのイニングにおいて初めて出塁した打者走者が、ランエンドヒットが掛けられていない場合、バントのサインが出ていない場合、盗塁しない場合のみ2ウェイリードを取る。
無死又は一死を取られた後の段階では、当該イニングにおいて最初で最後の走者となり得るからです。
二人目の走者が出た後は、打者走者を含め、全ての走者はワンウェイリード。
二死を取られた後は、打者走者が当該イニングにおいてチームで初めての出塁であるか既に出塁している走者がいる場合であっても、打者走者を含む全ての走者は一次リードを取る。
既に出塁している全ての走者は、打者がトップハンドの肘をヒッチした後、左腕前腕部を回外、右股関節を内旋してスタートを切る準備をする。
打者がフライングエルボーをした後、スタートを切る。
アウトカウントを問わず、全ての走者は、盗塁、バント、ランエンドヒットの場合、ワンウェイリードを取る。スタートを切ったら、野手に進行方向の逆の塁に送球されても帰塁しない。
ライナーバックの失敗はOK
先頭の走者は、アウトカウントを問わず、飛球、ライナー、ゴロを問わず、帰塁せずにスタートを切った後は、帰塁しない。
7回表一死一二塁、投手澤村(右投手)、捕手田村(右投げ右打ち)、打者万波(右投げ右打ち)
一塁走者は、清宮、二塁走者石井
万波は、フライングエルボーした後、左脇を締めない。すなわち、左肘を突っ張らせない。
よって、左腕前部が回外して左肘が落ちる。
左腕上腕部の内旋運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が長い。
よって、ゴロやライナーを産む割合は、他の打者よりも低い。
飛球の場合、野手が打球に触れた後、離塁(スタートを切る)することができるが、野手が打球に触れた後、ボールを地面に触れさせずに送球のトップを作ることができなかった場合、一つの進塁に留まり本塁に還れないことが生じ得る。
既に出塁している全ての走者は、万波が右肘をヒッチした後、左腕前腕部を回外、右股関節を内旋してスタートを切る準備をする。
万波がフライングエルボーをした後、スタートを切る必要が生ずる。
一塁走者清宮は、一二塁間ハーフウェイ、二塁走者石井は、二三塁間ハーフウェイで停止する。
右翼角中(右投げ左打ち)は、定位置より僅かに深いところから右翼席に背側、左翼席に腹側を向けて背骨の左側、頭上でバックハンドシングルでグラブを出す。
左足の爪先を塀際のアンツーカーと外野芝の境目に引っ掛け、左胸の高さでフォアハンドシングルで打球に触れる。
左手親指、人差し指の爪の裏でボールをつまむ。左手小指基節骨と左手首の掌側の尺側でボールを包む。
石井、清宮は、角中がバックハンドシングルでグラブを出した後、帰塁を開始する。
グラブを開き、右手親指の爪の裏でボールを押してボールをグラブから抜き取る。
左腕上腕部の内旋運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
右腕前腕部を回内、左肩を二塁に向けてリリースする。
二塁手の中村奨吾が送球のカットに入り、遊撃の茶谷が二塁に入る。
石井は、背中を一塁線、腹側を左中間に向け、二塁ベースの左翼寄りのコーナーを右足拇指球で蹴った後、すなわち、角中が打球に既に触れた後であるにもかかわらず、離塁(再スタート)し始めるが停止してしまう。
一死三塁におけるバックホーム
前進守備は、採らない(走者の後ろに守る)
フォアハンドシングルで打球に触れる。
敷衍すると、下記のとおりである。
グラブを持つ手の前腕部を回外して左手小指基節骨で打球を叩く。
送球腕の前腕部が回内する。
グラブを持つ手の親指基節骨(PIP関節を跨る骨)でボールを叩く。
送球腕の前腕部を回外してトップを作る。
プロでは、併殺を取る場合、バックホームをする場合、打球に触れた後、グラブを持つ手の二本の指でボールをつまんだり、小指の爪の裏と掌側の尺側で包んだ後、投球する手に持ち替えるということをしません。
グラブを開いて投球する手の親指の爪の裏でボールを押さないとグラブからボールを抜き取ることができないからです。
ボールを抜き取った後、グラブを持つ手の肘が投球肩方向に突っ張っていきます。引手の上腕部の内旋運動、投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなります。
本塁で走者を刺すのに間に合わないからです。
指導者の中には、刷毛を使って餅に醤油を塗るように、グラブを持つ手の中指と人差し指の付け根で打球を叩いて送球をする手に持ち替えなさいと教える方が生じます。
しかし、人差し指の付け根が被さるということは、打撃で言うと、左腕前腕部が回内して手首が返ってしまいヘッドが下がってしまった場合、投球で言うと、投球肘が上がらずにワンバウンドをさせてしまった場合と同じになります。
ボールの持ち手を変える間に地面に落球してしまいます。
枠で囲んである文章にあるとおり、投球する手の親指基節骨でボールを叩くことができれば、グラブを持つ手の肘が上がり、投球する手の前腕部が回外するので、投球肘が落ちます。
ボールの持ち手を変える間に落球するのを防げます。
石井は、一二塁間ハーフウェイ、仮想一塁走者の走路よりも前、アンツーカーと芝の境目まで出て前進シフトを敷く。
安田は、投球に差されてヘッドアップする。ボテボテのゴロを一二塁間に産む。
三本間の1/3(三塁寄り)でスタートを切る準備をしていた三塁走者の和田は、安田が左腕前腕部を回内(スイング)した後、スタートを切る。
二塁手石井(右投げ左打ち)は、ショートバウンドとハーフバウンドの中間の角度で右腕前腕部、左腕前腕部を回外し両手でグラブを包み込む状態でグラブを入射する。
右股関節を外旋してフォアハンドシングルで打球に触れる。
右手親指の爪の裏と右手人差し指の付け根でボールをつまむ。
グラブを開き右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜き取る。
左腕上腕部の内旋運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長くなり、加速距離が短くなる。
右肘がサイドハンド寄りのスリークォーターの位置までしか上がらない。
本塁送球がインハイ(三塁線)に逸れる。
両足を三塁線の外のファウルゾーンに出して待機する捕手マルティネスは、送球を後逸する。
総合
エースが完封し、4番が得点圏で長打を打てばどんなチームでも勝てる。
スイングした後でなければハーフウェイに出られない打者走者からアウトを稼ぐ、すなわち、簡単にアウトにできるところからアウトにすることからテストする。
点を取られたら取り返す野球をする。
しかし、ヒットが打てなければ無安打で得点したチームに負ける。
日本における野球は、チビ男が足を上げ、前肩を後ろ肩に入れ捻転差を作ることによって水平に荷重することによって巨漢の米兵に対抗せんとした鬼畜米英の頃の体の使い方に関し、手つかずになったまま進歩が停滞している領域がいまだ多く生じています。
指揮官は、選手が失敗すると殴る蹴る怒鳴るだけで何もできない。
栄養費が少ない若手は、逃げ道を塞がれているから資本と指揮官に従う。
アウトになることを防ぎ、他人につなぐ他力本願の野球をする。
指揮官及び選手は、個別の通達を発しますが、個々のケースに共通する土台を抽出して体系化(全体化)するという作業をしてきていない。故に、進行中のプレイに関して選手は対応しきれない。
投球をカットして投手に球数を投げさせ凡退する。ミットに収まるまで投球の軌道を追い、ストライドを広げて四球をゲットする。
投手の肉体の損耗を進行させ、シングルヒットを絶えず生産し、4人で1点を取る。
個々の選手は、何も進歩を産み出させず、サービス労働をして資本に利潤を産み出す。肉体の稼働に関して更新できなかった選手が引退してコーチになる。
既存の肉体の使い方を守るだけのコーチが再生産される。
対抗手段としては下記のものが生ずる。
水平方向の捻転運動を削って肉体を再生産し、肉体の稼働の加速距離を高めることによって選手は資本に服従することなくフリーランスとして独立した個人である商人になれる。支給される商品に付される価値を高めることができる。他人の借金を背負わされずに済む。
水平方向の捻転運動を削ることにより、肉体(特に肩の腱板、側副靭帯の前束、深層屈筋)の再生産ができる。
始動を早めることができる。
水平方向の捻転運動を削ることにより一つ一つの肉体の稼働を行う間を取ることができる。
現実に生じたことに基づいて新たに行われること、いかに既存のものを改廃してくるかという予測という観念が生ずる。
他人が経験したという情報をネットで収集することによって予測できることが増える。
絶えず労働をしていれば、次の肉体の稼働までの間に収集できる情報量に限界が生ずる。
現実に生じていないことは実体がない。
深めの守備位置で守り、捻転運動を削ることにより予測できないことが生じても対応できる。
意識を変えろと言っている段階で、サービス労働を反復することを賞賛する道徳に洗脳されているのである。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照