日本ハム対ロッテ19回戦
先発は、根本悠楓と美馬学
試合は、5-0で日本ハムが勝利
このサイトは、ヒットを打った打たない、試合に勝った負けたで一喜一憂する白痴サイトではありません。
毒者の方はわかってるでしょ。
今回のテーマもライトな野球ファンが読む気が失せるテーマです。
認識は、労働を停止する間を作らないと生じさせることができません。相手の動きを認識した後では、肉体の稼働が遅れます。労働を停止すれば筋肉は硬直します。
メンタルによって肉体を稼動させることはできません。得点する技術は、経験によって進歩するのではありません。
野球の経験が浅くても相手が産み出した隙を突いて得点できる選手はいます。
それは才能、素質でしょうか。
いいえ、違います。
人間には才能、素質、性質は備わっていません。
肩関節、股関節の稼働域(≠可動域)=加速距離を高めるトレーニングの結果です。
敷衍すれば、ステップしない足側の前腕部を回外することによってステップしない足の拇指球で地面を蹴らずに(バックを踏まずに)内旋し、反対側の足の股関節を外旋する練習です。
肩関節、股関節の外旋、内旋運動の加速距離の伸展が発展途上であれば、内旋運動後、筋肉が弛緩しません。相手が産み出した隙を攻撃することを逸失してしまいます。
本盗は、捕手が二塁に投げてくれないとできないの?
二死一三塁は、一塁走者がフォースドアウトになる前に三塁走者が本塁に生還しても得点が認められない。打者がゴロを打つ前に盗塁してフォースドアウトを阻止しなければならない。三塁走者は、一塁走者がタッグアウトになる前に本塁を蹴れなければ得点が成立しない。
既に出塁している走者は、打者がワンバウンドを空振り(2ストライクを取られる前であれば、ルール上は得点できるが、インサイドアウトスイングの向上と言う面から帰塁する)しない限り、スタートを切った後は、帰塁は不要である。
二死一三塁又は二死二三塁は、相手チームの選手に満塁策を採られ得る。
確かに、一塁に走者が出塁していても、四球により、打者走者を含め全ての走者が走り、捕手が二塁に投げれば、得点できるが、打者走者が四球を与えられて走るのは、走者二塁、走者三塁の場合よりも難しい。
よって、満塁策を採られる前に三塁走者を本塁に還しておかねばならない。
二盗は成功したが三塁走者が本盗をせずに二三塁のケースを創ってもガキの使いである。
6回裏二死一三塁、投手美馬(右投手)、打者奈良間(右投げ右打ち)、一塁走者五十幡、三塁走者上川畑
カウント1-0から五十幡がスタートを切る。
捕手田村は、右肘を上げ、左肩を二塁に向ける。右腕前腕部を右肘の上で回内する。右肘をアクセレーションする前に首を三塁方向に捩じる。
右腕前腕部を回外、右手小指基節骨を三塁線に向ける。右股関節をバックステップする。
右腕前腕部を回内(スロー)後、右腕前腕部を回外してスローを止め、ボールをリリースしない。
田村は、ホームベースを跨ぎ、マウンドに腹側、ホームベースに背側を向け、マウンドに向かって歩み寄り、美馬に返球する。本塁がガラ空きになる。
しかし、上川畑は、本塁に突入しない。
二死二三塁となって、カウント2-1から美馬は、右腕前腕部を回内した後、腱板が凹む。投球をワンバウンドさせる。奈良間はスイングしない。よって、全ての走者は、インサイドアウトスイングの向上という面から帰塁不要です。
三塁走者の上川畑がヘッドスラディングして本塁に還ります。田村が投球を拾い、本塁にトスしますが、本塁に入った美馬の身長より高く浮き上がります。
美馬がトスに触れることができず、二塁走者の五十幡も本塁に還ります。
これでは、カットして投球を投げさせて相手投手の肉体を損傷させ、安打を待つつなぐ野球と同じです。
捕手のミットに収まるまで首をバックネット方向に捩じってストライドを広げ、審判が付ける評価を待つ四球乞食と同じです。四球乞食は、ワンバウンドを空振りします。
肩関節、股関節の内旋運動の加速距離(≠回転半径)を伸ばすことができません。ケガ人とドアスイングの投手相手にしか勝てません。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照