右投げ右打ち
生年月日 1995年6月5日
日南高ー日本文理大ー2017ドラフト3位
公称サイズ 190cm 98kg
投球動作
二段モーション採用前
ケムナは、右足のスパイクの外側の踵に体重をかけ、右股関節を外旋して左膝をレッグアップ
左膝を内入れしたとき、右足踵が地面を離れ、右足前脛骨筋が回内(外反)し始め、右膝が前に倒れ始める。左足内転筋が外旋し始める。
左足を内旋、右足前脛骨筋を回外(内反)し、右膝は前にも倒れず、外にも逃げないポジションに戻す。右足のスパイクの外側に体重をかけ、右腕上腕部を回内し、右肩を左肩よりも下げる。
右腕は骨盤の横の手前まで引き、右肘で逆Lを作る。上体と下半身の捻転差は横に小さい。
右足踵は地面を離れるが、右足はスパイクの外側でエッジをかける。
右足前脛骨筋が回内(外反)し右膝が前に倒れる。
右肘をつまみ上げたとき、右足小指球を支点に右足踵が地面を離れる。左足はスパイクの内側の踵から着地するが、左手は親指が上に切り替わり(左手前腕部の回外)、左肩が開く。ここまでは脱力できている。
右腕上腕部を外旋してトップを作る過程で右腕前腕部が回外し(右手の手のひらが打者の方を向く=アクセレーション期)、右肘が沈む。しかし、右股関節が屈曲し、右膝が真下に落ち、右足小指球を支点に右足が立ち、右足踵が三塁側に倒れる。左膝が開く。
右手親指のしなりを解き、右肘を推進し両肩峰をぶつけていく。
リリースの瞬間、左膝が突っ張らず、右腕上腕部が凹む。体軸と右腕の交わり方、右肘の高さ、コッキングの角度はほぼオーバーハンド
上体を一塁側に倒し、右足を一塁側にターン、両足をクロスさせる。
二段モーション採用後
ケムナは、セットポジションで、右足小指球に体重をかけボールを持つ。前肩、前膝、骨盤は、何れも僅かにオープンにしている。ボールは、中指基節骨で握る。ケムナは、後ろ足で地面を蹴らずに、全球種、トップハンドの前腕部を回外してセットアップを解く。
右足小指球で地面を蹴って、左足の踵で地面を蹴る。僅かに右足踵寄りに体重を移してから左膝をヘソの高さまで持っていく。投球肩が微妙に前肩より下がる。右足小指球に体重を戻して再度左膝を上げ始める。右足踵寄りに体重を戻し微妙に投球肩を前肩より下げててから、再度、前膝をヘソまで持っていく。左膝を下し始めても右足踵に体重がかかる。ここで再度、投球肩を前肩よりも下げる。下げ幅は前2回よりも大きい。右腕は骨盤の手前で止める。
右足小指球に体重が移るが、右肘を逆Lにする過程で右足踵に体重を戻す。右股関節で地面を二塁ベース方向に蹴りきれない。前脇を空けて回内、回外を行う。大道と同じくボトムハンドの回外が遅れ、前肩関節が僅かに、内旋していることがある。右肩関節を外転したときに大腿骨を骨盤に刺す。Cアーチが辛うじて崩れない。前膝を真下に下しインステップしない。立ち投げに近いぐらいストライドが狭い。
しかし、右腕前腕部をレイバックしたときに後ろ足に体重が残る。後ろ足の小指球を軸に骨盤が回り始める。左膝で地面を蹴るのが遅れる。リリースの瞬間、左足首を背屈するが、前膝が前足つま先と並ぶ。左足が少しO脚になる。右腕上腕部が凹む。右足を一塁側にターンし、両足をクロスさせる。
ケムナは、体重移動のズレが誤差レベル。2回目に前膝を下げたときに、右足小指球で、右足踵がヒールアップするぐらいに蹴ると、その後の体重移動のズレがクリアできる。ローテカフの損耗、損傷を抑えることができる。
球種
フォーシーム Max 154km/h
スライダー
フォーク
カーブ