試合のポイント
今日のポイントは、4回の攻撃じゃろ。
得点圏にランナーがいるときに、石原、更に、投手
この並びやったら、たとえ、併殺だろうと、穏やかな気持ちで見てられるのよ。
三振やったら、よくやったね。
石原の打った球は、プロとしては、インローの易しい球なんだけどね。
打ち方としては、よいこのみんなは、真似しないでねってゆう打ち方なんだけどさ。
振り下ろし始めのときに右の踵が浮くわ、肩が内に入るわ、ヘッドが体より前に出てしまうわでな。
別にディスるわけじゃないけど、K.Jの方が基本どおりに打っとるのよ。
でも、1,000安打まで、後3本だって?
ぜひ、達成してつかぁさいな。
中日先発のジーは、右肘をつまみ上げるところまでは、左肩も内旋しているし、左膝も開いていない。
打たれるような投げ方していないのよ。
問題は、そこから。
インステップなのよ、左足が。
投手は必ずいつかは、膝が割れる。
ジーは、左膝が割れた始めたときに、右足を蹴るのが速い。
で、骨盤と両胸が打者の正面に向くのよ。
リリースする直前に。
石原、K.J.のヒット、丸のホームランだけでなく、初回の広輔のライナーのところからしてそうなのよ。
一方、K.Jの方は、時々、一塁側に重心が残る球があるぐらいで、右肩、右肘の開きもないし、ほぼ、申し分のない投げ方ができていたね。
細かいことを言うと、左股関節を外旋してからプレートと左足を平行にエッジをかけたときに、スパイクの外側に重心がかかるところぐらいだね。
グラブを解いたときから脱力できてるし、フィジカル面で全盛時に戻らないことで、瞬発力のかけどころを覚えたんだろうね。
2回の福田の本塁打はな。
ストライクゾーンは、どこも甘いんよ。
甘いとこ、投げんのはいいのよ。
現代野球は、見逃し三振は手段としてはno goodで、
いかに、甘い球を打ち損じさせるかは、手段として間違いじゃないのよ。
その結果、5回3失点なら、all o.kよ。
言ってみればね、あれはね、福田が上手く”こすった”のよ。
うねらせ方とか骨盤のズラせ方、左足の重心移動とかな。
相手が一枚上手だったんよ。
K.Jの投げ方そのものはきちんとした動作で投げられてるんよ。
そのあとの安部のエラーとカントリーのエラーもな、メンタル厨がドヤ顔で心理学を振りかざしてくるとこなんだけどな、
あんなのはよくあることよ。
生活をかけて、ゴムまりで球遊びやっとるんじゃないで、石ころより硬い道具を労働で扱ってるのよ。
当てたり、当たったりしたら死ぬんよ。
メンタルをリセットして次の動作に入らざるを得ない。
メンタルは関係ないよ。
これは、投手をやったことのない者でないとわからんのよ。
これが閉幕まで、ずっと続けられるといいんだけどな。
試合の詳細は、明日以降、書くで。
内容はハードコアじゃが、野球の面白さを知りたい奴は、また、来いや。
試合の詳細
1回~6回
Johnsonは、初回、左足踵に重心を残して、左股関節を外旋してから、スライドステップ、テイクバックで、ややアーム式の投げ方になるが、アウトローの137キロのカットボールを投げ、ストライクになる。
Johnsonは、右足を踵から着地し、大島を、6球目のアウトローの147キロストレートで見逃し三振。
京田は、真ん中低目の123キロのナックルカーブを振り下ろし始めのときに頭が前に出されながらも、右肘で掃って右前安打。
Johnsonは、ナックルカーブを投げたとき、右膝を上げたときに、左足踵に重心がかかり、下半身が反る。
一瞬左股関節を外旋してから右膝を内入れして、ヒップファーストでステップするが、左足のスパイクの外側に重心がかかっており、左膝が前に倒れ、トップを作る過程で左肘が沈んでいた。
3,4,7球目と、左足の三塁方向へのターンもできている。
2回、Johnsonは、20球目のインハイ(福田から見るとアウトハイ)のシュート系の球を本塁打される。
Johnsonは、踵に重心を残して右膝を上げ、左膝を外旋してから、右膝を下し、ややフットファーストでステップしてしまう。
左腕のトップを作る過程で、右の股関節が開きかかるが、右肩は内旋できており、右膝も開いていない。
福田は、インサイドアウトで振り出し、インパクトの瞬間、両腕が三角形になっている。
Johnsonが投げた28球目、インコースベルトの高さの133キロのチェンジアップを平田は、ボールをこすらずに、バットがボールの下に入り、手首を返してトップスピンがかかる。
平田の当たりは、バウンドして浮き球になり、安部は正面で右手を添えてキャッチ、右肘の出よりも腸腰筋が外旋してしまい、一塁送球は、高く外れ、エルドレッドの足がベースを離れる。
一塁走者の平田が二塁方向に重心を移したときに、Johnsonは、一塁牽制。
挟殺プレーで、エルドレッドの送球は高く逸れる。
エルドレッドも左足をインステップで投げている。
Johnsonは、アウトローの146キロの真っすぐ系の球が外れて大野に四球
Johnsonは、スパイクの外側に重心がかかったまま、左の股関節を内旋、フットフォーストでステップし、トップを作る過程で、腸腰筋までもが外旋してしまっていた。
しかし、Johnsonは、アウトローの137キロカットボールで二ゴロ。
ここでは、左股関節を外旋してややヒップファーストでスライドステップ。
左肘をつまみ上げたときに、左足でエッジをかけたとき、左足の踵が浮かず、右膝、右肩共に開かず、更に、ボールを頭の後ろに隠せていた。
3回、京田は、ステイバックのときに頭が前に出されながらも、壁を作ってボールの上っ面を叩き、地を這うゴロで、ショートの横を抜けるセンター前安打。
京田は、5回にも、ステイバックのときに頭が前に出され、更に、左足を蹴り始め、拇指球で立ち、左足が伸びながらも、右足のスパイクの内側に重心を移してうねり上げ、骨盤をずらしてセンター前に落とす。
京田は、Johnsonから3安打
Johnsonは、7回、最後の大島、京田のところでも、左肘をつまみ上げたときに右肩、右肘が開かず、本塁方向に向いており、左踵は地面を離れているが、左股関節、腸腰筋も内旋していない。
ステップ幅も狭くて、京田のところでは、右膝の壁はやや崩れていたが、左足を三塁側にターン。
大島はJohnsonのグラブをはじく内野安打だが、京田を高目の真っすぐ系の球で一ゴロ。
Johnsonは、7回 106球 打者29人 6安打 1被本塁打 4奪三振 1四球 1失点(自責同じ)。
ゴロ比率が54.5%、引っ張られた打球が31.8%と、まずまずグラウンドボールピッチャーとしてカテゴライズ、評価される内容となった。
中日先発のジーは、初回、右足は、足裏全体でプレートに足をかけ、右股関節を外旋して、左膝下を内に入れ、本塁側に左膝を向けるのが速い。
右肘をつまみ上げたときに、両肩がM字になるが、左肩の内旋ができ、左肩と左肘が並進する。
田中は、インハイシュート140キロを三塁側スタンドにファウル。
ジーは、4球目、右股関節を内旋するが、フットファーストでステップ。
右肘をつまみ上げたときに左肩の内旋はできているが、左足がインステップ。
リリース前に胸を打者の正面に向けてしまっている。
リリース直後に右肩が凹む。
左内転筋、左膝を伸ばして内旋、田中は、真ん中低目のカットボール135キロを打って、二直
菊池は、アウトコースのツーシーム144キロを打って遊ゴロ。
丸は、インサイド(丸からするとアウトサイド)のツーシーム145キロを空振り三振。
只、このジーは、右腕のトップの角度をキープして右肘を出していくときに、胸を打者の正面に向けてボールを持つ手が頭から出てくる。
初回は、3者凡退。
2回、鈴木がインコースベルトの高さのツーシーム143キロを見逃し三振の後、松山がヘッドを残して左前安打を打ち、チーム初安打となる安打となるが、無得点。
広島は、3回まで2安打無得点。
4回、ジーは、菊池遊ゴロ、丸四球の後、鈴木誠也がアウトハイのカットボールをステイバックして右足にエッジをかけて右足を運んでレフト前安打。
ジーは、58球目、打者石原のところでも、右腕のトップを作る過程で、腸腰筋も内旋し、左足はインステップで着地。
ここでもジーは、打者の正面に胸を向けている。
松山は、インハイ144キロシュート系の球を犠飛。
広島1-1中日。
エルドレッドにインハイ141キロのシュートを投げ、死球。
安部には、真ん中高目の143キロのシュートが外れ、四球で二死満塁。
アルモンテがボールを弾いて、丸は三塁へ、打者走者の鈴木も二塁へ進塁。
打者の正面に胸を向け、頭も回転軸から外れている。
石原は、振り始めのときに、エッジをかけた右足の踵が浮き、前に出されながらも、アウトコースのベルトの高さのカットボール137キロをレフト前へ。
広島2-1中日
Johnsonは、インコースベルトの高さの130キロチェンジアップを右前打
広島4-1中日。
5回裏には、丸が振り下ろし始めのときにやや左肩が下がったものの、インコースベルトの高さのシュート139キロをバックスクリーンへ2ラン本塁打。
広島6-1中日
ジーは、6回 95球 打者28人 9安打 1被本塁打 3奪三振 2四球 1死球 6失点(自責5)。
7回~9回
7回裏、又吉は、右足の踵に重心をかけて、左足首を手前に引いて、右股関節の外旋なしで、真下に膝を落としてスライドステップ。
菊池は、アウトロー146キロの真っすぐをヘッドを残して打って右飛。
丸はグリップ先行で肋骨に右肘を沿わせながら、真ん中低目のスライダーを壁を作ってセンター前安打。
又吉は、右肘をつまみ上げたときに右肩が上がり、左肩、左膝が開く。
右股関節、腸腰筋も内旋し、右足を蹴り始めてからは、三塁側に重心が残る。
しかし、鈴木誠也は、ヘッドを残してアウトロー147キロのストレートを打って右飛。
又吉は、右肘をつまみ上げたときに、左肩を内旋し、左膝の開きを修正して松山を真ん中低目139キロのシンカーで二ゴロ。
又吉は、1回 15球 打者4人 1安打 無四球 無失点
8回表は、一岡が登板。
一岡は右足踵に重心をかけて立つ。
右肘をつまみ上げ、左膝を内に入れ、本塁側に左膝を向けていく。
左肩を内旋した後、グラブを引いて左膝と左肩が並進しない。
胸の張りは大きいが、リリース直後に右肩が凹む。
アルモンテは、真ん中低目のフォークを、ステイバックのときに相当頭が前に出されながら、右肘で掃って、ライトスタンドに本塁打される。
あのコースは、打者が腸腰筋の外旋によって生み出した瞬発力がバットに最も伝わるところ。
福田は、アウトコースベルトの高さの真っすぐをヘッドを残して右前安打。
高橋周平のところでも、左肩が開き、右肩が凹み、143キロストレートがインローに外れて四球
一岡は、1回 28球 打者6人 2安打 1被本塁打 2奪三振 1四球 1失点(自責同じ)。
8回裏、田島は、拇指球に重心をかけて左足を上げ、右腕をつまみ上げたときに左肩が開き、左肘を左膝が並進しない。
左足はスパイクの内側から着地し、リリースの際に打者の正面に胸を向ける三塁側に回転軸が傾くが、エルドレッドは体が前に出されてアウトローの132キロスライダーに空振り三振
安部は、アウトコースベルトの高さの真っすぐ144キロを見逃し三振。
石原は、インコースベルトの高さ145キロの真っすぐを打って一飛。
田島は、1回 12球 打者3人 無安打 2奪三振 無四球 無失点。
9回表、中﨑は登板
中﨑は、右股関節を内旋してからステップするが、左膝を真下に落としてややフットファースト
右肘をつまみ上げたときにM字になり、トップを作る過程で、右股関節、腸腰筋が外旋し始める。
亀澤は、142キロインハイシュートを打ってトップスピンをかけ、ニゴロ。
上の投げ方で、ややヒップファーストに修正して投げるが、右肘をつまみ上げたときに左肩が開き、左膝と左肘が並進しない。
大島は、インコースベルトの高さのシュート系の球142キロを打ってニゴロ
中﨑は、トップを作る過程で、腸腰筋の外旋は修正できたが、右股関節の外旋し、左肩と左膝が開く。
京田をインコースベルトの高さのストレート143キロで一ゴロ
中﨑は、1回 11球 打者3人 無安打 無四球 無失点。
広島6-2中日で試合終了。
勝利投手 Johnson 1勝0敗
敗戦投手 ジー 0勝1敗
対戦成績 広島2勝0敗