[日本ハム対楽天②]つなぐ野球は大勝僅差負けを産み出す

Last Updated on 2025年4月10日 by wpmaster

日本ハム対楽天2回戦(楽天モバイルパーク宮城)

先発は、加藤貴之と辛島航

試合は、8-2で日本ハムが勝利

Point 1 : 5回表の攻撃

5回表一死二塁

打者郡司(右投げ右打ち)
投手辛島(左投げ)

スコアは、2-1と日本ハムが1点リード

郡司は、ヘッドを残して中堅定位置の右方向にゴロを打つ。

二塁走者レイエスは、右膝を右足親指の前に出して停止、二塁ベース方向にバックステップし、打球が抜けた後、スタートを切る。
レイエスは、三塁ベースをオーバーラン後、三塁に帰塁する。

中前安打で得点できない。

Point 2 : 8回表の攻撃

無死一塁

無死一塁における攻撃手段

打者万波(右投げ右打ち)
投手宮森(右投げ)
一塁走者清宮

スコアは、4-1で日本ハムが3点リード

万波は、二塁ベース寄り遊撃後方に加速距離の長い飛球を産み出す。
清宮は、一二塁間ハーフウェイを超え二塁ベースに寄る。

左翼手武藤(左投げ左打ち)が右腕前腕部を回内し、右手人差し指の付け根と右手親指基節骨で打球を挟む(煎餅捕り)。
左投げの野手は、インサイドムーヴをしないと二塁に投げられない。
しかし、清宮は、二盗せずに一塁に帰塁してしまう。

二死一二塁

打者奈良間(右投げ右打ち)
投手宮森(右投げ)

スコアは、4-1で日本ハムが3点リード

初球、ワンバウンドの投球を捕手石原彪は、右打席のバックネット寄りのコーナーの前(打席内)に弾く。
奈良間は、ゆっくりとバックして避ける。

一塁走者上川畑、二塁走者清宮は、スタートを切るが、二死を取られた後にも関わらず、其々、一塁、二塁に帰塁してしまう。

二死を取られた後にも関わらず、一塁走者上川畑、二塁走者清宮は、ランエンドヒットのスタートではなく打球がバットからリリースされた後にスタートを切る。

二塁走者清宮は、三塁をオーバーラン後、三塁に帰塁してしまう。

二死一塁
打者郡司
郡司は、神主打法の構えをする。

中堅辰己は、定位置より右翼線寄りに守る。
投手宮森(右投げ)

スコアは、8-1で日本ハムがリード

郡司は、中前方向にゴロを打つ。
一塁走者レイエスは、ハーフウェイ寄りまで二次リードを取るが、ファーストバウンド後にスタートを切る。
レイエスは、三塁に進塁できす、二死一二塁に留まる。

二死一二塁

打者五十幡(右投げ左打ち)
投手宮森

五十幡は、バスターをする。

二塁走者レイエスは、二次リード後、首を二塁方向に捩じって右翼方向に飛んだ後、スタートを切る。

五十幡は、右前に加速距離の長いゴロを打つ。

レイエスは、左腕前腕部の回外運動、左股関節の内旋運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
レイエスは、三塁をオーバーラン後、三塁に帰塁する。

右前安打で得点できず、二死満塁となる。

二死満塁

スコアは、8-1で日本ハムがリード

二死満塁における攻撃手段

代打マルティネス(右投げ右打ち)
投手宮森
一塁走者郡五十幡、二塁走者郡司、三塁走者レイエス

初球、マルティネスは、三塁線にゴロのファウルを打つ。

2球目、捕手石原は、アウトローの投球を左腕前腕部を回内するが、ホームプレートの前に落球する
二死を取られた後にも関わらず、一塁走者五十幡、二塁走者郡司は、其々一塁、二塁に帰塁してしまう。

二塁若しくは一塁に投げさせることができない。
三塁走者の本盗のアシストができない。

3球目、石原は、アウトローの投球を左腕前腕部を回内して正規捕球する(カウント2-1)。石原が宮森に返球後、五十幡、郡司は、其々、一塁、二塁に帰塁してしまう。

4球目、マルティネスは、バックネットの右(一塁線方向)にスライス回転の生じた飛球(ファウル)を打つ。

5球目、全ての走者がランエンドヒットのスタートを切るが、マルティネスは、左足の親指から小指まで一足分ストライドが広がり、スイングできずに三振する。

Point : 3 1回裏一死三塁

一死三塁における守備体系

一死三塁のケースでは、一塁手、二塁手、三塁手は、外野芝の切れ目の後ろで守る。

三塁手は、三塁ベースの左中間寄りのコーナーの後ろで守り、三塁ベースから離れない。
一塁は、無人にすること

しかし、加藤貴之が初球を投じる前、三塁の清宮は、三塁ベースの左中間寄りのコーナーの後ろに守る以外は、二塁手上川畑、遊撃手奈良間は、塁間を結ぶラインの前、内野芝の切れ目の後ろ、一塁手の野村は、ラインの後ろ、3フットエリア内、一二塁間ハーフウェイ寄りに守っている。

2球目を投じた後、奈良間は、塁間を結ぶラインの後ろに移動するが外野芝の切れ目の前に守っている。

伊藤裕季也が投手方向にライナーを打つ。

三塁走者村林は、加藤貴之がコックアップする前、ハーフウェイまで二次リードを進め、打球がバットからリリースされた直後、スタートを切る(ギャンブルゴー)。

加藤貴之は、グラブの土手(右手首の掌側を覆う部分)に当て打球を弾く。

加藤貴之は、地面に落球させることなく股間でベアハンドキャッチする。右肘を抜かなくてもトップを作り(左腕前腕部を回外)、送球することができる。

加藤貴之は、三塁に送球して三塁走者が打球に触れる前にスタートをしたと塁審にアピールする。
送球は、逸れて外野に達する。
三塁手の清宮が外野を走って送球を追う。

三塁ベースが無人となる。

これは、遊撃の奈良間が外野を走って送球を負わなければならない。

清宮がベアハンドで拾い、三塁に送球し奈良間が三塁の左中間寄りのコーナーの後ろに入る。

奈良間が左腕前腕部を回内し、三塁ベースを跨ぎ、ホームプレート寄りのライン三塁線と接するコーナーを蹴る。本塁送球にも対応できるようにする。

アピールプレーが認められ、併殺が成立する。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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