[プロ野球]豚對獅子25回戦F0-4L (2024)

Last Updated on 2024年10月2日 by wpmaster

日本ハム対西武25回戦(ベルーナドーム)

先発は、ドリューエドワードバーヘイゲンと今井達也

試合は、0-4で日本ハムの敗戦

何度でも言うが、たとえ二死を取られた後でも、一人でも走者が出塁することに成功すれば、その走者が二盗、三盗、本盗することによって、後続の打者にヒットが産まれなくても得点はできるのである。

“走るのが速くない、絶対に盗塁してこない”

と走塁動作に関して不勉強な監督コーチ、ファンには思われている(実際には走り方の基礎ができている)からこそ二盗、三盗、本盗を仕掛けていくのである。

盗塁を仕掛けていくことに価値を高く付けることができるのである。

二死二塁における二塁守備

二死二塁における守備体系

5回裏

二死二塁

投手バーヘイゲン(右投げ)、打者野村大樹(右投げ右打ち)

スコアは、0-4で日本ハムがビハインド

バーヘイゲンは、二塁走者の方に首を捩じったまま、左足親指IP関節を底屈せず、左足拇指球で地面を蹴って左腕上腕部の腱板、左体幹筋が右肩の方に捻転してしまう。

右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。

遊撃上川畑は、二三塁間ハーフウェイより三塁ベース寄り、二塁走者の後ろ、外野芝の切れ目の直前に守る。

上川畑は、二三塁間ハーフウェイ、二塁走者の走路の後ろ、外野芝の切れ目の直後で両足親指IP関節を底屈、左腕前腕部を回外して打球に触れる。

外野芝の切れ目の直後で両股関節を伸展、両足親指IP関節を底屈して二塁ベース方向にシャッフルする。

外野芝の直後で両足親指iP関節を底屈、右腕前腕部を回内して右肘を上げる。

上川畑は、三塁ではなく右腕前腕部を回外、回内して一塁に送球してしまう。

一塁手が打者走者にタッグする前に打者走者に一塁を蹴られれば、三塁進塁及び本塁生還が成立してしまう守備である。

二死一二塁における攻撃

二死一二塁における攻撃手段

4回表

二死一二塁

投手今井(右投げ)、打者上川畑(右投げ左打ち)

一塁走者レイエス、二塁走者清宮

スコアは、0-3で日本ハムのビハインド

二塁走者清宮は、ディレードスチールのスタート、一塁走者レイエスは、ギャンブルゴーのスタートを切る。

上川畑は、遊ゴロ

源田は、二塁に送球、外崎が二塁を蹴った後、レイエスは、二塁ベースを蹴ってオーバーランする。

無死一塁における攻撃

無死一塁における攻撃手段

4回表

無死一塁

投手今井(右投げ)、打者レイエス(右投げ右打ち)

スコアは、0-3で日本ハムがビハインド

一塁走者清宮は、打球が二塁ベースを通過する直前になってから左膝を伸展、右膝をニーアップしてハーフウェイからスタートを切る。
中前安打で一つ進塁したに留まってしまう。

5回表

無死一塁

投手今井(右投げ)、打者松本剛(右投げ右打ち)

スコアは、0-3で日本ハムが3点ビハインド

一塁走者マルティネスは、右翼手岸が左腕前腕部を回内、左手人差し指の付け根と左手親指基節骨で打球を挟んだ後、二盗せずにハーフウェイから一塁方向に逆走して帰塁してしまう。

9回表

無死一塁

投手今井(右投げ)、打者五十幡(右投げ左打ち)

スコアは、0-4で日本ハムがビハインド

五十幡は、左飛を打つ。

左翼手岸が左腕前腕部を回内、左手人差し指の付け根と左手親指基節骨で打球を挟んだ後、一塁走者レイエスは、二盗をしていない。

一死一塁における攻撃

5回表

一死一塁

投手今井(右投げ)、打者細川(右投げ左打ち)

一塁走者マルティネス

スコアは、0-3で日本ハムのビハインド

マルティネスは、ハーフウェイ手前で腹側を右翼に向け、打球が落ちた後、スタートを切る。
右前安打で二塁に進塁したに留まってしまう。

9回表

一死一塁

投手今井(右投げ)、打者田宮(右投げ左打ち)

スコアは、0-4で日本ハムがビハインド

一塁走者レイエスは、1、3球目、二盗を仕掛けない(2球目はファウル)。

二死一塁における攻撃

二死一塁における攻撃手段

9回表

二死一塁

投手今井(右投げ)、打者水野(右投げ左打ち)

スコアは、0-4で日本ハムがビハインド

レイエスは、1~4球目、二盗を仕掛けない。

5球目は、ファウル

6球目、水野は、右足親指IP関節を底屈して地面をタップする。
しかし、2ステップ後、右足親指IP関節で地面を蹴ってしまう。
右股関節の内旋にブレーキをかけることができない。
左肘を上げた後、左足親指拇指球で地面を蹴ってしまう。
ワンバンドの投球を空振りしてしまう。

ここは、二盗を仕掛けず、二塁にスタートを切っていたら一塁に逆走する。

打者走者は、ワンバウンドを振った後、一塁に走る義務は、実務上振ることが要求され、広島の担当記者である五反田や前原は、凡事徹底として価値を高く付ける。

しかし、ルール上は、一塁に走る義務は生じない。

ワンバウンドをする投球を振るのが凡事であるという評価が付けられるチームは強くなれない。

ワンバウンドを振ることは、撲滅させなければならない。ワンバウンドを振った選手を救済することを認めてはならないのである。

よって、インサイドアウトスイング向上の面から打者走者は、一塁に走ってはならないのだ。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]