Last Updated on 2023年4月15日 by wpmaster
日本ハム対西武1回戦
先発は加藤貴之と松本航
先発加藤貴之は、70球を投じて7イニングスを終了します。
詰めが甘いというのは、9回表に外崎に2ランを打たれた加藤貴之のことでしょうか?
いいえ、違います。
私が提案することは失敗に終わることも生じます。
セオリー化された作戦とは逆貼りなのも百も承知です。
ペナントレースは、長丁場です。
50敗できます。
しかし、過去の人間の経験に硬直化されていたらハイペースで勝てないのです。
外旋、内旋、回外、回内運動は加速距離が長ければ筋肉が弛緩するので捻転差は生じません。
現在進行中のプレーは、捻転差を削除しなければ始動する間が作れません。捻転差が生じる動作をすれば加速できません。回転半径が長くなるからです。
加速できなければ、筋肉が弛緩せずに硬直してしまいます。
現在進行中のプレーに対応できなければ負けます。
意識では変えられないのです。
日本ハムには、万波、今川、野村、清宮と捻転差を作らずにアッパースイングをして本塁打が量産できる打者が4人誕生しました。
しかし本塁打を量産できる打者に対しては、ピッチドアウトして四球で歩かせます。
完全試合は阻止できます。
後は仕上げの部分、すなわち、小技系ができるかどうかが得点できるか否かの鍵となります。
スクイズが成功したらそれで終わりではないのです。
2アウト後はフォースプレーかタッグプレーかに関係なく初球からしなければならないこと
①フォースプレーであろうとタッチプレーであろうと、全ての走者はワンウェイリードを取る。
②オーバーランする。
③投手がセットを解いた後は帰塁しない。
④投手が牽制を投じても帰塁しない。
⑤野手が偽投及び送球をしても帰塁しない。
⑥捕手が投手に返球しても帰塁しない。
⑦打者が飛球を産んでも全ての走者は帰塁しない。
⑧打者走者はファウルソーンに出た後、フェアゾーンをオーバーランする。
⑨後続の走者が犠牲になって先行する走者を進塁させる。
人間には、性質や本能は備わっていません。
物体には、価値属性は備わっていません。
価値、属性は、肉体の稼働の後に人間が付与したものです。
一塁走者は、二塁ベースとの距離を詰め、一塁に投手又は捕手が牽制を投じてきたら一塁走者は二塁に走ります。
一塁走者は、二塁ベースをオーバーランして二三塁間に挟まれれば、二塁走者は本塁に還れます。
最低でもランダウンプレーに持ち込めば、二塁走者は本塁に還れます。
投手が二塁に首を捩じれば、グラブを持つ手の上腕部の内旋運動、投球腕の前腕部の回転半径が長く、加速距離が短くなります。
8回裏二死一二塁、スコアは、5-0と日本ハムが5点リード
一塁走者五十幡、二塁走者伏見
投手は、右投手の張奕、打者は左打ちの矢澤です。
カウント1-1から矢澤は、インハイ(左投手のアウトハイ)を空振りします。
捕手の古賀が一塁に偽投します。
一塁走者の五十幡は、ランダウンプレーに持ち込めば、二塁走者は本塁に還れます。
しかし、五十幡は2wayリードを取り、帰塁してしまいます。伏見も帰塁してしまいます。
ピッチングに関して野球ファンが誤解していること
ピッチングに関して最も重要なこととして野球ファンの大半が誤解していることは何でしょう。
それは次のことです。
- 低目に投げればフライボールを産み出せない
- 高目に浮いた球を投げるな
しかし、投球にとって、最も大切なことは低目の制球ではありません。
ピッチングにとって最も大切なことの一つは次のことです。
②投げる手の中指の第二関節からボールを抜くこと
ボールを投げる手の中指の第二関節に嵌めるのは、関節の中で溝が最も深いからです。
最も溝が深く形成されたのは、回外運動を反復すれば靭帯はすり減ります。野球以外を含め、サービス労働では中指を使うからです。
溝が深い部分に嵌めるのは、回外運動、回内運動の回転半径を短くできていれば、ボールが中指の第二関節からは抜け落ちないからです。
その結果、投球腕の前腕部の回外運動の回転半径を狭く加速距離を長くして完結することができます。投球肘が加速します。投球腕の上腕部棘下筋が弛緩します。制球もできます。
すなわち、リリース前の回内運動の回転半径を投球肘を加速する前よりも短くしないとボールを投げる手の中指の第二関節から抜くことができないということです。
中指の第二関節からボールが抜けた結果、高めに浮くのはOKです。
バックスピンの加速距離が長いからです。
深層屈筋、側副靭帯の前束が緩みます。
フォロースルーが小さく減速が少ない分、低目よりも高目の方がむしろ望ましい。
中指の第二関節からボールが抜けた結果、ストライクゾーン内に入っていく、甘いコースという評価が付けられる投球の軌道になってOKです。
バックスピンの加速距離が長いからです。
深層屈筋、側副靭帯の前束が緩みます。
投げる手の小指の付け根でボールを押していき(投球腕前腕部の回外後の投球肘の落差が小さい)、人差し指と中指の間からボールが抜けた結果、高めに抜けたりストライクゾーン内に入ってしまった場合がNGです。
ドアスイングの打者に単打で繫がれます。
軟球は、ラバーの内側に個体を詰めずに作っています。追っ付てトップハンドの小指の付け根でグリップを水平に運んでいくスイングでも失速が少なく柵越えします。
硬球は、牛皮の内側にコルクに牛皮で作った糸を巻き付けたものを詰めて作っています。おっつけた後、親指の指先で押し込むスイングではラインドライヴは産み出せてもフライボールを産むことはできません。塀の手前で失速します。
高目の投球の軌道は、フライングエルボー後、トップハンドの小指基節骨との距離が低目よりも近いので、トップハンドの前腕部を回外する間ができません。
トップハンドの肘のヒッチを前倒しにしてフライングエルボー、トップハンドの肘の加速ができたとしても、低目の投球よりも親指第一関節(付け根でない方の関節)と投球の軌道との距離が近いのでトップハンドの前腕部を回内(アッパースイング)する間ができません。
硬球では、低目よりも高目の方がフライボールを打つのが難しいのです。
投手は、中指の第二関節にボールを嵌めて中指の第二関節からボールを抜けば、次のインロー以外はどこに投げてもOKです。
インローは踏み込む(インステップ)すれば投球の軌道に当たってしまうので打者が踏み込まないからです。
中指の第二関節にボールを嵌めて中指の第二関節から抜くことができていれば、制球なんかアバウトでいいんです。
投げる手の中指の第二関節に嵌めてセットアップしても、前膝を高く上げれば、踵体重になります。
投球肘が上がらずに、背中から出てしまいます。引手の上腕部の内旋運動、投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が長くなります。
投球する手の中指の第二関節からボールが外れてしまいます。投球する手の人差し指の付け根からボールが抜けていきます。
投球肘を上げた後に、ストライドが広がってしまえば、引手の上腕部の内旋運動、投球腕の前腕部の回外運動回転半径が長くなります。投球する手の中指の第二関節からボールが外れてしまいます。
投球する手の人差し指の付け根からボールが抜けていきます。
捕手がミットを打者の膝下に固定し、投手が首をミットに向けるとストライドが広がります。
捕手は、投手より先にミットを持つ手の前腕部の回外、回内を反復してOKです。
投球肘の前腕部を回外する間、すなわち、投球肘を加速させる間が作れません。
投球する手の中指の第二関節にボールが嵌りません。
投球する手の人差し指の付け根にボールが被さります。
投球腕の前腕部を回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなります。投球肘が上がりません。
投球する手の人差し指の付け根からボールが抜けます。
人差し指と中指の付け根の間からボールが抜けなくなると投球をワンバウンドさせます。
ワンバウンドは、投球腕の上腕部棘下筋を損傷します。
ワンバウンドに対し、トップハンドの前腕部を回外することによってトップハンドの上腕部の内旋を止めることができない、すなわち、空振りする打者は、ど真ん中のカーブやベルトの高さのファストボールを投げてもトップハンドの肘を加速できません。
投球腕の前腕部を回外してフォロースルーを行えば、トップスピン(シュート回転)がかかり、失速します。
低目に投げても、投球腕の前腕部の回内によって産み出す。バックスピンの加速距離の短い投球は、長打を打たれます。根拠は下記のとおりです。
打者は、トップハンドの肘をヒッチする間、フライングエルボーをする間ができます。引手の肘が落ちます。ストライドが広がりません。
トップハンドの前腕部を回外してトップを作る間ができます。
トップハンドの肘が加速すれば、前足の股関節が外旋して後ろに引っ込みます。
後ろ足の拇指球で地面を後ろに蹴ることをブロックします。
トップハンドの前腕部の回内運動の回転半径が短く加速距離が長くなります。インローでもアウトローでもヘッドが届きます。
アッパースイングをすれば、インローであろうと、アウトローであろうと打球が本塁打の角度に上がります。
トップハンドの前腕部を回外すれば(フォロースルー)、投球の軌道の投手寄りでヘッドが投球の軌道の下に入ります。打球を落下させます。
外国人は、ロスチャイルドの手先に日本人より昔から牛の血液を飲まされているので日本人よりも昔から手足が成長しています。
日本の打者がアウトローを引っ張れないのは、捻転差を作り、捻転差を作った後、前足を踏み込んで、おっつけるからです。外国人よりリーチが短いからではありません。外国人よりリーチを長くしているからアウトローを引っ張れないのです。
低目に投げる場合には、次の動作を追加すると本塁打を防げます。
フォロースルーの後、プレートに沿わせていた足の股関節を内旋屈曲する。
プレートに沿わせていた足の拇指球で地面を後ろに蹴らずに、プレートに沿わせていた足の膝を屈曲してターンを行う。
フォロースルーの後、投球腕の上腕部を内旋して投球する手の親指の第一関節でボールを叩く。
日本人の投手が低目を本塁打されるのは、投球肩の外側で四股を踏んでフィニッシュするからです。
脚注
用語の意味に関しては下記参照