Last Updated on 2023年2月3日 by wpmaster
右投げ左打ち
生年月日 1999年3月13日
仁川学院高ー近大ー2020ドラフト1位
公称サイズ 187cm 93kg
三塁手、外野手
打撃
佐藤輝明は、新人のシーズンの開幕前、右足のスパイクの小指球で地面を蹴ると左肘がヒッチする。右膝を落とし始めるととトップが耳の高さまで達する。急ピッチでトップを肩より上に上げているので左肩関節にかかる負荷が増す。佐藤輝明は、前膝を落とした後、トップを深くして右肩を残す。トップを肩の高さに落す。右足首を底屈したまま、右回りに弧を描いてトップの位置を肩の高さにキープしてから、前肘のロックを解除する。トップを入れ替え左肘が下がる。左手首を底屈してグリップを前に運んでいる。上からは叩かないスイングの軌道がレベルスイング。
レギュラーシーズンが開幕してから、佐藤輝明は、セットアップのとき、左足つま先を捕手の方に向け、右足踵にウェイトをかける。両肩をフラットにしてトップハンドの手首だけ頭の高さに持ってくる。右足踵で地面を蹴る。左足に回転軸ができる。右股関節が左股関節を跨ぐ。右足首を背屈したときトップを入れ替えない。トップハンドの肘がヒッチしない。右足の小指球から右足は踏み出していく。右肩を背骨の方に入れて割れを作る。右足首を底屈したとき、右足がインステップする。ヘッドが立つ。トップの位置を後ろ肩の高さに落ちてくる。右肩を開いてからトップを入れ替える。左足の拇指球で地面を後ろに蹴る。右膝の壁が崩れる(右足がO脚になる。)。フォロースルー期に右足の踵の位置が動くのも、後ろ足の拇指球を軸に振っていることの証左であるから、左股関節を右股関節から剥がして、左足踵で地面を前に蹴れる準備ができていない。左肘が左手首の前に出ないから、左手の小指が加速しない。ヘッドが下がる(グリップの高さより左手小指の位置が低い)。本塁打も量産できない。指先が引っかからない、故にボールをこすれない、裏返った変化球が振れない。ボールを引っ掛けたワンバウンドを振る。
走塁守備
佐藤輝明の右翼守備は、佐藤輝明は、左肘を伸ばしてフォアハンドで捕球したときも、左手バックハンドで捕球したときも骨盤(背骨)の左側で捕球している。右肩関節が背骨の方に入る。左足が軸足になっている。走路を膨らませずに打球に入る。しかし、回り込んで走路を膨らませて打球に入ると、右肩関節は、更に深く背骨の方に入る。佐藤輝明は、右肩関節を開かないと、左手小指で打球を叩けない。右肩関節を開くと、左肩関節が残らない。左手のトップを入れ替えられない。左手中指、小指が出て行かない。
コーナーギリギリのコースの投球に対し、右股関節が外旋、骨盤の右側がスウェイして左手中指、小指が止まり、トップが入れ替えることができない左打者と同じ状況になっている。佐藤輝明は、トップが入れ替えられないのであるから、左手親指基節骨でグラブの内部を叩くこともできない。左肘が右股関節の前まで走らない。グラブの位置が右肩関節の遥か後ろである。
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(2022)