Last Updated on 2022年4月3日 by wpmaster
先週末は、「第二のフランスアを探せ」プロジェクトの一環として移民の子供たちにピッチングを教えてきました。
実演を交えながらやったので、股関節が痛い。
さて、丸の移籍が決まってから、”センター丸のデカい顔をブチ抜く”と言ったそうだが、お前の仕事はそれじゃないだろ。
お前の仕事は、レフト亀井の上空を飛んでいく本塁打だ。
それにしても、丸の移籍が正式発表される前は、丸が広島と再契約することに希望を持っていたくせに、正式発表されるや否や、巨人に移籍すると思っていたのでショックはないとするブロガーの多いこと。
まったく、嘲笑モンですな。
それに、ユダヤ金融が設立した読売がリリースした丸の年俸が4.5億を信じている奴の多いこと。
プロ野球選手は、公表数字以上に年俸を含め経済利益を貰ってるよ。
未だにユダヤ金融の広報機関である新聞やテレビを信じているなんて呆れてものも言えない。
そんな情弱、老害、後進の迷惑だからとっとと引退してくれよ。
それで愛していたが故に巨人に行った丸を応援する気になれないとはどれだけ器が小さいんだよ。
新井の移籍ときも「死ね」とか「生きて帰れると思うなよ」と言っておきながら、新井が引退してからは新井ロスだとか言っている。
俺の戸籍上の元父親も妻子にふるう暴力と暴力の合間に束の間の優しさを見せたんよ。
言い訳も含めてそっくりだな。
だから俺は、そういう奴等はファンと認めたくないんや。
話が逸れましたが、一方、巨人は、マギーの後釜として新外国人を補強してきました。
その名は、Christian Iván Villanueva Limón, (発音:vee-yan-WAY-vuhクリスチャン・イバン・ビヤヌエバ・リモーン)
それでは、ビヤヌエバとは一体どんな選手なのでしょう。
ビヤヌエバのプロフィール
ビヤヌエバは、1991年6月19日生まれで、来季は、28歳。
右投げ右打ちのメキシコ第二の都市グアダハラ出身の内野手。
公称サイズは、180cm 95kg
ビヤヌエバは、2008年レンジャーズと契約。
2012年、カブス傘下に移籍。
メキシカンリーグを経て2017年、パドレスに移籍。
2017年9月18日にメジャーデビューをする。
2018年シーズンは、三塁手94試合を中心に、110試合に出場。
351打数83安打
打率.236 20本塁打 46打点
104三振 23四球
OPS .750(長打率.450)
12失策(守備率.947)
メジャーの球場と日本の球場はグラウンドコンディションが異なるので、守備面でどの程度対応するか。
ビヤヌエバは、ハーフバウンドのところでも逆手でワンハンドキャッチ。
左足はスパイクの内側から着地し、ファーストベースにショートバンドで投げる。
守備率の割に、結構上手い。
メジャー通算
383打数 93安打
.245 24本塁打 53打点
来日段階での比較で言うと、シアーホルツより少し通算での実績が落ちるが、キャリアハイの数字(シアイーホルツ.251 21本 68打点)は大差なく、シアーホルツよりも旬の選手。
それでは、ビヤヌエバのバッティングを解析してみましょう。
ビヤヌエバのバッティング
ビヤヌエバは、投手が両腕を解いてレッグアップした右膝を落として右足のスパイクの内側を地面に向けて重心移動をし始めたときに、左膝をレッグアップし始めます。
日本人の打者よりも第一次始動(レッグアップの開始)は遅いですが、メジャーでは平均です。
投手が右足を着地し、トップを作ったときに、左膝のレッグアップがMaxになります。
左膝は、中村剛也、山川よりは上げますが、骨盤より下までしか上げませんので、第一次始動が遅くても第二次始動(トップを作ること)は、ボールの軌道に間に合います。
投手が最大外旋位のときに左膝を内入れ、左足の着地に入り始めます。
ヒッチの内、下げるを、レッグアップした右足を下し始め、着地位置の探りにの過程で行いますので、第二次始動はやや遅れます。
ソト、アルモンテ、中島宏之、浅村ほどではありませんが、丸、宮﨑、鈴木誠也と同程度、左肩、左肘(丸は右肩、右肘)が、内に入ります。
このとき、福留、野間、新井、堂林、アルモンテと同様に、ヘッドを投手方向だけでなくホームベースの方にも倒しているので、この動作が余分。
鈴木誠也のように右脇を空けて右肘を立てていないので、鈴木誠也よりも右肘の出が遅く、体軸の使い方が縦回転の投手の投げたインハイのボールに遅れます。
新井同様、体軸の使い方が縦横混合型の投手の投げるインコースのベルトより上のボールを打って併殺を量産します。
ステイバックの過程で左肩、左肘が内に入りますので、上体がベース上に覆いかぶります。
左肩の割れに右肘の出が遅れるので、低目の落ちる球に対し、三振を量産します。
しかし、前の画から引き続き、ソトやアルモンテ、浅村同様、頭が骨盤の中心に乗っていること、レッグアップが小さいこと、右足が拇指球体重であること、左足の探り、左足のステップ幅が小さいことから、右肘の出が右股関節の外旋に遅れません。
ステイバック(トップを作ったとき)の過程ではトップを入れ直すことはなく、トップの位置(グリップの位置)が右胸よりも後ろ、右足のライン上にあるので、トップは浅くもなく、深くもなくといったところです。
左肩、左肘が内に入っても、左肘が突っ張らない。
ヘッドも寝ていませんのでセンターから左にも打てます。
よって、体軸の使い方が横回転の投手の投げたインハイには対応できます。
インローは最もシュート回転が大きいので、ビヤヌエバは、ソト同様、ホームランボールであるインローは滅法強い。
ビヤヌエバから見たインローは、たとえ、フランスアであっても打つでしょう。
右足が拇指球体重でありながら、左足に重心が移る前段階では、三塁方向に後退する踵体重でもあるので、アウトローの落ちる球に対し、三振を量産します。
ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けます。
左足の重心をスパイクの外側に移していきますので、瞬発力がボールに乗らない投手が投げたインコールベルトより上のボールには対応できます。
ヘッドでボールを引っ掛けながらボールをカチ上げていきます。
また、右肘先行でヘッドを残して(俗にいうヘッドをしならせて)ボールを擦ってバックスピンをかけて角度をつけることもできます。
メジャーでは、基本となる体の使い方は、中距離打者だがホームランも打てる打者。
バットからボールがリリースされた瞬間に左足が突っ張っているので飛距離が出ます。
バットからボールがリリースされた後のフォロースルーのプロセスにおいても両肘が伸びないのでレフト方向のファウルゾーンに打球が切れません。
左肘が空いているので左肘を抜くのが早くなって右肘の出が遅れる得るので、瞬発力がボールに乗せて投げられる投手が投げたインハイを打つのが難しいかもしれません。
フォロースルーの過程で、踏み出した足の踵に重心を移す動作がボンズほど大きくはありませんが、ボンズ同様に、フィニッシュでヘッドが頭に着くぐらいフォロースルーが大きいので飛距離はボンズほどではありませんが出ます。
まとめ
ビヤヌエバは、実力としては、ソトやアルモンテと同等。
ネット上では、ロサリオと比較されるが、ロサリオとは全く違う。
ビヤヌエバは、日本では主に先発ローテ当落線上、中継ぎ投手から本数を稼ぐが、通年一軍のスタメンで駄続けたとして、野村、大瀬良クラスからも本塁打を、夫々年2本ぐらい打てるぐらいの打撃水準にはある。
只、日本の野球において、実力どおりの結果を出せるかはやってみなければわかりません。
マツダを始め、地面の硬い球場ではフォークが落ちる。
日本での成功のカギは、スプリット~フォーク系にどれだけヘッドが止まるか。
シーズントータルの成績は、原辰徳がどこまで使うかわかれないので推定が難しいが、ビヤヌエバは、野球のできるフィジカルであれば、13打席に1本塁打、3.8打席に1回の割合で三振し、30打席に1回の割合で併殺を打つでしょう。
本塁打の増加分打率が上がるので、日本では、.270~.280ぐらい打つでしょう。
対策としては、インローには絶対に投げない。
スウェイしないので真ん中の緩い球はフルスイングできる。
インハイの真っすぐで、踵体重にして左肘の抜を早めさせ、真ん中から外のコースの落ちる球を使うという攻めが基本線となるだろう。