Last Updated on 2019年5月10日 by wpmaster
試合のポイント
この試合のポイントの一つは、誠也の代役で出た下水流の先制ホームランじゃろな。
下水流は、ヒッチして上げる打法を自分のものにしたな。
左肩が開かなくなった。
よって、右肘の出が遅れない。
左足の探りのときに頭が前に出されてかかったが、後ろの骨盤の位置に戻してステイバックできている。
壁を作ってセンターバックスクリーンに打つ。
手首の強さ云々は関係ねえよ。
手首を返さねえからセンターに打球が飛ぶんだよ。
大瀬良は、左膝の開きやな。
打たれたホームラン2本共そう。
ビシエドに打たれた方は、右の股関節の外旋がない。
大瀬良は、6回途中で降板したが、右肩じゃねえかな。
表向きは、両ふくらはぎが攣ったことになっているが、事実上は、右肩が原因だろう。
アルモンテを打ち取ったときに、リリース直後に右肩が凹んだからな。
以前からこの右肩の凹みは1試合に数回、見れられ、大事を取って降板させたんじゃろうが、この試合に勝ったとしても喜べねえよな。
田中は、ステイバックのときに頭が前に出されながらも、振り下ろしのときに、左肩が下がってなかったよな。
しぶとく打ったよな。
更に、エルドレッドが3ラン。
ステイバックのときに頭が前に出されていたんじゃが、インサイドアウトで振り出し、ボールをこすってボールの下にバットをくぐらせて、両腕が三角形に伸びる。
これでダメ押し。
最後で代役四番の仕事をしたよな。
試合は、2005年以来の開幕三連勝。
でも、2005年は、巨人を1975年以来の最下位に突き落とすことができずに、カープが最下位じゃったんだよな。
けど、そのときとは、選手層の厚さと試合運びが違うけえ、関係ねえよ。
試合の詳細
1回から6回まで
大瀬良は、ワインドアップから2段モーションで、投げる。
右肘をつまみ上げたときに、エッジをかけた右足の踵が浮き、左肩、左膝がが開く。
右肘が伸びてインハイに138キロのフォークが外れるが、大島のヘッドが返り、空振り三振。
大瀬良は、16球目、打者アルモンテのとき、右肘をつまみ上げたときに左肩、左膝がが開き、右肩がやや凹んで、フォークがワンバウンドする。
大瀬良の頭は回転軸から外れている。
大瀬良は、右股関節の外旋なしでステップしている。
アルモンテは、ステイバックのときに頭が前に出されて空振り三振。
大瀬良は、初回は3者凡退。
1回裏
田中は、アウトハイ133キロスライダーを空振り三振。
菊池は、真ん中低目131キロスライダーを左前安打。
丸は、真ん中132キロスライダーを打って一直併殺。
2回表
ビシエドが、アウトローの131キロスライダーを打って捕邪飛。
福田がアウトロー138キロカットボールを空振り三振
高橋周平がインロー137キロフォークボールを右前安打
平田は、真ん中低目140キロカットボールを空振り三振。
広島は、2回裏
エルドレッドが、インロー115キロチェンジアップを打って遊ゴロ。
松山が真ん中低目140キロストレートを打って二ゴロ。
下水流が、笠原の投げた25球目のインハイ(下水流から見ればアウトハイ)の139キロ真っすぐをセンターバックスクリーンに本塁打し、先制する。
安部は、アウトロー131キロスライダーを空振り三振
広島1-1中日。
3回表
大瀬良は、38球目、松井雅人のところで、146キロ真っすぐが真ん中低目に外れる。
大瀬良は、右股関節を内旋してから投げているが、テイクバックのときに、これまでより右肩の位置が下がる。
リリースの直後、右肩が凹む。
次の球は、右股関節の外旋がなく、右肩が凹む。
150キロの真っすぐが真ん中低目に外れ、松井雅人に四球を与える。
笠原は、真ん中135キロフォークをバントで送る。
大島は、アウトコースのベルトの高さのフォーク136キロを打って遊安。
京田は、アウトローのフォーク136キロを空振り三振。
アルモンテは、アウトロー137キロのフォークを中飛。
4回表
大瀬良は、4回60球目、右足の踵に重心がかかり、上体が反る。
左膝を内に入れ「く」の字を作って、ヒップファーストでステップするが、その前に二塁方向に右股関節を外旋していない。
右肘が逆L字になったときに右足でエッジがかけられているが、左膝が割れる。
ビシエドは、アウトハイの130キロのスライダーをステイバックししてから、左足着地後は、左足踵に重心を移してレフトスタンド上段に持っていった。
広島1-1中日。
福田は、アウトロー141キロのカットボールを空振り三振。
高橋周平は、アウトローのカットボール141キロを空振り三振
平田は、74球目、大瀬良の投げた148キロ真ん中ストレートを右肘で掃ってレフトスタンドに本塁打。
大瀬良は、右股関節を外旋しているが、右肘をつまみ上げたときに右足を蹴り始め拇指球で立ち、右股関節が内旋し、左肩が、左膝が開いていた。
広島1-2中日
松井雅人は、インローの138キロのフォークを一ゴロ。
4回裏、丸が真ん中低目のカーブをヘッドを残してレフトに同点本塁打。
笠原は、左の股関節の内旋があり、ヒップファーストだが、テイクバックで左肩を大きく下げた分、左膝がタイトに曲がり、左肘をつまみ上げたときに、右肩が外旋し始める。右膝はややインステップしていた。
5回裏、下水流が、笠原のインコースベルトの高さの112キロのチェンジアップをレフト前に落とし、安部がバントで送る。
磯村が、笠原が投げたアウトコースベルト(磯村から見ればインコース)の高さの真っすぐ144キロをセンター前に打ち、一死一、三塁。
大瀬良がバントを成功すれば、一走、三走は、タッチプレーとなるが、バント失敗で二死一、三塁。
田中が、アウトロー135キロのカットボールを左越えの二塁打で、広島4-2中日。
6回表
大瀬良は、センター方向から見て、右腕を内旋する際、頭が隠れるくらい首を上下動させた方が右肩に負荷をかけずに、リブダウンできるのではないか。
大瀬良は、86球目、右足の踵に重心をかけて立ち、左膝を落として再度上げる二段モーションで、右股関節を外旋して、左膝を内に入れるが、「く」の字になったいたところで、左膝が緩く曲がる。
これは、脱力できているので問題はない。
テイクバックのときに、右肩は下がるが、オーバースローの場合、やや下がり過ぎぐらい。
左肩は、右肘をつまみ上げたときに辛うじて外旋を踏みとどまっているが、その前の右肘が逆L字になったときに、右踵が地面を離れ、左膝が割れている。
先ほどの右足の踵重心で上体が反っていたことが原因であろう。
大瀬良は、内旋後、三塁側に着地し、三塁側に重心が残り、左膝で作る壁が崩れている。
真ん中高めにボールが外れるが、アルモンテは、差されて右膝が伸びて左飛。
ここで大瀬良はトレーナーと協議して降板。
大瀬良は、5回1/3 86球 打者21人 4安打 2被本塁打 9奪三振 1四球 2失点(自責同じ)。
中田廉が登板
中田は、ビシエドに真ん中低目のフォーク137キロを遊安を打たれる。
中田は、右足の踵に重心を残して、「く」の字を作ってヒップファーストで投げるが、右肘をつまみ上げたときに、エッジをかけた右足の踵が浮き、左肩が開く。
しかし、福田をアウトハイ145キロの真っすぐで遊飛。
高橋周平にトップスピンをかけさせ、真ん中低目の真っすぐ系の球で一ゴロ。
中田廉は、2/3 6球 打者3人 1安打 無失点
7回から9回まで
7回は、今村が登板
今村は胸の張りを大きくして投げる。
平田は、アウトハイの真っすぐ144キロを打って三ゴロ。
安部は、右足を蹴り始めてインステップで、股関節を内旋させるのが早く一塁送球が左に逸れるエラー。
松井雅人、インコースベルトの高さ141キロを打って、中飛が深い。
打者走者は、二塁進塁。
二走が帰塁、丸が右半身(レフト側を向いて)で捕球してから三塁へスタート。
一死三塁。
藤井が、真ん中低目のシュート139キロを見逃し三振。
今村は、右股関節を外旋してからステップ、右足のスパイクの内側から着地に入る。
右肘をつまみ上げたときに左肩と左膝が開いて並進。
右足踵が離れるが、右股関節、腸腰筋の内旋は留保してシュートを投げた。
大島は、アウトコースベルトの高さの真っすぐを一ゴロ。
今村は、1回 14球 打者4人 無安打 1奪三振 無失点。
笠原は、6回 98球 打者26人 8安打 2被本塁打 3奪三振 2四球 4失点(自責同じ)。
7回裏に谷元が登板
メヒアは、アウトローのフォーク137キロを打って三塁内野安打。
トップが浅いまま、振り出し、始動が遅れているが、トップスピンのかかった打球に三塁手福田がバウンドを合わせられない。
田中は、ランナー先にスタートのケースで、インローのストレート137キロを打ってニゴロ。
一死二塁から、菊池が真ん中低目の139キロシュートを、トップが浅いがヘッドを立たせ、振り下ろしのときに右肩が下がったものの、三塁線を破る二塁打。
広島5-2中日。
丸のところで、インコースベルトの高さのフォークが外れ、谷元は、四球を与える。
エルドレッドは、アウトローのカットボール137キロをセンターに3ラン。
谷元は、右足踵に重心を残してヒップファーストでステップし、骨盤の上に上体が乗り骨盤も三塁側に滑っていないが、その過程で、右股関節の外旋がなく、左膝で弧を描き、右肘をつまみ上げたときに左肩、左肘が開く。
右股関節、腸腰筋が内旋していた。
谷元は、1回 25球 打者7人 3安打 1被本塁打 1四球 4失点(自責同じ)。
8回表、Jacksonが登板。
Jacksonは、京田にアウトコースベルトの高さの真っすぐが外れて、四球を与える。
アルモンテをインハイ(アルモンテ側から見るとアウトハイ)149キロ真っすぐで併殺に取るが、トップを作る過程で、右股関節が外旋して回転軸から頭が外れ右腕が伸びている。
Jacksonは、14球目、右股関節を内旋した後、右膝が内に入り、右肘をつまみ上げたときに左肩、左膝が開き、138キロチェンジアップが真ん中低目でワンバウンド。
14球目、右肘をつまみ上げたときに、右足を蹴り始めて拇指球で立ち、右股関節の内旋は抑止するが、左股関節が内旋し、左肩、左膝が割れる。
ビシエドは、アウトハイ151キロのストレートをヘッドを残してライトスタンドへ本塁打。
Jacksonは、1回 18球 打者4人 1安打 1被本塁打 1四球 1失点(自責同じ)。
鈴木博志は、初球、右踵に重心を残してヒップファーストでステップ、リブダウンも大きく、右足のターンを途中で止めながら、稼働させたスピードガンは、154キロを表示。
鈴木博志は、3球目右肩をつまみ上げたときに、両肩がM字になり、左肩、左肘が開く。
右肩が凹み、フォークがワンバウンドする。
鈴木博志は、左足を上げたとき、どちらか言うと拇指球に重心がかかる。
右股関節を外旋、「く」の字を作ってヒップファースト。
トップを作ったときにボールを持つ手を頭の方に向けているが、トップを作る過程で右足を蹴り始めていて、右股関節だけでなく、腸腰筋も内旋し始めている。
ボールを持つ手が頭の後ろに隠せていない。
左足は踵から着地し、胸の張りが大きいので、右腕のトップの位置は高い。
フィニッシュで重心が三塁側に残る。
しかし、安部は、インロー(安部から見ればアウトロー)の134キロカットボールを空振り三振
石原をインローの155キロのストレートで空振り三振
西川をインローのストレート(西川から見ればアウトロー)155キロで二ゴロ
球速表示は出ているが、カープ打線は、攻略の糸口は掴んだ。
鈴木博志は、1回 12球 打者3人 無安打 2奪三振 無四球 無失点。
9回表、九里が登板
九里は、右足踵に重心を残して右股関節の内旋もあるが、右肘をつまみ上げたときに両肩がM字になり、左肩が開き、左肘と並進しない。
重心が三塁側に残る。
高橋周平を真ん中高目124キロシュートで二ゴロ
次の平田もこの投げ方で、アウトコースのベルトの高さのカットボールで投ゴロ
胸の張りが幾分大きくなった。
右踵に重心がかかり、上体が反り、その後は、上記の投げ方で、スパイクの内側から着地に入る。
亀澤を真ん中低目のシュートで左飛。
広島8-3で試合終了。
九里は、1回 9球 打者3人 無安打 無四球 無失点。
勝利投手 大瀬良 1勝0敗
敗戦投手 笠原 0勝1敗
ホールド 中田廉 今村
対戦成績 広島3勝0敗