Last Updated on 2017年12月5日 by wpmaster
日本シリーズが決まったとはいえ、8－7というシーズン前半の弱い頃の面白くない試合内容でした。
初回、新井の安打で先制、鈴木がインローをレフト前に落とし2点目、エルドレッドが踵に体重がかかって顎が上がり上体がそっくり返りながら右方向へ本塁打で5点、岡田の三塁線の内野安打、田中の安打で初回6点、次の回代打を出され、公式戦1.65に抑えられていた今永を降板させます。
岡田は、攻撃が長すぎたことで肩が冷たこと、内野ゴロで一塁へ走ったこと、ろくに肩を温め直す間もなく、回跨ぎをしたので、5回4失点と差を詰められます。
序盤に大量点が入った試合は、差を詰められることはよくあること。これは、メンタルが原因ではありません。
縦のスライダーとカットボール（低目のフォーシームは伸びるが、初速と終速の差が小さいのはカットの方）で凌ぎ逆転は許しませんでした。
梶谷は、真ん中やや外寄りの低めの球を右手の指でしっかりグリップを握り、左腰をひねりながら、右手首を固め、左手の指に負担をかけず、ヘッドを立てないことで、振り切りライトスタンドへ本塁打。現状できる最大限のことをやるプロの仕事です。精神論云々の問題ではありません。
2回、新井が1塁ベース上を通過させるものの、岡田が目線を切ってしまいます。
弱いチームは、バント又は一ゴロ→投手がベースカバーに入る練習をさらっと流してしまします。
完璧に練習して下さい。
鈴木のエラーは、ステップを合せ損ない、右肩（脱臼は左肩だが、右も良くはないのかもしれないが、支障がないということで試合には出ている）、右肘が下がり、スライダー回転してバウンドいました。
一岡は、外の真っ直ぐを見送り四球。倉本は攻めにくいだろうが、シングル安打で出塁させて欲しかった。四球でもボール球から入って欲しいケース。カウント0－1から外寄りやや低目の見やすいゾーンに投げ、バックスピンをかけて戸柱が左中間へ飛ばします。
丸がダイビングして左中間を割られ、三塁打。赤松ならダイビングしなかったろうし（赤松に代えろということではない）、倉本が本塁に還られるのを阻止することは100%無理だが、ダイビングせずに、戸柱の三塁進塁は食い止めて欲しかった。
エリアンのセンター前についても、二、三塁にされるとオールタッチプレーになるので、二塁擬投→三塁送球をしてもらいたかった。
遊ゴロの間にもう一点で8－6。
今村もロペスに真ん中ゾーンよりボール1個分高いところに投げ、ロペスが左手首を固め、ヘッドを立てずに左手主導でレフトスタンド。それができるあそこに投げたら、ロペスは打ち損じてくれないよ。
8回、菊池が二塁ベース横を通過する打球を、真横から見て細かいステップで捕球し、ニゴロに仕留めます。
9回、中﨑は、手元でボールを動かしながら（シュートさせて減速させて）、バットの先が届くかどうかというところに制球し、このカードバットとボールの距離が取れていない筒香に真ん中のゾーンよりボール2個分高い、バットとボールの距離が保ちにくいところに投げ、三振に取ります。
広島、DeNAのバッテリーがシーズン中よりも研究したり、シーズン中より厳しく攻めたのではなく（シーズン中もこれぐらい厳しく攻められています）、鈴木も筒香もこのカードを通じて打撃を崩していました。
リリーフで登板した大谷がフォーシーム165キロ（スプリット151キロ）と評価され、球速が全てではありませんが、7－4と勝ち切り、日本シリーズの出場が決まりました。
広島の左打者は、それなりの対応は見せるでしょうが、広島の右打者は、大谷に手も足も出ないだろう。
新井もエルドレッドもスタメンを外れ、4番は松山か（エルドレッドが大谷から本塁打を打ったのは126キロのカーブで、144キロ未満の変化球は二度と投げてこないだろう）。
鈴木誠也との22歳対決が現実のものとなりましたが、
大谷の165キロインハイを打って
ファウルゾーンに落ちた折れたバットを打席が終わるまで係りの人に預かってもらい、
スマホでファウルで真っ二つに折られたバットをベンチで撮っとけや。
毎朝、練習前それを見とけや。
4打席4三振（空振り。縦のスライダー2、真ん中のコース低目のボールからボールの抜いたフォーク1、161キロ外高目ストレート1）が収められたようつべを
ベンチや移動中見てろや（スマホの電磁波で眠れなくなるから睡眠前はやめておけ）。
そして、秋季キャンプに励めや。
(注：精神論で言っているのではありません。漫然と見ていたら上手くなりません。スイングしてからでないとダメです。）
[追記]
大谷は、今オフメジャーのドラフト候補と同じ年齢、日ハム側も日本一を条件に大谷のメジャー挑戦（投手として）を容認するのではないでしょうか。
今回の日本シリーズは、日ハムが4勝1敗で勝つと思いますので、第一戦が”国内”で最初で最後の対決になると思います。
鈴木は、大谷がいなくなった後は、既にやっている山なりのティーを継続して、速球にも変化球にも対応して更に日本で数字を上げることです。引退まで広島にいるかわかりませんが、ソフトバンクや巨人には行かないと思います。大谷のメジャー行きとは関係なく、メジャーに行ったとして将来、イチローや松井秀喜ほどの率は、残しませんが、新庄、青木、中島よりは数字を残すと思います。