Last Updated on 2017年12月5日 by wpmaster
広島が3位のときも、CSを勝ち上がって巨人に勝って日本シリーズで勝ったとしても、その年一番強かったのは143試合を1位で通過した巨人とソフトバンクだと思っていたし、広島の選手が一番よくわかっている。それについて繰り返し書いてきた。
今年も、巨人やDeNAがCSで勝ち上がり、広島に勝って日本シリーズも勝って日本一になったとしても、キャッキャキャッキャッと喜ぶのは、最近野球を見始めた人たちだけだし、本当に野球が好きな、古くからの巨人ファンや大洋ホエールズ時代からのファンは、自分たちのチームが今年最も強かったとは思わないし、そのことは、巨人やDeNAの選手たちが一番よくわかっているのである。
2位、3位の故障を抱えてプレーしてきた選手やベテラン選手はとっとと休みたいだろう。
その年、その年のCSに負けたからといって、143試合を1位で通過したことが水泡に帰すわけがないだろう。
短期決戦は、そのときに状態の良い投手を酷使すれば最下位チームでも勝ち越すことができる。
そんなことで、選手を消耗させるなよ。
10試合に満たない試合数で勝ち越したからといって、リーグ優勝のチームは、その勝率を何十回転も反復させたんだぜ。
正直、俺は、CSなんて、2017年のオープン戦だと思っているし、日本シリーズもオールスター程度の価値しか与えていない。
短期決戦の各試合の勝敗、CSの勝敗に一喜一憂するつもりはない。
技術的なこと、CSにおける作戦ではなく、CSであることを度外視したその試合に限っての作戦面という野球そのものの面白さ、どちらがその試合に勝ったかCSに勝ったかの事実については書くが、勝敗に関する一喜一憂のコメントは書かない。
CSという制度について改革案を書いても問題は解消されないし、所詮は立法論だ。
経済的に力のないファンがCSの改廃について論じてもそれが基でCSの改廃が行われることはないだろう。
CSが存続することとなった装置の一つは、メディアを使って煽ってきた経済界に踊らされてCS前やCSの結果に狂喜乱舞して盛り上げてきたファンなのである。
[追記]
文中意見は、筆者の個人的見解であり、広島ファン全体のものではありません。