前田健太のいない2016年開幕メンバー28人は誰だ。

Last Updated on 2017年12月15日 by wpmaster

新年、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

年明け冒頭から

前田健太のドジャース入りが内定したということで

万が一、どこにも決まらずに残留ということは避けて欲しかったので

非常に喜ばしく思っています。

肩、肘、腰のメンテナンスに配慮して

ドジャースに在籍歴のある野茂、黒田の成績を上回り

メジャーに骨をうずめて

レジェンドを作って欲しいです。

前田のいない投手陣が既成事実となったわけで、

それを踏まえて投手陣の再編成を考えざるを得なくなりました。

別件ですが、本塁で捕球前に走者をブロックすることについて厳格に取り締まることとなりました。

ホームベースの内の一角を開けておかなければならないこと、捕球前のブロックは従前から禁止されていましたので

ブロックそのものが禁止されるのではないので追いタッチにならないところに投げ、ブロックするということで

ブロックの技術の巧拙、外野手又は中継に入った内野手の送球の制球が問われることになってきます。

まだ、キャンプ、オープン戦が始まってもいないのに

時期尚早との批判はあると思いますが、

ここで、開幕一軍28人をシミュレーションしてみたいと思います。

投手は先ず、シーズン通して12~13名登録して欲しい。

開幕3連戦においては、4戦目以降の投手を二軍で調整させて置くことができるので

中継ぎ、抑えの層を厚くして戦うことができる。

以下、各ポジション毎に人選をシミュレートしてみたいと思います。

 

1.投手13名

先発 K.ジョンスン、九里、黒田

中継ぎ、岡田、藪田、J.ジャクスン、戸田、一岡、今村、永川、今井

ワンポイント 久本

抑え 中﨑

 

2.捕手 3名

會澤、石原、白濱

 

3.内野7名

エルドレッド、新井、菊池、ルナ、田中、小窪、堂林、

 

4. 外野5名

鈴木、野間、丸、松山、赤松

 

開幕投手は、昨年防御率1位で、前田に次ぐ14勝を挙げたジョンスン。

2戦目が九里

3戦目が勝ち越しを賭けて黒田。

捕手は、レギュラー會澤ですが、

キャッチング、ブロッキング、ブロックの技術の高さ(伊東勤曰く12球団ナンバーワン)から

一軍メンバーとして石原の存在は必要。

かつては、2球目、3球目の入り方がワンパターンであるところを

同業者である阿部に狙い打たれた石原ですが

それも改善されてきました。

捕手の3人目は、西川はプロの一軍で一試合も出ていないこと

一軍での実績が首の皮一枚分磯村よりもある白濱。

内野控えは、三塁、遊撃、二塁と守れる小窪、

安部よりも実績がある守備範囲の広い堂林

案外知られていませんが、ルナのメジャー時代の本職は二塁です。

故障歴のあるルナが幅広い守備範囲が広さが要求される二塁のバックアップに

回るということは現実にはないでしょうが。

開幕3連戦が終了すると

先発要員として

福井、大瀬良、野村が一軍に上がり、

敗戦処理は通年必要なので、

一軍の結果ではなく、一岡と役割が被る

今村、戸田が僅差のビハインドの場面をも担当するから永川、一人一イニングという考え方に立てば、

久本が二軍で待機、調整になると思う。

 

藪田やジャクスンは曲がりなりにもプロの一軍、メジャーの試合で投球している。

岡田は、プロで1球も投げていない。

西武の大石のように全く結果を残せないこともないわけではない。

そうなると、シーズン中、薮田にセットアッパーの役割に回し

二軍から今村、江草、横山、中村、佐藤、飯田の中から1名昇格させなければならない。

先発から抑えは調整法が全く異なるので、先発からの配置換えは避けなければならない。

藪田は最初からリリーフ調整をさせる必要があると思う。

シーズン中、エルドレッドが離脱した場合には、岩本が一軍に昇格する。

ルナが一塁を守れることから、

岩本又は新井に代えて、代打要員として梵又は廣瀬の昇格もあり得る。

小窪の成績次第では、小窪に代えて安部の昇格もあり得る。

松山の先発出場が続けば、レアケースであるが、赤松か野間の何れかに代えて天谷の昇格もあり得る。

エルドレッドの離脱と重なれば、プライディの昇格も考えられる。

1991年は、前田、江藤、野村を育てながら優勝しました。

鈴木には、前田や江藤のような途を歩ませることが必要。

北別府が投げている試合で

川相(この打席までは北別府と33打席対戦して

1本もヒットを打ったことがありませんでした。

その後もヒットがなく、確か、これが北別府から打った唯一のヒットだと思います。

因みに江藤も、広島の左打者を苦手にし広島戦18勝17敗の斎藤雅樹に47打数1安打。)のセンターフライを後逸して

次の打席も得点圏で凡退した前田のような経験も沢山すると思います。

2016年は、優勝は無理ですが、育成しながらAクラスに入って欲しいと思います。

[追記]

中田は、じっくりリハビリに専念して中継ぎ陣に疲れが出てきたところで戻ってきてくれればと思いますが、岡田や薮田がリリーフとしてハマれば、じっくりと技巧派への転向を試みつつ先発を視野に入れてもよいのではないかとも最近思うこともあります。

梵も、堂林が守備範囲が広いこと、新井、小窪を入れた段階で代打要員(内野控えも兼ねますが)が2人、代打要員で3枠使うのであれば、投手を1枚でも多く入れておきたいのもあるので開幕28人から漏れましたが、新井に疲れが見えてきたころ、代打として必要とされる時期が来ると思います。

藪田は回跨ぎする先発よりは、毎日ブルペンで少しずつ投げる方が力が肩のことを踏まえても力を発揮できるのではと思います。今村や一岡が故障前の状態に戻ることはほぼ100%なく技巧派に転向せざるを得ないと見られるだけに、セットアッパーは難しく、是非とも藪田はリリーフの一員として入れておきたいところです。

捕手は白濱は突出したものがあるわけではないので、シーズン中、磯村、船越との入れ替えは頻繁にあると思います。

美間はルナが加入したことで、堂林が控えに回り、そのあおりを受けることにより、なかなか出番が回ってくるのは難しいかと思います。

外野控えは、守備走塁のスペシャリストとして赤松が外せないことと、ある程度計算できる松山がいて、2軍には天谷、プライディ、代打として廣瀬と控えているので一軍争いの中に下水流が入ってくるのは、かなり困難だと思われます。下水流の場合、大学、社会人を経てプロ入りして3年間で4安打しか打っていないので、今年結果が出なければ、自由契約が濃厚なので(昨年9月の一軍昇格は、優勝がないであろうと踏まえ、契約続行の見極めということだったのかと思います)、何とか外野の一軍争いに割って入らないとヤバいでしょう。