来日3年目で首位打者を獲得したビシエドのバッティング#66

筆者は、小学校の低学年の頃、後ろに反るまで背筋を伸ばして立つ父親の癖を物真似。

母親は大爆笑。

筆者は父親にモップで鳩尾を突かれた。

素人の場合、私のように175以上あれば、自分よりデカい奴を前にしてもコンプを感じることはない。

鈴木誠也は、坂倉、上林と共に内川と自主トレ。

誠也は、取材で訪れた寺川綾とほぼ同じ身長。

両者とも背筋を伸ばすことなく、立ち位置を変えたり画を加工修正することなく脱力して会話して自分を大きく見せることをしない。

鈴木は実測は176前後しかないだろう。

プロ野球選手としては最適なサイズではないか。

柳田でも実際にはあっても183ぐらいだろう。

それ以上あったら速く走れない。

188もあったら女性客に怖がられるから飲食のバイトに採用されない。

芸能人はwikiの身長と10センチ前後違うので5センチなんてカワイイものだ。

いわゆるイケメン俳優やアイドルのオッサンがwikiの身長のとおりだと反論する奴がいるが、そりゃ、150センチ台や160センチ台の奴から見ればwikiの身長のとおりに見えるだろうよ。

それとも、自分がチビであることがバレちゃうからwikiのとおりということにしてあげてるのかな?

実測170cmの奴は、俺の耳の高さぐらいで、遠目で見ると小柄だよ。

アスリートでない自称170cmの奴なんて遠くで見ても近くで見ても女の子みたいに小さい。

低身長あるあるとかで自称170cmの男は168センチってのがあるけど、そんなにないよ。

素人だって6cm前後サバを読んでるよ。

自称170cmの芸能人なんて160あるかも怪しい。

肩幅は肩甲骨を伸縮させるピッチングで骨格をデカくすることはできるが、三角筋を鍛えて大きくすることには限界があるので、肩幅の骨格がチビがウェイトをやりすぎると滑稽になる。

筆者もウェイトをやらずに骨格を広くして広い肩幅を作り上げた。

鈴木は、肩幅の骨格がしっかりとしているので、バランス良い恵体を作り上げた。

鈴木は、イチローや松井稼頭央より高く、メジャーのアスリートに体格が劣るものではないのだから、体の大きさを言い訳にあうることはできないだろう。

ミートポイントを後ろにして逆方向に打てば空振りが減って内川の.378を超えることができるだろうし、本塁打数も伸びるだろう。

しかし、今のままの引っ張り専門の打撃で.320 40本を打てばいい。

そしてポスティングでメジャーに行け。

広島で引退するな。NPBで引退するな。

“選手が権利を行使して文句を言われたら、俺だったら、立ちションしまくっちゃう”

それでええ。

ファンに媚びるな。

今のままのパーソナリティで50,60と歳を取れ。

さて、今回は、カープの投手陣が本塁打を数多く打たれていないせいかそれほど打たれた記憶がないが、実際には相当打たれた選手、中日のビシエド。
右投げ右打ち
生年月日 1989年3月10日
公称サイズは、185cm 108kg
メジャーでは、左翼手、中日では、一塁手を務める。
来日してから一シーズントータルで出場し続けたシーズンがなく、一シーズンフルで出た場合、どれほどの数字を残すか見てみたい選手ではあった。

首位打者を獲得した強打者とはいえ、同じプロとしてチームトータルで一選手に4割以上打たれるのは恥ずかしい。

特に、カープのローテーション投手は、総じてビシエドに打たれている。

ビシエドに4割打たれたことも中日戦負け越しの一つの原因であったと見て間違いはないだろう。

今季の成績

ビシエドは、2012年、ホワイトソックスのレフトのレギュラーとして147試合に出場し、.255 25本塁打、78打点を記録し、メジャー5年間で.254 66本塁打 211打点の実績を残した選手でもある。

2015年12月1日、中日ドラゴンズとの契約が内定。

2016年、新外国人選手として史上初の開幕から3試合連続本塁打。

新外国人選手として史上初の開幕月に月間MVPを受賞。

2017年米国市民権申請手続きにより帰国、8月14日のヤクルト戦で右腕に死球を受け、尺骨骨折により残りの試合を欠場。

2018年は、8月に月間47安打のプロ野球新記録を樹立し、首位打者、最多安打のタトルを獲得。

一塁手部門のベストナインも受賞した。

動作解析

ビシエドは、若干オープンスタンス、ほぼスクエアスタンスでヘッドをやや寝かせて構える。

予備動作は、コックを使って波動を作る。

ビシエドは、投手がテイクバックをして左足くるぶしを本塁側に向けたときに左膝をレッグアップし始める。

それと共にグリップの位置を下げる(ヒッチ1)。

すり足に近いレッグアップなので始動(レッグアップ)は、骨盤辺りまでレッグアップする打者に比べると若干遅い。

投手が右肘をつまみ上げていく過程で、ビシエドは、左内転筋を絞り左膝を内に入れ、右股関節を内旋。

手首の位置を上げていく。

左膝を内に入れて反動をつけるヒップファーストなので左肩が内に入るのを抑止できる。

ビシエドは、トップ頭の方に深く入る。

ヘッドが立つ。

左肩関節は下がるが、左腕上腕部(三角筋)が隆起してボールの軌道をさえぎる

右脇が空くので、右肘を右股関節の外旋より先行してスイングできるが、右肘が跳ね上がっているので瞬発力がやや逃げる。

ビシエドは、左膝を運ぶとき、右足スパイク内、エッヂをかけるて右足を運ぶ。

ビシエドは、振り下ろす直前に左肩が上がる。

振り下ろす直前にヘッドが寝るので、ややレベルスイングに近付く。

只、骨盤の後ろに頭が乗り、やや後ろ体重になるので、ミートポイントまではレベルに近いダウンスイングで、ミート後にボールをカチ上げるスイングの軌道を作る。

インサイドアウトの軌道により、俗に言うヘッドがしなりができ、 ヘッドをボールの外側を外側に入れる。

ややインステップするが、右足の拇指球で地面を蹴って左足に重心を移し、左足を軸に両股関節を外旋。

左足スパイクの外側に重心を移し、骨盤を三塁側にずらし、バナナカーブができる。

レベルスイングに近いヘッドの軌道の分、打球にスライス回転がかかる。

フォロースルーの過程で左足踵に重心を移す

フォロースルーの過程で両肘が伸びないのでファウルゾーンに打球が切れない。

まとめ

後ろ体重且つミートポイントが後ろで、若干レベルスイングに近いので、ストレート、カット、ツーシーム系の空振りが少なく、ストライクゾーンの真ん中高目、アウトハイ、インハイにも対応できる。

ミートする直前までは、レベルに近いダウンスイングだが、ミートしてからはカチ上げて打つので本塁打も量産できる。

しかし、振り下ろす瞬間に右肩が下がるので、インハイのボールゾーンの球には差される。

ビシエドは初球から振っていくので、タイニングを把握するのが早い。

一振りで捕らえる技術もある。

イニング別は、先発投手のフィジカルが損耗が蓄積していない初回の打率も悪くないが、先発投手のフィジカルが損耗してくる第2、3打席につれて打率が良くなる。
瞬発力の乗ったボールを投げるセットアップが登板してくる8回の三振が多い。

ブルペンスタッフはパワー系ばかりなので変則派技巧派も使ってみたとすると餌食になるだろう。

また、振り下ろす直前に左肩がボールの軌道を遮るので、他の打者ほど弱点ではないが、真ん中低目、アウトロー落ちる球を振る。

左膝を内入れしてその反動で打つ分、左肩が内入りしてスウェイしないので真ん中の緩い変化球もフルスイングできる。

左膝が内入りしても左右の股関節を外旋して左膝がクローズドしないので、ホームランコースであるインローの打率も高い。

穴の少ない打者で、特別低い打率の球種もない。

ホームランさえ打たれな変えれば、シングルヒットは止む無しという打者である。

攻め方としては。インハイのストレートでファウルを打たせ、真ん中低目、~アウトローの落ちる球というのが基本となるだろう。

各種指標

コース別成績

右投手

左投手

コース別成績

打球方向

カウント別成績

イニング別成績

ケース別成績

得点圏成績

対戦成績

追加更新情報

(2022)

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