[隙を突く野球]走者が立ち上がる際にタッグしたオスナのタッグプレーの一部始終を解説します。

Last Updated on 2022年6月13日 by wpmaster

ホセグレゴリオオスナ(José Gregorio Osuna)がメジャー仕込みのタッグプレーで一塁走者をアウトにした。
交流戦ヤクルト対ソフトバンク3回戦(PayPayドーム、2022年6月12日)、3回裏、スコアは、0-0、先頭の松田宣浩が左投手の髙橋奎二が投じた28球目を中前安打する。
無死一塁、次の打者は甲斐はバントの構えをする。

髙橋奎二の一塁牽制

髙橋は、甲斐に初球を投じる前、左足のスパイクの内側、右足のスパイクの外側でエッジをかけ、オープンスタンスでセットアップする。ボールは左手中指の付け根で握る。右股関節は外旋している。頸反射はしていない。左足のスパイクの外側は、プレートの一塁側に沿わせる。捕手中村悠平は、右足小指球にウェイトをかけ、背骨の上部を右肩の方に傾ける。しかし、首は、頸反射している。中村悠平は、左足のスパイクの内側にウェイトを移す。左手首を底屈し、グラブを立てて構える。髙橋は、頸反射する。髙橋は、右足拇指球で地面を荷重し、右股関節、右膝を屈曲する。右足首は底屈している。頸反射している。左足は外踝から踵寄りにウェイトが移る。髙橋は、右腕前腕部を回外、左肘前腕部を回外し、左手親指をしならせる。右足つま先を一塁ベースに向ける。頸反射はしていない。左足のスパイクの外側をプレートから外さずに、ボールを左手親指基節骨で叩き、スタンダードWで左肘をつまみ上げる。右腕前腕部を回外する。右足首は底屈している。頸反射している。右足はスパイクの内側から入射する。左肘のアクセレーション後に右股関節が外旋し、右足スパイクの外側にウェイトが移る。頸反射している。髙橋は、ホームベースに投球するとき、最大外旋位は、90°左肘側副靭帯の前束をレイバックする(左腕前腕部と地面が水平になる)。リリース直前の右膝の屈曲は、135°よりも深いが、今回、一塁ベースに向けてリリースする直前の右膝の屈曲は165°と浅く、立投げに近い。しかし、右股関節が戻せていない。リリースの瞬間の左肘の高さ、背骨と左腕の交わる角度は、スリークォーターである。左股関節を内旋すると、左股関節は伸展する。左膝は緩く屈曲している。


髙橋の牽制を投じる動作は、下手ではないが、A球ライセンスを取得できるという価値を付けることができるというほどではない。

松田宣浩の帰塁、オスナのタッグプレイ

松田は、右足をアンツーカーの外に出し、松田は、両膝を折り、左足は、アンツーカーの内側に納める。右足は、スパイクの内側で、左足はスパイクの外側でエッジをかける。頸反射はしていない。右肘が左肩の方に入る。左肘を肘をヒッチすると左膝が外側に開くまでフロントステップする)。左足拇指球にウェイトが移る。左肩が地面に被さる。左肩を開く。松田は、右手小指を立てていく。右足拇指球寄りにウェイトが移る。右手小指が立たない。右手小指の内旋運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。右手親指がしならない。右手親指の加速距離が短くなる。右肘からヘッドスライディングする。一塁手オスナは、右足を回転軸に、グラブを持つ手の小指で牽制球を叩く。右手親指基節骨でボールを叩く間に、松田は、右股関節を内旋、右足拇指球で地面を蹴り、左足拇指球から入射する。左手小指側から入射し、左手親指で地面を荷重する。右手小指の中節骨の外側で一塁ベースの中堅寄りのコーナーをタッチする。右足親指基節骨で地面を荷重する。左足拇指球で地面を蹴る。オスナの首が一塁ベース方向に入る。オスナの右足スパイクの外側のラインは、一塁ベースの内側、最もマウンド寄りのコーナーから離れている。オスナは、左腕前腕部を回外、右手親指基節骨でボールを叩き、右肘をインバートWでつまみ上げる。首を一二塁を結ぶラインの方に戻していく。頸反射はしていない。オスナは、右手小指を立て、左肘をヒッチする。右股関節が戻る。オスナは、右手小指の第二関節を内旋する。左手親指基節骨でボールを叩く。左股関節が内旋、左足内転筋が内転する。右足は、スパイクの外側から入射する。頸反射はしていない。松田が右手小指の指紋が刻まれた部分で一塁ベースの角を内側に擦って右手の掌を一塁ベースから浮き上がらせる。オスナは、左手中指の第二関節を内旋し、頸反射する。オスナは、左手首の橈側で上から松田の右腕上腕部の裏側のローテカフにタッグする。松田の右股関節は内旋し、左股関節がフロントステップしている(内旋)している。左膝は屈曲している。松田は、右足拇指球で地面を蹴り、左足の内踝から入射する。松田の左足のスパイクの内側は一塁ベースの中堅寄りのコーナーから離れている(=未だ付いていない)。オスナは、左手親指基節骨で松田の右腕上腕部のローテカフを叩く。松田は、左足のスパイクの内踝の踵寄りで一塁ベースの中堅寄りのコーナーを蹴る。松田は、右足スパイクの内側で一塁ベースの内側のマウンド寄りのコーナーを蹴る。左足のスパイクの内側から入射する。左足のスパイクの外側が着地する。一塁審判は、セーフであると評価する。オスナが高津にリクエストを要求する。高津が主審にリクエストを申告する。主審は、タッグアウトと評価した。

総論

松田は、進塁におけるトップを作れなかった。帰塁におけるトップを作ることができなかった。打者は、ヒットを打って仕事が終わりではありません。オスナは、左手小指を一塁ベースのコーナーに向ける過程で、首が背骨の方に入らなかったことで、右腕上腕部の内旋にブレーキをかけた。左手小指第二関節の内旋運動の回転半径が短くなり、加速距離が長くなった。一塁手の仕事は、打つだけで差し支えないというわけではありません。

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